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法務大臣閣議後記者会見の概要

平成22年4月6日(火)

中国の死刑執行に関する質疑

【記者】
 本日中にも中国の方で邦人に対する死刑が執行される見通しになっており,日本側としては日中の量刑差等に懸念を示しています。他国の法制度によるものですが,その受け止めを教えていただければと思います。
【大臣】
 それぞれの国において司法制度,刑罰法規,刑事手続等々の法制度が異なりますので,私からコメントするのは難しい問題だと思います。ただ,日本の制度と比較すると,かなり刑罰が重いというようなこともありますし,刑事手続等についても日本ほどの適正な手続が担保されているのかというようないろいろな御意見があるということは承知しています。中国の対応が日本の世論とか,そういうものの反発を招くことにならないか,そこは私も大変懸念するところです。

日本弁護士連合会の新執行部発足に関する質疑

【記者】
 日本弁護士連合会の新執行部が発足して,昨日,大臣を訪問されました。新会長が選挙の公約として法曹人口について政府公約の半数ほどの数字を掲げて当選したわけですが,法曹人口への見解を改めてお聞かせいただけますか。
【大臣】
 法曹養成制度全般については,文部科学省と共同して検証作業,そして,今後の課題などについて作業を進めているところですので,直ちに法曹人口だけをどうするという結論を持っているわけではありません。こういう議論を踏まえて検討されていくものだと思っています。日本弁護士連合会の新会長とお目にかかりまして,特段,すぐに問題提起をいただいたということではありませんが,御意見の中には,司法の規模が人的なことも含めてもむしろ小さすぎるのではないかということも指摘をされていました。特に私から言うことではないかもしれませんが,裁判所の支部などに常駐の裁判官がいないというような問題も指摘をされていましたので,これからまたいろいろな機会に意見交換をしていくことができたらと思っています。

新党結成及び内閣支持率に関する質疑

【記者】
 自民党からの離党者がいまして,新党結成の運びとなっています。他党のことですが,その辺はどのように受け止めていますか。
【大臣】
 どのようなことを目指されて,あるいはどういう方向を向いてこれから新しい活動をされていかれるのか,今一つよく分からないところはあります。そのようなことは別としても,私たちの方がそういうことにあまり左右されることなく,政権としての着実な成果をしっかりと上げ,そして選挙に向けてもしっかりと態勢を整えていくという事が一番大事なのではないかと思います。
【記者】
 先週末,報道機関が世論調査をしました。内閣支持率がまた下がりましたが,これの受け止めと,原因はどのように御覧になっていらっしゃいますか。
【大臣】
 大変厳しい状況が続いていると受け止めています。この原因は私も定かに分かりませんけれども,確かにこの間大変大きく取り上げられてきた政治と金の問題も全く否定はできないでしょうし,政権が発足して半年あまり,予算が成立をしましたけれども,いろいろな政策がそう簡単に半年ですべて現実化するということではありませんので,その辺りのもどかしさみたいなものもあるのかなという気がしています。子ども手当の問題等々,現実な成果が上がってきているわけですので,是非そういうものをより一層,一つ一つ,着実に成果を上げていくということを,私たちも心掛けて頑張っていかなければと思っています。
【記者】
 その一方で,最近,みんなの党が支持率をかなり上げていまして,民主党が減った分の受け皿ではないかという見方もあるのですけれども,その辺を大臣はどのように見ていますか。
【大臣】
 それは必ずしも,私はそう言えるのかどうかというのは定かではない気がします。ただ,やはり,民主党に対して,新たな改革といいますか,そういう大きな波のようなものをみんなの党が受け皿になっておられるところはあるのではないかと思っていまして,今後,いろいろな意味で影響を受けるところはあるのかなと思います。

刑事訴訟法等の改正に関する質疑

【記者】
 今日から参議院の法務委員会で,刑事訴訟法と刑法の改正案,公訴時効制度の見直しの議論が始まりますけれども,大臣はどのような形で臨んでいきたいというふうにお考えでしょうか。
【大臣】
 これは多くの皆さんが,成立を待っておられる問題ですし,いろいろな御意見を本当に聞かせていただきながらまとめることができましたので,是非,よい議論,それから,今後更に周辺で整えていかなければいけないことなどについても御指摘いただきつつ,きちんとした議論を経て早期に成立を図っていきたいと思っています。

(以上)
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