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お答えします
~法務総合研究所から~

Q1:
法務総合研究所研究部はどのような業務を行っていますか。
A1:

法務省浦安総合センター(千葉県浦安市)において,犯罪の防止・抑制に有用な施策の立案や法務省の業務に役立つための研究を行い,その成果を「犯罪白書」や,「研究部報告」として取りまとめて公表しています。

法務省浦安総合センターの外観

法務省浦安総合センターの外観

法務総合研究所研究部の内観

法務総合研究所研究部の内観

Q2:
犯罪白書について教えてください。
A2:

昭和35年から,刑事政策の基礎資料として発刊されているもので,毎年の犯罪動向と犯罪者処遇を分析するとともに,そのときどきの刑事政策上重要な課題を取り上げて特集を組んでいます。
警察などにおける各種犯罪の検挙人員や,矯正施設の収容者数など,犯罪者が逮捕されてから更生に向かうまでの間の各種統計を多彩な色を使ったグラフを用い,視覚的に理解できるようにしたり,経年変化を分かりやすく示すなどして,犯罪動向を的確に把握する上で手がかりとなる数値を提供しています。

これらの継続性を重視した統計資料は,犯罪情勢の「定点観測」に有用な基礎データとして,刑事政策の立案・実施,大学における講義,学者の研究などに役立てられています。

特集記事で平成30年版犯罪白書を紹介(法務省だよりあかれんがVol.64

Q3:
研究部報告について教えてください。
A3:

犯罪動向や犯罪者処遇に関する個別のテーマについて,実態調査や海外の情報を収集して,それら資料を様々な角度から分析し,成果を取りまとめたものです。刑事施策の立案・実施や,犯罪心理学などの専門的な分野を研究されている方々の参考資料として使われています。

もっと詳しく犯罪白書や研究部報告の内容を知りたい場合は法務省ホームページ