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法務大臣閣議後記者会見の概要

平成22年9月21日(火)

大阪地方検察庁検事による証拠隠滅事件に関する質疑

【記者】
 障害者団体向け郵便割引制度をめぐる偽の証明書発行事件で,大阪地方検察庁が押収したフロッピーディスクの日付データを主任検事が改ざんしていたという疑いが明らかになりました。検察捜査の信頼を根幹から揺るがす問題ですけれども,これについて大臣がどのように把握しているかという現在の状況と,この件について大臣御自身がどのように捉えているかお聞かせください。
【大臣】
 朝起きて,新聞を見まして,これは大変なことだと,そういう感じを受けまして,報道については承知しています。先ほど,最高検察庁が直接調査するという報告を受けたのですけれども,私としてはこの行方をしっかりと見守っていきたいと,そう思っています。
【記者】
 主任検事が内部調査に対して,捜査の見立てに合うように意図的にデータを改ざんしたと説明をされているようなのですけれども,この辺り大臣は把握されていますでしょうか。
【大臣】
 新聞記事を今読んだだけでして,実際どうであったかはまだ聞いていません。ですから,しっかりとした調査,捜査をすると思っていますので,その行方をしっかりと見守っていきたいと思います。
【記者】
 調査の結果,明らかな犯罪行為があるとした場合は,捜査の対象になるかと思いますが,そういったことも視野に入れての調査ということでよろしいのでしょうか。
【大臣】
 それは最高検察庁の捜査に関することなので,しっかり最高検察庁に聞いてもらえればと思います。
【記者】
 この事態を受けた大臣の感想というものをもう少し詳しくお伺いしたいのですけれども。
【大臣】
 先ほども言いましたように,大変びっくりしています。
【記者】
 村木さんの裁判に関しては,一審で無罪,その後,控訴も断念する方向で検討を進めていると承知していますが,それに加えて,捜査段階でのこうした証拠品の改ざんの疑いが出ているということは,検察の捜査の信頼の根幹を揺るがすような事態だと思いますが,その点について大臣はどのような御見解ですか。
【大臣】
 私自身が事実として把握しているという段階ではなく,最高検察庁がしっかりと捜査をすると言っていますので,その捜査を見守っていきたいというのが現在の考えです。
【記者】
 今日の段階で大臣の方には現状の報告として,最高検察庁が捜査します,始めますということと,新聞の報道以外に,現段階でどういうふうな事実関係になっていて,どういうふうに話を聞いているというようなことが,どこまで入っているのでしょうか。
【大臣】
 新聞を読んだことと,最高検察庁が直接捜査を始めるということを聞いています。
【記者】
 報道にもあったとおり,地検の方では主任検事に話を聞いていたりとか,ある程度の調査は始まっていると思うのですけれども,途中経過というか現段階の状況については聞かれていないのでしょうか。
【大臣】
 私も朝の新聞を読んで初めて知りまして,現在10時過ぎですが,詳しい状況を把握しているという段階ではありません。ただ,最高検察庁が直接捜査をする,しっかりやると言っていますので,その行方をしっかりと見守っていきたいというのが今の現状です。
【記者】
 調査なり,捜査なり生き物ですので,今後のスケジュール的なことをと言うのは難しいかもしれませんけれども,事態が重大なことだと思いますし,少なくともこういった事実が把握できたというような報告なり発表なりできる目処というのを教えてください。
【大臣】
 まだ目処について,どうのこうの言う段階ではないと私は思いますので,今日からスタートだと思っています。
【記者】
 なるべく早く聞かせていただけるという認識でよろしいでしょうか。
【大臣】
 私もそう期待をしていますけれども,しっかりとした捜査をすることがまず第一でしょうから,その結果を踏まえていろいろな判断をさせていただければと思います。
【記者】
 特捜部の捜査がらみで起こった不祥事というのは,過去にもゼネコン汚職事件であったのですが,今回最高検察庁が直接捜査,調査をするということは極めて異例のことではないかと思うのですけれども,その点について,大臣もう少しお話を詳しく聞かせていただきたいのですけれども。
【大臣】
 異例なことだと捉えて,しっかりと対応するものだと私は考えています。もし,この件が本当であると,真実であるということになれば,到底許されない行為であるという認識は持っていますけれども,その前にしっかりとした捜査をしてもらって,その内容を聞いてからいろいろなことを考えたいと思っています。
【記者】
 大臣の話ですと,新聞報道の情報と,最高検察庁の捜査が始まるということを現時点で認識しているというお話だったのですが,かなり検察捜査の根幹を揺るがすような事態だと思いますし,先ほど大臣がおっしゃられたようにかなり深刻な問題だと思うのですけれども,それでも現時点での地検レベルの調査ですとか,事実関係がどうなっているかといった辺りの報告を求めたりはしないのでしょうか。
【大臣】
 当面は,先ほど,最高検察庁が直接捜査をするという方針を明らかにしたので,その捜査を見守っていきたいというのが現在の段階です。
【記者】
 最高検察庁がその方針を示す前という時点でも,地方検察庁レベルでの調査の状況などについては特にお聞き取りなどはされていないということでよろしいでしょうか。
【大臣】
 朝の新聞を読んで,閣議があってこちらに参りましたので,ですからそういう状況の中で,いろいろな情報を把握しているのかと言われると,そういう段階ではありません。
【記者】
 今朝,大臣が最高検察庁から報告を受けたというのは,こういう事実があるということを最高検察庁も把握しているんだけれども更に調査するということであったのか,それとも最高検察庁は全く把握をしていないのだけれども,疑惑として浮上しているので調査するということなのか,どういう説明があったのか教えていただければと思います。
【大臣】
 直接捜査をするという記者会見を行いますという報告はありました。この捜査は最高検察庁が独自にやられることなので,私がどうのこうの指示したというわけではありません。
【記者】
 確認ですけれども,最高検察庁が午後にでも記者会見をするという方向でしょうか。
【大臣】
 午前11時からというふうに聞いております。
【記者】
 確認ですけれども,記者会見をするということは,最高検察庁が捜査をするという前提として,先ほども質問がありましたけれども,大臣に最高検察庁の方からはこういう疑いがあるので捜査をするという説明だったのか,それとももう少し踏み込んだ形での,疑惑があるので捜査をしますというような説明があったのか,その辺りもう少し詳しく聞かせていただけますか。
【大臣】
 最高検からこういうことでこういう捜査をしますという内容を私が聞いたわけではありません。直接捜査を始めますと,そういう話を聞かせてもらいました。

尖閣諸島における漁船衝突事件に関する質疑

【記者】
 尖閣諸島の漁船衝突事件で,日本の大学生らによる上海の訪問が中止になるなど影響が非常に拡大しております。政府としてはこれまで強い対応をとっている影響ではないと思いますけれども,今後強硬姿勢を示す中国に対して,どのような対応を取る必要があると大臣はお考えになりますか。
【大臣】
 これも個別の案件でございますので,私がコメントすることは控えさせていただきたいと思います。内容については,新聞,テレビの報道等で承知しているということだけは言えるかと思います。

拉致問題に関する質疑

拉致被害者家族の皆様と会うように手配を進めまして,明日午後3時から飯塚家族会代表,増元事務局長並びに横田さん夫婦と会うように連絡を取り合ってます。多分実現の運びになるだろうと思います。
【記者】
 その目的は。
【大臣】
 会ってお話を聞くことが目的です。
【記者】
 場所はどちらですか。
【大臣】
 内閣府の大臣室です。
【記者】
 会って何を重点的に聞きたいですとか,どういうお話をしたいということはございますか。
【大臣】
 今日,中井前大臣との引継を行いますので,その際いろいろなお話も聞けるのではないかと思っておりますので,そのことも頭の中に置いて話をさせてもらえればと思っています。
【記者】
 拉致被害者家族の方々とお会いして,直接話を聞いて,今後の拉致問題の解決に向けて大臣としてもいろいろ知識を得たいというか,家族会の人と話をしたいという理解でよろしいでしょうか。
【大臣】
 はい。

(以上)
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