裁判員制度（さいばんいんせいど）ってなに？

裁判員（さいばんいん）は、裁判（さいばん）が行（おこな）われている部屋（へや）（「法廷（ほうてい）」と言（い）うんじゃ。）で裁判官（さいばんかん）と一緒（いっしょ）に座（すわ）って、事件（じけん）の被害（ひがい）を受（う）けた人（ひと）や事件（じけん）を見（み）た人（ひと）（「証人（しょうにん）」と言（い）うんじゃ。）の話（はなし）を聞（き）いたり、証拠物（しょうこぶつ）を調（しら）べたりするんじゃ。

その後（あと）、裁判員（さいばんいん）と裁判官（さいばんかん）は、別（べつ）の部屋（へや）に移（うつ）って、被告人（ひこくにん）が有罪（ゆうざい）か無罪（むざい）か、つまり法律（ほうりつ）に違反（いはん）した犯人（はんにん）として、処罰（しょばつ）を受（う）けなくてはいけないかどうかを話（はな）し合（あ）って決（き）めるんじゃ。

裁判員（さいばんいん）と（裁判官（さいばんかん））が話（はな）し合（あ）って決（き）めた「判決（はんけつ）」を、裁判長（さいばんちょう）が法廷（ほうてい）で被告人（ひこくにん）に言（い）い渡（わた）すんじゃ。

この判決（はんけつ）の言渡（いいわた）しに出席（しゅっせき）して、裁判員（さいばんいん）の仕事（しごと）は終（お）わりじゃ。