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記者が行く!
~法務省見学を取材しました~

法務省正門の様子

法務省正門

みなさんこんにちは。法務省見学を取材するため,法務省赤れんが棟へやって来ました。

とてもセキュリティが厳しいように見えますが,一般の見学も受け付けてくれるとのこと。さっそく入ってみましょう。

記者 :
こんにちは。見学の取材をさせていただきます。よろしくお願いします。
担当者:
こんにちは。本日ご案内させていただく,広報担当のたけしです。
記者 :
見学ではこの建物に入れるんですか。
担当者:
もちろん入れますよ。まずは法務史料展示室へご案内します。ここは,どなたでも見学できますよ。
法務史料展示室の様子

法務史料展示室

記者 :
おおっ!なんだか明治時代にタイムスリップしたみたいですね。ここには何が展示されているんですか。
担当者:
明治時代の司法制度ができるまでの史料や,当時の裁判官の法服,赤れんが棟の建築に関する記録などが展示されています。
また,メッセージギャラリーというコーナーでは,裁判員制度に関する理解を深めてもらうための展示を行っています。クイズコーナーがあったりアニメ上映もしていて,お子さんにも人気です。
記者 :
楽しく学ぶことは大事ですね。他にも見学できるところはあるんですか。
担当者:
学校の活動の一環であることが条件ですが,修学旅行生などには,展示室見学のほかに,法務省の仕事について説明をしています。その際には,法務大臣の記者会見室なども見学できますよー。
記者会見室での業務説明ーの様子

記者会見室での業務説明

記者 :
法務大臣の記者会見室に入るなんて貴重な体験ですね。
担当者:
会見席で法務大臣になりきって記念写真を撮る学生さんもいるんですよ。
記者 :
その中から将来の法務大臣が出るかもしれませんね。でもー,法務省って堅いイメージがあるので,仕事の説明ってなんだか退屈そう…。
担当者:
そんなことはありません!担当者が,学年に応じて写真やパンフレットを用いて分かりやすく説明します。
また,できるだけ生徒さんの興味関心にこたえられるように,事前の申し込みのときにも質問を受け付けています。たとえば,ドラマに出てくるような検事は本当にいるのか,刑務所の中の人はどんなものを食べているのかなどについても答えてくれますよー。
そうした疑問をきっかけに,もっと法務省の仕事に興味を持ってもらえるとうれしいです。
記者 :
学習活動だけでしか,学生の見学は受け付けていないんですか。
担当者:
いえ,夏休み期間に,「子ども霞が関見学デー」という法務省のことがよく分かるイベントをやっています。昨年は,人権擁護委員の先生とお笑い芸人「デニス」さんによる人権教室や少年鑑別所でやっている性格検査などを実施しました。
もう一つ,今年は10月1日に,「法の日フェスタ」というイベントがあります。これは,10月1日の「法の日」を記念した,法を身近に感じてもらえるイベントですが,昨年は,裁判官,検事,弁護士による「プロと一緒に模擬裁判」や「少年院の教育プログラム体験」などを実施しました。こちらには,高橋みなみさん(AKB48)も応援にかけつけてくれたんですよ。
どちらのイベントも,1人からでも気軽に参加できますし,体験型のイベントも数多くご用意していますので,気軽にお立ち寄りください。
人権教室(子ども霞が関見学デー)の様子

人権教室(子ども霞が関見学デー)

模擬裁判の様子(法の日フェスタ)の様子

模擬裁判の様子(法の日フェスタ)

いまどきの若者論」というテーマのトークイベントの様子

応援にかけつけてくれた高橋みなみさん(写真左から2番目)
「いまどきの若者考」というテーマでトークイベントを開催しました。
(法の日フェスタ)

記者 :
今年はどんなイベントがあるのか,今から楽しみです。本日はありがとうございました。