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平成31年度総合職職員採用辞令交付式を行いました(4月1日)。

 新たに法務省職員に採用した総合職職員47名(法務省37名,出入国在留管理庁6名,公安調査庁4名)に,辞令交付を行いました。

 山下法務大臣から訓示があり,「皆さんは新元号「令和」の一期生として,新しい時代を担っていくことになる。法務省も,本日スタートした新たな外国人材受入のための在留管理制度を始め,時代や社会に変化によって生じる様々な課題に対応することが求められている。MINISTRY OF JUSTICEである法務省は「正義・公正の省」であり,皆さんがそのことを胸に刻み,困難を乗り越え,法務行政を背負っていく行政官に成長されることを楽しみにしている。」旨の激励の言葉が伝えられました。

訓示を述べられる山下法務大臣
(以下,大臣訓示全文)

 本日,法務省に総合職職員として採用された皆さんに対し,法務省を代表してお祝いを申し上げるとともに,心から歓迎します。

 さて,先ほど新しい時代の元号が「令和」と公表されました。
 5月から新しい元号となり,皆さんは「令和」の一期生として新しい時代を担っていくことになります。

 法務行政も,時代や社会の変化によって生じる新たな課題に対応していくことが求められています。
 多文化共生社会の実現のため,新たな外国人材を受け入れるための在留管理制度と,これを担う新組織の出入国在留管理庁が,今日この日からスタートしました。
 来年4月には,犯罪防止・刑事司法分野における国連最大規模の国際会議である国際連合犯罪防止刑事司法会議(コングレス)が京都で開催されるなど,世界に冠たる日本の刑事司法,とりわけ再犯防止への取組などを我が国を舞台に国際社会に示す国際的な取組も求められています。
 また,所有者不明土地問題や家族の在り方を踏まえた民事法制やインターネット時代を踏まえた虐待や差別を防ぐ人権擁護の在り方,テロ対策等を始めとする安全安心の確立が求められています。
 正に,新たな課題へのチャレンジであり,法務省一丸となって,これに取り組んでいく必要があります。
 このような時代や社会の変化に適切に対応していくためには,柔軟な発想で物事を考え,道を切り開いていくことのできる人材が必要であり,新しい時代を担う若い皆さんがその人材となることを大いに期待しています。
           
 法務省の英語名は,MINISTRY OF JUSTICEであり,正に「正義,公正の省庁」です。
 皆さんは今日から置かれた立場で「正義」,「公正」を貫くために働くことになります。
 そのことを胸に刻み,これから直面する多くの困難を乗り越え,法務行政を背負っていく行政官に成長されることを楽しみにしています。

 本日の輝かしい門出に当たり,皆さんの今後の御活躍を祈念して,私の訓示といたします。