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「法務省矯正局特別機動警備隊」の発足に伴い,山下法務大臣から特別機動警備隊隊長に対し,「指揮官旗」が授与されました。(令和元年6月3日(月))

 令和元年6月3日(月),刑事施設(刑務所,少年刑務所及び拘置所)の長等が一堂に会する「刑事施設長会同」に際し,「法務省矯正局特別機動警備隊」が発足したことに伴い,山下法務大臣から同隊隊長に対して,指揮官旗が授与されました。

「法務省矯正局特別機動警備隊」隊長に対し,指揮官旗を授与する山下法務大臣(左:山下法務大臣,右:大内隊長)
 「法務省矯正局特別機動警備隊」は,平成31年4月1日,矯正施設における暴動,逃走,天災事変等の保安上の緊急の措置を要する事態が発生した場合等に迅速かつ的確に対処するため,新たに東京拘置所に常設された隊長以下56人の隊員による部隊です。
 これまで,矯正施設(刑事施設,少年院及び少年鑑別所)の非常事態においては,各刑事施設であらかじめ指名された職員により臨時に組織される管区機動警備隊を当該矯正施設に派遣し,対処していましたが,管区機動警備隊は非常設の部隊であり,隊員はそれぞれ所属する刑事施設における本来業務を有していることから, 隊員の招集や必要人員確保に時間を要し,一体的に運用することに少なからず支障がありました。今般,常設の特別機動警備隊が設置されたことにより,非常事態発生施設に直ちに臨場し,即応できる警備体制が構築されました。
 近年においては,矯正施設を地方公共団体の防災拠点とする動きも広まってきており,災害発生時に,矯正施設が有する保安警備力を地域住民のために提供することも求められています。特別機動警備隊の機動力を生かし,矯正施設の適切な運営に万全を期するとともに,こうした地域からの要請にも適切に対応できるよう努めてまいります。

「法務省矯正局特別機動警備隊」隊員に対し,訓示を行う山下法務大臣