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法務大臣閣議後記者会見の概要

平成23年2月4日(金)

 今日は閣議がございました。法務省案件では通信傍受の法律29条に基づく平成22年中の通信傍受実施状況についての国会報告を閣議決定いたしました。その件につき私の方から説明を申し上げました。本日の午後,国会に報告がなされることとなっていますが,報告の中身は,平成22年中,10事件について傍受を実施した結果,合計47人の逮捕に至ったいうことでございます。通信傍受は,相応の効果を挙げており,捜査当局においては,今後とも,通信傍受を有効適切に活用していく方針だと思っております。

小沢元代表に関する質疑

【記者】
 民主党の役員会で強制起訴された小沢さんの処分をめぐる議論が始まりました。総理である民主党代表を支える立場としてどういうふうに御覧になっているかということが一点目と,役員会のほうで出たようですけれども,強制起訴というのは通常の起訴と違って,無罪の推定がより強くはたらくのだという観点から処分の必要がないのだという意見も出ていますけれども,若干法務省の所管とも絡みますが,大臣の御所見をお願いします。
【大臣】
 民主党代表でもある菅首相を補佐する立場と,補佐するというのは全閣僚そうですが,そう言われていますが,私もそれほどのぼせているわけではないので,総理大臣は一番最高の権威でありまして,補佐するなんてことは到底おこがましい話だと思っております。それより何より私の立場は法務行政に全力投球するという立場でございまして,その立場で,今本当にこれ,なかなか大変です。その他のことを考えているゆとりはありません。党のほうで適切に対応されるものと思っております。法務大臣の所掌の関係で言えば,強制起訴というものであれ,普通の検察官による起訴であれ,裁判所に対して刑罰権の行使についての判断を求めるという点では同じ構造でして,起訴に至るプロセスが違って,そして公訴官の立場で公判担当する人が違っているということはありますけれども,どっちの方が無罪の推定が強いか弱いかというのはちょっとよく分からないですね。人は誰でも有罪判決が確定するまで無罪の推定があるわけで,どの事件が無罪の推定がより強いか弱いかというそういう議論はあまりなじまない話だろうと思っております。ただ検察官の場合には,皆さん御承知のとおり検察庁法で法務大臣が一定の指揮の権限がある。ただこれは行使しませんよ,しませんがそういうことになっているけど,指定弁護士の場合はそういう権限はおそらくないと考えられるので,その点は法務大臣と事件との関係という点ではより遠いところにあるということは言えると思います。

大相撲の八百長問題に関する質疑

【記者】
 大相撲の八百長問題で相撲界が揺れていますけれども,この受け止めと,今回,警察の捜査で立件しないということですが,公益にかなっているということで捜査した結果,こういった問題が浮上したわけですけれども,そういう捜査の在り方についてどのようにお考えでしょうか。
【大臣】
 大相撲の件はとにかくびっくりしました。私は高校時代だったと思うのですけれども,物言いがついて,そして親方連中が土俵に上がって協議をしますよね。その協議が何やってるんだか,ひょっとしたらそこで何かいろいろ怪しげなことを言っているのではないかというおそれがあると困るのでということで,後でマイクを持って報告するんでしたかね,そういうふうにしたんですよね。そのときに高校生として,大相撲ともあろうものが親方連中の協議をそこまで皆,猜疑心で見られるようなことがあってはいけないというようなことを感じたことがありますが,今回何かここまで来てしまったのかという感じで,本当に嫌ですね。やっぱり大相撲というのは,これは国技でもありますし,興行ではなく,ショーではなく,やっぱりそこでガチンコ勝負をやって,これを手に汗握って皆が見るというものですから,ああいうものが,本当に全く見たくない景色を見ているという感じで,1日も早く根絶は当然,そういうおそれが全くないものにして欲しいと思っています。そのために何ができるのかというのは,これはいろいろな関係の皆さんが御苦労いただくことだと思います。あの資料が捜査の過程で得られた情報から出てきたということは,これはそれこそ具体的事件の関係なので,それが良い,悪い,捜査の方法がどう,あるいは処理がどうだということは申し上げる立場にないと思っていますが,いずれにしてもちょっとしっかりして欲しいですね。

(以上)
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