第６７回“社会を明るくする運動”における民間協力者に対する法務大臣感謝状贈呈式を開催しました。

　平成２９年１２月１１日（月），法務省において，第６７回“社会を明るくする運動”における民間協力者に対する法務大臣感謝状贈呈式を行いました。

　“社会を明るくする運動”～犯罪や非行を防止し，立ち直りを支える地域のチカラ～はすべての国民が，犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め，それぞれの立場において力を合わせ，犯罪のない地域社会を築こうとする全国的な運動で，今年で６７回目を迎えます（社会を明るくする運動についての詳細はこちら）。

　“社会を明るくする運動”は, その趣旨に賛同する様々な立場の個人・団体の方々の協力を得て進められており，こうした方々の理解と協力が，犯罪や非行のない明るい社会を築くことにつながっていきます。大臣感謝状は，このような民間協力者の方々に感謝の意を表すために，贈呈されるものです。本年は，全国で５７の個人，団体等に贈られます【PDF】。中でも，全国的な功績があるとして中央推進委員会の推薦により大臣感謝状を受けられる方々に対しては，毎年，法務省において法務大臣から直接感謝状が贈呈されます。

　第６７回運動では，清水政樹様，一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟様，ダルクエイサーチーム様及び中央区・プリエールジュニアコーラス様に感謝状をお贈りしました。
　皆様には，「全国刑務所作業製品審査会」における審査や，社会福祉系養成校に通う学生等を対象とした「更生保護出張講座」に対する御協力，本運動の意義を広く国民の皆様にお伝えするための中央広報・啓発行事「立ち直りフェスティバル」への御出演など，それぞれの御立場において，本運動に対する御協力をいただいております。

　受彰者の皆様からは，「日本の社会がさらに明るく楽しく心豊かに夢あふれる国になりますようにこれからも“社会を明るくする運動”を応援して参りたい」，「犯罪や非行の防止と，さらには，そうした人たちが地域の中で更生できる社会作りに貢献したい」，というような温かいお言葉をいただきました。

　法務省としても，２０２０年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を控え「世界一安全な国，日本」をつくり上げるため，引き続き，本運動を効果的に推進することができるよう，地域の皆様と一層幅広く，緊密に連携してまいります。
　皆様方におかれましては，今後とも，本運動に対する御協力を賜りますようお願い申し上げます。