法務省

文字の大きさを変更する

拡大する

標準に戻す

色変更・音声読み上げ・ルビ振りを行うアクセシビリティツールを利用するかたはこちら

トップページ > 広報・報道・大臣会見 > 大臣会見等 > 記者会見要旨 > 平成22年 > 法務大臣閣議後記者会見の概要

法務大臣閣議後記者会見の概要

平成22年8月20日(金)

刑場の公開及び死刑の在り方についての勉強会に関する質疑

【記者】
 今月末までに刑場の公開ということで,準備されていると思うのですけれど,改めてなのですが,刑場を公開するということによって,どういった効果をもたらしたいと思っていらっしゃるのか,その辺をお聞かせください。
【大臣】
 皆様に8月中には刑場を公開するということでお話をさせていただいていますので,現在,鋭意準備をさせていただいているということです。必ず8月中には公開,取材をいただくということにしたいと思っています。具体的にこういう効果を上げるためにということを考えているわけではありません。ただ,やはりいろいろな議論をいただく,あるいは裁判員裁判などに際しても,やはりいろいろな判断をいただいたり,刑場の公開ということだけでよろしいというわけではありませんけれども,やはり情報を少しでもきちっと皆様にお伝えをして,そして様々な判断や御議論の一つの素材といいましょうか,その判断の一つの基礎にしていただくと,こういうことが大事であろうというふうに思いますので,そういう意味で,いろいろな意味での情報を適切に提供させていただく,公開をするということのまず一つだというふうに私は考えているところです。
【記者】
 今月中に2回目の死刑の在り方についての勉強会を計画されているということなのですが,改めてなのですが,勉強会を大臣としてどういった方向に向かわせたいと思っているのでしょうか。
【大臣】
 この勉強会,まずはいろいろな皆様が各場面で,あるいはそれぞれの場所で死刑や刑罰についての御議論をいただく一つの契機となればということで,省内で勉強,そして論点などを整理をして皆様にもそういう意味で御提供させていただこうということです。まず今の議論のそれぞれの論点等々,整理をさせていただこうというのが2回目の勉強会の大きなポイントであろうかというふうに思っています。今後いろいろな御意見を持つ外部の皆様からの意見をお聞きをするという場をできるだけこれも早く,9月に入りましてから設けたいと思っていますし,そういうことを一つの契機にしながら,国民的な,あるいはそれぞれの場所での議論が少しでも活発になっていただくことを私も期待をするところです。その勉強会をさらにどのような形でということにつきましては,この勉強会の2回目,3回目の議論を踏まえながら,今後の方向性を詰めていきたいと思っています。

海上保安庁ヘリ墜落事故に関する質疑

【記者】
 先日,香川県の方でヘリが墜落した件は,司法修習生に見せるためだったということですが,司法修習生にそういった訓練を見せるということは毎年行っていることなのでしょうか。
【大臣】
 司法修習については直接私の管轄というわけではありませんけれども,それぞれ実務修習というのもありますが,その中で個別の分野に関して修習をするという期間があり,その一環として,海上保安庁もいろいろな捜査機能とかを持っていますので,そういう実務的な研修をするというプログラムがあったようです。ですから,分野別に修習のいろいろなプログラムをその都度作って行われているのだろうというふうに思いますが,その一環で巡視艇に同乗して修習をするというのがあったと聞いています。何かを見せるためというか,実際にはその巡視艇とヘリとは十数キロ離れた場所にあったということなので,ちょっとその辺は今いろいろな調査をなさっておられると思いますので,それ以上のことは私も分かりません。

民主党代表選に関する質疑

【記者】
 民主党の代表選の関連でお伺いしたいのですが,小沢氏が民主党代表選の立候補を検討されているということですが,そもそも政治と金の問題を理由に幹事長を辞任された方が代表選に出るという資格がおありだというふうに感じていらっしゃいますでしょうか。また,菅総理が挙党態勢を組むために,党内に影響力を持つ小沢氏の協力を得るべきだというふうにお感じでしょうか,そのあたりの所見をお伺いしたいのですが。
【大臣】
 今私が申し上げる,コメントさせていただくということは控えた方がよいのではないかと思いますが,政治と金という問題については,国民の皆様に必ずしもまだ十分に納得をいただいているのかどうかということは私も懸念をするところです。この間いろいろな御意見あるいは御質疑などもいただきましたけれども,まだ納得というところまで至っていない部分がいろいろあるのかなとは思います。
【記者】
 民主党の代表選に関連して,仮に菅総理がどなたかに敗れた場合に,民主党政権になって1年くらいの間に総理大臣が3人目となる可能性もあるのですけれども,短期間に総理大臣がころころと変わるようなことになった場合,それについては大臣としてはどのようにお考えですか。
【大臣】
 従来,民主党も野党の立場にあるときに,毎年毎年総理大臣が変わるということについては,ある意味では厳しく指摘をしてきたという経過もあります。あるいは国際的にもやはりそういうことが日本の信頼とかあるいはいろいろな外交でのポジションをなかなか作れないという,そういうところもあったのではないかと思います。そういう意味では民主党になったら更に頻繁に総理大臣が変わるというのはいささかどうなのかなと,これは民主党だからということばかりではなくて,今後の国益,あるいは国際的なことを考えてもあまり望ましいことではないだろうなとは感じます。
【記者】
 先ほどおっしゃった政治と金の問題について,国民の納得という点で,小沢前幹事長に対する検察審査会の2度目の議決がまだ出ていないということも含まれているのでしょうか。
【大臣】
 これは検察審査会として,独立にどういうときにどのような判断をされるのかというのは,私がコメントすることでもありませんし,それがあるからということではないと思います。

福島自立更生促進センターに関する質疑

【記者】
 福島自立更生促進センターで一昨日の18日に施設への入所が始まりました。地域では必ずしもまだ理解がされていない部分もあるようで,反対する動きもあるようですけれども,それについての大臣の受け止めと,どのように地域の方に理解を求めていきたいか,そのあたりをお聞かせください。
【大臣】
 これはやはり,再犯を防止する,それから社会復帰,更生を図っていくという意味で,私は大変意味のある,そして必要な施設であり,地域定着をしていただきたいというふうに思っています。なかなかこういう問題というのは,趣旨については御理解をいただいていると思っていますが,自分のそばにということになりますと,やはり,気持ちの上で,そうだねとなかなか言い切れない,そういうことがあるというのも,私も理解できないわけではありません。そういう意味では是非これからも引き続いて,実情,それからいろいろな意味で,地域の皆様にもいろいろな運営等にも御意見をいただいたり,関わっていただくなどしながら納得をいただく,安心していただくと,こういうことは引き続いて努力をしていかなければいけないし,そういう形で定着と地域発展につなげていかなければならないと思っています。

(以上)
ページトップへ