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柳田新法務大臣官邸記者会見の概要

平成22年9月17日(金)

大臣あいさつ

 この度,法務大臣,拉致問題担当大臣を拝命しました柳田稔です。どうぞよろしくお願いします。法務省は,法秩序の維持と国民の権利の擁護を主たる任務としています。これは,国民生活の基盤と非常に密接な関係もあり,重い役割だと思っています。初めて法務大臣,またそういう関係に就くわけですので,常に国民の目線に立って,謙虚にしかも柔軟な姿勢で法務行政の先頭に立って,様々な問題に取り組んでいきたいと思っています。法務大臣就任に当たりまして,菅総理から2点御指示を受けました。1点目は国民にとって身近で充実した司法を目指し,司法制度改革を推進するようにということでした。そして2点目が国民の人権が保障され,安心して暮らせる社会を作るようにということでした。この中でも特に再犯防止の観点から刑務所出所者等に対する就労支援の推進など,国民が安心して暮らせる社会の実現に向けて種々取り組んでまいりたいと思っています。また,政府全体としての施策にありますように,新しい公共の理念を取り入れて,地域社会や民間の方々とより一層連携して,安全・安心な社会の実現に邁進してまいりたいと思っています。また,前大臣の千葉大臣が,いろいろと議論を皆様の前に提起したかと思っていますけれども,このことも含めて党のマニフェストにいろいろと書かれています。このこともいろいろと新しい取組も含めながら頑張っていきたいと思っています。
 次に拉致問題担当大臣として菅総理から言われたことは,国の責任において拉致問題の解決に取り組み,すべての拉致被害者の一刻も早い帰国に向けて全力を尽くすようにということでした。私は民主党の前,最初当選したとき,民社党でした。当時,大先輩に中井先生もいらっしゃいました。いろいろと御指導を賜っておりますので,中井先生のお考えも十分聞かせてもらいながら精一杯努力をしてまいりたいと思っています。特に中井大臣になりまして,拉致問題対策本部,いろいろと組織改正をしたというふうに思っていますので,その体制の強化もしてまいりたいと思いますし,こう着した状態の拉致問題ですので,何とか突破口を開いて,いろんな情報収集をしながら,全力で取り組んでまいりたいと思っています。北朝鮮は最近いろいろな話が出ています。韓国の哨戒船撃沈の事件,それから金正日国防委員長の訪中,さらには44年振りの朝鮮労働党代表者会議を開催するといった動きもあります。こういった動きを考えながら,拉致被害者の家族の皆様の高齢化,このことも考えますと,安全に1日も早く帰国していただくように,最大限の努力をするということが私の最大の使命だろうと思っています。これからも頑張ってまいりますので,どうぞよろしくお願いします。

拉致問題に関する質疑

【記者】
 拉致問題についてお伺いします。政権交代で拉致問題の進展に期待する向きもありましたが,今のところ目に見える動きがありません。今後,必ず突破口を開くとおっしゃいましたけれども,情報収集以上のどういったものに取り組みながら拉致問題の解決を図っていくのか,お考えをお聞かせください。
【大臣】
 私は,先ほど申し上げましたように,当選したとき民社党でして,当時からこの拉致問題は党を挙げて真剣に取り組んでいました。当時,党の職にいたのが,現在,特定失踪者問題調査会代表をされています荒木さんで,その当時からいろんな意見交換もしていましたし,今でも年に1,2回会う機会もありますので,そういった方々とのお話とか,また,韓国の皆様とのお話を聞いて,いろいろな情報を得ながら,頑張っていきたいと。いろいろなことがあるかも分かりませんけれども,私の最大限の目標は,安全に,1日も早く帰国していただくことに全力を挙げることだと,そう思っています。

死刑制度に関する質疑

【記者】
 かつて,法務大臣になられた方々は,死刑を執行されなかった方もいれば,粛々とされている方々もいらっしゃいますが,大臣は死刑制度についてどのような考えをお持ちでしょうか。それと,既に法務省内には制度の存廃を含めて議論するという省内勉強会があるわけですけれども,今後,どのような方向性で運営されていくおつもりかお伺いしたいのですが。
【大臣】
 皆様もよくお分かりのことだと思いますけども,裁判所の判断を尊重しなければならないと。同時に,法の定めるところに従って,慎重かつ厳正に対処すべきだと,私はそう考えています。制度の廃止については,今,いろいろと議論が始まっていますし,その議論も見守りながら,国民の世論もどういうふうなことになるのか,そういうことも見守りながらやっていきたいと思っています。省内にも勉強会がありますので,その中で鋭意検討を進めていきたいと,そう考えています。
(以上)
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