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法務大臣閣議後記者会見の概要

平成22年5月28日(金)

法科大学院に関する質疑

【記者】
 姫路獨協大学が法科大学院の学生の募集を停止しました。司法制度改革の一環で始まった新司法試験の導入の弊害というかひずみが出た形ですが,大臣の受け止めをお願いします。
【大臣】
 姫路獨協大学の法科大学院で学生募集が停止されるということが報道されているということは承知をしていますが,まだ正式に文部科学省等に報告がきているという状況ではないと承知しています。この間,法曹養成制度についてはいろいろな課題があるのではないかという御指摘もあり,法曹養成制度に関する検討ワーキングチームでいろいろと問題点を整理しているということですので,今後,こういう中で整理をさせていただくことになろうかというふうに思っています。これが正式に報告されるということであれば,またそういうこともいろいろな検討の一つの材料になるかと思いますが,まだ,報告があがってきていませんので,それ以上のコメントはできない状況です。

普天間基地移設に関する質疑

【記者】
 普天間基地移設問題ですが,先ほど日米両政府が,移設先を沖縄県名護市辺野古周辺とする共同文書を出しました。依然として福島大臣はこうした政府の方針に反対を唱えていますが,大臣は福島大臣の対応についてどのように思われますか。
【大臣】
 閣僚のお一人ですので,これから政府として,内閣として,どのような形で意思をまとめていくかということについては,最終的には十分御理解をされるものだというふうには思っていますが,社民党の党首というお立場もあって,この間,その立場での御主張を強くされているのではないかなと思います。ただ,やはりこれまで連立政権として内閣を構成し,その一員で頑張ってこられているわけですので,最終的には,その立場を踏まえた判断をしていただくことを願っています。
【記者】
 見方によっては福島大臣を罷免すべき,更迭すべきではないかという見方もあるわけですが,大臣はそのような事態にはならないだろうというお考えですか。
【大臣】
 まだ,内閣として最終的な判断というか,決定という段階に至っていませんので,これは結果を見てみないと何とも申し上げられません。
【記者】
 先ほどの共同文書には普天間基地の移設先に辺野古という文字が入っているのですが,内閣の方針はどうもそこは示さないようですけれども,これはダブルスタンダードということにはならないのでしょうか。
【大臣】
 まだ内閣の方でどのようにするかということが正式に決まっていませんので,これはこの決定をどのような形でするかということを終えてというか,どういう形で決定するかということがまだないままに申し上げることではないというふうに思います。

アスベスト訴訟に関する質疑

【記者】
 大阪地方裁判所で判決があったアスベスト訴訟の関係でお伺いしたいのですが,国の主張がなかなか認められないというふうな判決の中で,今日の閣議の前に関係閣僚で協議されたと思うのですが,今後,控訴期限が控えているなかで,政府としてどのような対応をとっていかれるお考えでしょうか。
【大臣】
 控訴期限まで,まだありますので,政府としてどのような対応をとるかを検討をしている過程です。
【記者】
 控訴を断念するというふうな一部報道もありますがいかがでしょうか。
【大臣】
 協議中です。

コンピューターウイルスに関する質疑

【記者】
 警視庁がコンピューターウイルスを使った詐欺事件を摘発しました。ウイルスのばら撒き自体について罰則化をすべきだとの意見もあるのですが,こういったウイルスに関して何か法務省として法整備についてお考えはありますか。
【大臣】
 警視庁の方で大変厳しく対応されているということを承知していますし,ウイルスのばら撒き自体を放置してよいなどということはないわけで,これについては,また,いろいろな検討をしていく必要はあろうと思います。今直ちに,法整備ということをまとめているわけではありませんが,こういうことを防止していくということは大変重要なことだというふうには思っています。
【記者】
 検討していく必要とおっしゃっていましたが,何かしら予定があるのですか。
【大臣】
 そういうことではなくて,法的な整備が必要なのか,あるいは,現状のなかでどういう措置が採れるのかとか,そういうことは常々きちっと考えている問題ですので,その延長で引き続いて対応をきちっとしていくということです。

(以上)

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