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《特集記事》
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- シンポジウム『法整備支援へのいざない』を開催しました
- 全国一斉「高齢者・障害者の人権あんしん相談」強化週間を実施します!
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法務省の人権擁護機関では,人権に関する相談を受け付けています。その活動の一つとして,全国共通人権相談ダイヤル「みんなの人権110番」
(ナビダイヤル0570-
様々な人権問題がある中で,高齢者や障害者に対する暴行・虐待や差別などの事案は,依然として数多く発生しています。そこで,例年9月初旬に,高齢者・障害者をめぐる人権問題の解決を図るための相談活動の強化を目的として,通常よりも相談受付時間を延長する,全国一斉「高齢者・障害者の人権あんしん相談」強化週間を実施しています。平成29年の全国一斉「高齢者・障害者の人権あんしん相談」強化週間は,9月4日(月)から10日(日)までです。期間中の平日は,通常時よりも受付時間を延長し,午前8時30分から午後7時まで相談を受け付けるとともに,土曜・日曜も,午前10時から午後5時まで相談を受け付けます。
高齢や障害を理由に差別を受けた,虐待を受けている等,一人で悩んでいませんか。あるいは,高齢者・障害者だけでなく,皆さんのまわりに困っている人はいませんか。そのような時は,一人で悩まず,お気軽に「みんなの人権110番」に相談してください。また,インターネットによる人権相談も受け付けています。詳しくは「インターネット人権相談」で検索してみてください。
① 高齢者への虐待に関する相談
高齢の女性から,夫から日常的に蹴られるなどの暴力を振るわれていると,法務局へ電話で相談がされました。
法務局は女性に対し,一時避難先として配偶者暴力相談支援センター(以下,「センター」という。)を案内するとともに,即日,センターに情報提供を行い,後日,女性はセンターに一時保護されました。その後,女性は自らの意思で自宅に戻りましたが,法務局はセンターと連携して女性の見守りを継続することとしました。
② 精神障害者に対する差別に関する相談
精神障害を持つ人から,スポーツクラブに入会申込をしたところ,障害を理由に入会を拒否されたとして法務局へ相談がされました。
法務局が調査をしたところ,当該スポーツクラブでは精神障害がある人については受入れ体制が整っていないことなどから,一律に入会を拒否しているということがわかりました。
そこで法務局は,精神障害を理由に一律に入会拒否することについての人権上の問題を指摘し,再考を促した結果,スポーツクラブ側が方針を改め,個別の事情を考慮して入会の可否を判断するという取扱いに変更がされました。
法務省「みんなの人権110番」
ナビダイヤル 0570-