お答えします 「検察事務官」について

お答えします


Q:検察事務官の仕事を教えてください。

:検察庁には,検察官と検察事務官などが働いています。

検察事務官は,検察官を補佐し,又はその指揮を受けて犯罪の捜査などを行っています。


Q:具体的にはどのような仕事ですか?

:検察庁には,捜査公判部門・検務部門・事務局部門の3つの部門があります。それぞれの部門における検察事務官の仕事を紹介します。

○捜査公判部門: 窃盗・強盗・殺人を始め,脱税・贈収賄事件など,あらゆる刑事事件の捜査を行い,また,起訴された事件については,裁判の準備などを行います。

〜検察事務官が捜査においてできること〜

  • ・被疑者の取調べを行うこと
  • ・逮捕状による逮捕を行うこと
  • ・差押え,捜索,検証又は身体検査の令状の請求とその執行を行うこと
  • ・検察官の命による検視を行うこと              など

○検務部門  : 警察などから送られてくる刑事事件の受理手続や,裁判の結果,確定した懲役刑などの執行手続や,罰金の徴収などを行います。

○事務局部門 : 総務・会計などの仕事を行います。


Q:どうやったら検察事務官になれるの?

:検察事務官になるためには,国家公務員試験のU種試験又はV種試験に合格し,検察庁の採用面接を受けて採用されることが必要です。


Q:検察庁のことについて,もっと詳しく知りたいのですが?

:検察庁では,検察の意義や役割について,検察庁職員ができるだけ具体的に分かりやすく説明を行う,ふれあい広報を実施しています。ご希望される方は,最寄りの検察庁にお問い合わせいただくほか,検察庁のホームページ(http://www.kensatsu.go.jp/)をご覧ください。



記者が行く! 〜秘書課広報室編〜

今号から新規コーナー『記者が行く!』がスタートしました。記者は私,毎日を一生懸命に過ごしている法務省本省配属1年目の新人女性です。このコーナーでは,私が法務省の職場に行き,実際に働いている方々から業務内容などのお話を聞き,紹介していきます!!

さて,記念すべき第1回は,大臣官房秘書課広報室です。それでは,広報室の担当者にいろいろお聞きしてみましょう。


記者:早速ですが,大臣官房秘書課広報室ではどんなお仕事をされているのでしょうか。

担当者:大まかに説明すると,広報室では法務省からの情報発信,国民からの様々な意見の受付,報道機関との窓口と,大きく3つに分かれていて,そのほか法務省全体の防災に関する業務も行っています。

記者:情報発信って,どういったものがあるのでしょう。

担当者:この広報誌「あかれんが」の作成を行ったり,法務省ホームページの運用による情報発信,また,8月に実施される子ども霞が関見学デーなどのイベントも行っています。この見学デーの詳細はホームページに掲載していますので,ご覧になってぜひ見学に来てください。

記者:さすが担当者!宣伝上手ですね…次に,国民からの様々な意見を受け付ける業務について教えてください。

担当者:国民の皆様からの法務省へのご意見・ご要望を,電話や法務省ホームページ等により確認し,対応するようにしています。また,この担当係においては,法務省の防災について取り仕切っていて,定期的に防災訓練を行ったりしています。

記者:防災訓練ってすごいですね…誌面の関係もあるので,次に,報道機関との窓口業務について教えてください。

担当者:法務省の取り組みなどを報道機関へ発表したり,報道機関からの問い合わせや法務大臣の記者会見などの対応をしています。

記者:なるほど。広報に,防災に大臣記者会見にと本当に幅広いのですね…職場の雰囲気ってどうですか。

担当者:広報という業務もあってか,職場はとにかく明るく,個性的な方も多いですね。

記者:最後に,担当者さんにおいて,やりがいを感じる時を教えてください。

担当者:広く,わかり易い広報をモットーにしていますので,毎日更新されるホームページの掲載や,報道機関との対応は日々やりがいを感じます。ただ,これらの業務はこちらからの一方通行になりがちなので,国民の皆様の率直なご意見を聞いたり,見学対応等で子ども達とふれあいながら,皆様のニーズに応えられるようにしていきたいです。お子様からお年寄りまで,法務省についてより興味を持っていただけるようこれからもがんばっていきたいと思います。

記者:本日はありがとうございました。


次回をお楽しみに!