出入国在留管理庁(しゅつにゅうこくざいりゅうかんりちょう)

出入国在留管理庁(しゅつにゅうこくざいりゅうかんりちょう)日本人(にほんじん)外国人(がいこくじん)日本(にほん)入国(にゅうこく)したり出国(しゅっこく)したりする(さい)審査(しんさ)入国(にゅうこく)した外国人(がいこくじん)日本(にほん)()らすための手続(てつづき)、ルールを(まも)っていない外国人(がいこくじん)自分(じぶん)(くに)(かえ)ってもらう仕事(しごと)のほか、関係(かんけい)する省庁(しょうちょう)協力(きょうりょく)して外国人(がいこくじん)とより()()らせる共生(きょうせい)のために必要(ひつよう)取組(とりくみ)をしています。
また、自分(じぶん)(くに)からしいたげられたり、(くる)しめられたりするなどして(いのち)(ねら)われて()げてきた外国人(がいこくじん)日本(にほん)保護(ほご)(もと)めたとき(=難民認定(なんみんにんてい)手続(てつづき))の審査(しんさ)もしています。

Q
年間(ねんかん)でどれくらいの日本人(にほんじん)海外(かいがい)()っているの?
A

令和(れいわ)(ねん)の1年間(ねんかん)(やく)277万人(まんにん)日本人(にほんじん)出国(しゅっこく)しました。

Q
年間(ねんかん)でどれくらいの外国人(がいこくじん)入国(にゅうこく)しているの?
A

令和(れいわ)(ねん)の1年間(ねんかん)(やく)420万人(まんにん)外国人(がいこくじん)入国(にゅうこく)しました。

Q
外国人(がいこくじん)日本(にほん)入国(にゅうこく)するためにはどうしたらいいの?
A
  1. (1) 有効(ゆうこう)なパスポート(旅券りょけん)とビザ(査証さしょう)をっていること

    • ○ パスポート(旅券りょけん)は、日本(にほん)政府せいふみとめた外国がいこく政府せいふなどが発行はっこうしたものでなければなりません。他人たにんのパスポートや偽物にせもののパスポートでは入国にゅうこくできません。

    • ○ ビザ(査証さしょう)は、外国がいこくにある日本にほん在外公館ざいがいこうかん大使館たいしかんまたは総領事館そうりょうじかん)で発行はっこうされます。旅行りょこうなどで短期間たんきかん日本にほん滞在たいざいするときは、ビザが不要ふよう免除めんじょ)とされる場合ばあいがあります。

  2. (2) 日本にほん(おこな)おうとする活動かつどう申請(しんせい)にうそがなく、日本にほんでの在留資格ざいりゅうしかくのどれかにてはまること

    • 外国人がいこくじん日本にほんおこなおうとする活動かつどう旅行りょこう出張しゅっちょう勉強べんきょうなど)の申請(しんせい)がうそではなく、また、在留資格ざいりゅうしかくのどれかにてはまることが必要ひつようです。いくつかの在留資格ざいりゅうしかくには、みとめられるための基準きじゅんがあり、その基準きじゅんてはまっていることも必要ひつようです。また、在留資格ざいりゅうしかくには、日本(にほん)()むことができる期間きかんめられているため、その期間きかんにふさわしい活動かつどうをすることが必要ひつようです。

  3. (3) 上陸じょうりく拒否きょひする(入国にゅうこくさせない)ための法律ほうりつまりにたらないこと

    • 犯罪はんざいにより、裁判さいばんにかけられてけいけたひとなどは、法律ほうりつによって上陸じょうりく拒否きょひすることがめられています。上陸じょうりく許可きょかけるためには、この法律(ほうりつ)まりにたらないことが必要ひつようです。

Q
ビザ(査証(さしょう))ってなに?
A

ビザとは、在外(ざいがい)公館(こうかん)大使館(たいしかん)または総領事館(そうりょうじかん))で発行(はっこう)されるもので、その外国人(がいこくじん)()っているパスポート(旅券(りょけん))が有効(ゆうこう)であるという「確認(かくにん)」と、ビザに記載(きさい)された条件(じょうけん)により入国(にゅうこく)しても問題(もんだい)がないという「推薦(すいせん)」の意味(いみ)()っています。

Q
在留ざいりゅうカードってなに?
A

在留ざいりゅうカードは、日本にほん仕事しごとをしたり、学校がっこうかよったり、日本人にほんじん結婚けっこんするなどして、ある程度ていどなが期間きかん日本にほんらすことがみとめられた外国人がいこくじん中長期在留者ちゅうちょうきざいりゅうしゃといいます。)に発行はっこうされるカードです。このカードは、日本にほん入国にゅうこくすることを許可きょかされたり、活動かつどうえることを許可きょかされたり、滞在たいざいできる期間きかん延長えんちょう許可きょかされたときに発行はっこうされるものです。在留ざいりゅうカードには、ICあいしーチップがまれていて、ICあいしーチップに記録きろくされた情報じょうほう在留ざいりゅうカードにかれている情報じょうほうくらべることで、在留ざいりゅうカードが本物ほんものかどうか確認かくにんすることができます。

Q
在留資格(ざいりゅうしかく)ってなに?
A

在留資格ざいりゅうしかくは、外国人(がいこくじん)日本(にほん)滞在(たいざい)するために必要(ひつよう)資格(しかく)で、外国人がいこくじん日本にほん目的もくてきによってグループけされています。
日本にほんにいる外国人がいこくじんは38種類しゅるいある在留資格ざいりゅうしかくのどれかひとつを許可きょかされています。
在留手続ざいりゅうてつづきについてくわしくりたいひとはこちらをクリックしてね!

Q
入国警備官(にゅうこくけいびかん)はどんな仕事(しごと)をしているの?
A

外国人(がいこくじん)日本(にほん)入国(にゅうこく)したり、()んだりするには、日本(にほん)のルールを(まも)必要(ひつよう)があります。これは、日本人(にほんじん)外国(がいこく)入国(にゅうこく)したり()んだりするときに外国(がいこく)のルールを(まも)必要(ひつよう)があるのと(おな)じです。日本(にほん)()(おお)くの外国人(がいこくじん)は、ルールを(まも)っていますが、(なか)には偽物(にせもの)のパスポートを使(つか)って日本(にほん)()るなど、ルールを(やぶ)って入国(にゅうこく)したり(=不法入国(ふほうにゅうこく))、()むことのできる期間(きかん)()えて()(つづ)けたり(=不法残留(ふほうざんりゅう))する外国人(がいこくじん)がいます。
入国警備官(にゅうこくけいびかん)は、このようなルールを(やぶ)った外国人(がいこくじん)調査(ちょうさ)し、日本(にほん)から外国(がいこく)(かえ)ってもらう仕事(しごと)をしています。入国警備官(にゅうこくけいびかん)全国(ぜんこく)に1,659(にん)令和(れいわ)年度末(ねんどまつ))います。

Q
入国審査官(にゅうこくしんさかん)はどんな仕事(しごと)をしているの?
A

入国審査官(にゅうこくしんさかん)は、外国人(がいこくじん)入国(にゅうこく)在留(ざいりゅう)審査(しんさ)をするほかに日本人(にほんじん)出国(しゅっこく)帰国(きこく)確認(かくにん)する仕事(しごと)をしています。また、日本(にほん)外国人(がいこくじん)(おこな)難民認定申請(なんみんにんていしんせい)調査(ちょうさ)をする仕事(しごと)もします。入国審査官(にゅうこくしんさかん)は、全国(ぜんこく)に4,085(にん)令和(れいわ)年度末(ねんどまつ))います。

Q
難民(なんみん)ってどういう(ひと)をいうの?
A

人種(じんしゅ)宗教(しゅうきょう)国籍(こくせき)特定(とくてい)社会的(しゃかいてき)グループのメンバーであること(また)政治的意見(せいじてきいけん)理由(りゆう)迫害(はくがい)()けること((たと)えば(いのち)()とすこと)を(おそ)れて、自分(じぶん)(くに)から()げている(ひと)のことをいいます。

Q
日本(にほん)ではどれくらいの(ひと)難民(なんみん)(みと)められているの?
A

昭和(しょうわ)57(ねん)難民認定制度(なんみんにんていせいど)(はじ)まってから令和(れいわ)(ねん)までの(あいだ)に1,117(にん)難民(なんみん)(みと)められているほか、難民(なんみん)とは(みと)められなかったものの、人道的(じんどうてき)配慮(はいりょ)必要(ひつよう)という理由(りゆう)日本(にほん)在留(ざいりゅう)(みと)められた(ひと)が5,049(にん)います。
また、難民認定制度(なんみんにんていせいど)とは(べつ)に、インドシナ難民(なんみん)(ベトナム、ラオス、カンボジア)(およ)第三国定住難民(だいさんごくていじゅうなんみん)として、昭和(しょうわ)53年以降(ねんいこう)令和(れいわ)(ねん)までの(あいだ)日本(にほん)()()れた難民(なんみん)は、1(まん)1,548(にん)です。

Q
外国人(がいこくじん)受入(うけい)環境整備(かんきょうせいび)ってどんな仕事(しごと)をしているの?
A

現在(げんざい)日本(にほん)には(おお)くの外国人(がいこくじん)()らしており、今後(こんご)もその人数(にんずう)()えていくと(かんが)えられます。外国人(がいこくじん)受入(うけい)環境(かんきょう)整備(せいび)とは、日本(にほん)()らす外国人(がいこくじん)日本人(にほんじん)が、(とも)安全(あんぜん)安心(あんしん)して生活(せいかつ)できるように、日本社会(にほんしゃかい)環境(かんきょう)(ととの)えていくことです。
日本(にほん)では、政府一丸(せいふいちがん)となって外国人(がいこくじん)受入(うけい)環境(かんきょう)整備(せいび)()()んでおり、法務省(ほうむしょう)はその推進役(すいしんやく)として、都道府県(とどうふけん)市区町村(しくちょうそん)様々(さまざま)関係者(かんけいしゃ)(こえ)()きながら、全体(ぜんたい)がより()方向(ほうこう)(すす)むよう関係省庁(かんけいしょうちょう)協力(きょうりょく)して取組(とりくみ)(すす)めています。

Q
外国人在留支援(がいこくじんざいりゅうしえん)センター(FRESC(フレスク))ではなにをしているの?
A

FRESC(フレスク)は、日本(にほん)()んでいる外国人(がいこくじん)(たす)けるための色々(いろいろ)相談窓口(そうだんまどぐち)(あつ)まって、(した)()いてあることをしています。

  • (こま)っている外国人(がいこくじん)相談(そうだん)()けます。
  • 外国人(がいこくじん)(やと)いたい会社(かいしゃ)(たす)けます。
  • 外国人(がいこくじん)()らしやすくなるために、都道府県(とどうふけん)市区町村(しくちょうそん)取組(とりくみ)(たす)けます。
Q
やさしい日本語(にほんご)ってなに?
A

外国人(がいこくじん)などで日本語(にほんご)()れていない(ひと)()らせたいことを(つた)えるために、(むずか)しい言葉(ことば)簡単(かんたん)言葉(ことば)()()えたわかりやすい日本語(にほんご)のことです。

Q
なぜやさしい日本語(にほんご)必要(ひつよう)なの?
A

日本(にほん)()外国人(がいこくじん)は、30年前(ねんまえ)(くら)べて(やく)(ばい)()えています。また、さまざまな(くに)から(ひと)()るようになったため、いろいろな言葉(ことば)使(つか)(ひと)()えました。
外国人(がいこくじん)日本(にほん)安全(あんぜん)安心(あんしん)して生活(せいかつ)していくには、(くに)都道府県(とどうふけん)市区町村(しくちょうそん)からのお()らせなどを外国人(がいこくじん)(ただ)しく理解(りかい)できることが大事(だいじ)です。
それぞれの(くに)言葉(ことば)でのお()らせも大事(だいじ)ですが、全部(ぜんぶ)言葉(ことば)でお()らせを(つく)ることは(むずか)しいため、やさしい日本語(にほんご)でお()らせを(つく)れば、(おお)くの外国人(がいこくじん)(みな)さんに理解(りかい)してもらえるようになります。

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