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お答えします
~自動化ゲートについて~
©2014 Disney
- Q1:
- 自動化ゲートとは何ですか?
- A1:
- 自動化ゲートは,パスポートと指紋を照らし合わせることで本人であることを確認し,自動的に出入国の手続を行うことができるシステムです。使い方はディスプレイの表示にそって簡単な操作をするだけです。自動化ゲートを使うための登録は,海外に行くその当日に空港ですぐできます。
- 自動化ゲートは,成田空港・羽田空港・中部空港・関西空港に設置されています。
- Q2:
- 自動化ゲートを使うための登録はどのようにすればよいですか?
- A2:
- 登録するところにある申請書に記入していただき,パスポート(外国籍の方は在留カード等も必要です。)と一緒に担当の職員にお渡しください。
- 自動化ゲートが設置されている空港のほか,東京入国管理局・名古屋入国管理局・大阪入国管理局でも登録をすることができます。
- 登録の受付場所や時間についてもっと詳しく知りたい方は,法務省ウェブサイトをご覧ください。
記者が行く!
~「刑務所」と「拘置所」の違いについて~
本年も法務省の注目の施策から身近な疑問まで元気に取材していきますので,昨年同様,御愛読よろしくお願いいたします。
さて,今回のテーマは矯正施設です。法務省はさまざまな矯正施設を運営していますが,意外と知られていないのが,「刑務所」と「拘置所」の違い。皆さんは説明できますか?
ということで,この2つの矯正施設の違いを担当の職員の方に聞いてきました。
- 記者 :
-
府中刑務所 - 担当者:
- まずは刑務所から説明しますね。刑務所とは,裁判で懲役刑などの判決を受け,自由刑が確定した受刑者を収容している施設で,受刑者の改善更生・社会復帰のための処遇を行っています。
- 記者 :
- 刑務所については,皆さんもよく御存知だと思います。それでは,拘置所とはどんな施設ですか。
- 担当者:
東京拘置所
- 記者 :
- では,刑が確定していない被告人などは,どうして拘置所に収容される必要があるのですか。
- 担当者:
- 被疑者や被告人は,逃走や証拠いん滅の防止などを目的として拘置所に収容されます。この手続きを「勾留」といいます。
- 記者 :
- なるほど。裁判を円滑に進める上での必要な措置ということですね。本日はありがとうございました。
※1) 被疑者とは,ある犯罪をしたと疑われ,捜査機関によって捜査の対象とされている人のこと。
2) 被告人とは,ある犯罪をしたと疑われ,検察官により公訴を提起(起訴)された人のこと。