法務大臣閣議後記者会見の概要

令和元年12月6日(金)

 今朝の閣議において,「会社法の一部を改正する法律」及び「会社法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」の交付,並びに「法務局における遺言書の保管等に関する政令」が閣議決定されました。
 また,法務省案件として,主意書に対する答弁書が1件ありました。

危険運転に関する質疑について

【記者】
 2017年に東名高速で,あおり運転で停車させられたワゴン車にトラックが追突し,ワゴン車に乗っていた夫婦が死亡するという事故がありましたが,その控訴審判決が,今日,東京高裁で言い渡されます。あおり運転がこの事故を機に社会問題化し,法務省が危険運転の構成要件の改正等を検討しているという一部報道もありますが,そうした検討状況と今後の見通し,大臣のお考えなどがあればお聞かせください。

【大臣】
 近時,いわゆる「あおり運転」による凄惨な事故が起き,「あおり運転」に対する厳罰化を求める声が高まっていることは,承知しております。
 「あおり運転」は悪質・危険な運転行為であり,警察において,積極的に取締り等を実施することはもちろんのこと,道路交通法の罰則の強化等についても検討を行っているものと承知しています。
 自動車運転死傷処罰法においては,危険運転致死傷罪の類型として,通行妨害目的の危険運転によって人を死傷させた場合も規定されているところでありますが,道路交通法上の対応,「あおり運転」による死傷事犯の実態,いわゆる東名高速道路におけるあおり運転死傷事件に対する危険運転致死傷罪の適用をめぐって指摘されている問題点等も踏まえながら,今後改正の要否について検討してまいりたいと考えております。
(以上)