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法務大臣閣議後記者会見の概要

平成23年2月10日(木)

検察の在り方検討会議に関する質疑

【記者】
 今日,検察の在り方検討会議が開かれまして,長時間の議論が先ほど終わったところなのですけれども,今日特に特捜部の存廃ということについて議論が交わされまして,委員の先生からは全廃すべきだといった意見とか,あるいは名古屋の特捜は廃止すべきだといった意見が出る一方で,権力犯罪を摘発する特捜部の意義は薄れていないのだということで,存続させるべきだという意見も多くの委員の先生方から出たのですけれども,大臣は特捜部の存廃ということについては現時点でどういうふうにお考えでしょうか。
【大臣】
 せっかく検察の在り方検討会議を設けて,これまで今日で8回ですか,議論いただいて,やっている最中ですので,この皆さんにしっかり議論していただくということに尽きると思います。私自身が存廃についての結論的な意見は,今言わない方が良いだろうと思っています。大いに議論していただきたいと思っています。

ハーグ条約に関する質疑

【記者】
 ハーグ条約について,フランス,アメリカを中心に早期の加盟を求める要望が出てきていますけれども,そうした中で,対象になったお子様を当該国に帰すかどうかということを含めて,国内法の整備をする前に条約の加盟を決断すると,現在そういった方向で議論されているという理解で良いでしょうか。
【大臣】
 それはちょっと違うのではないでしょうか。まだ加盟するという結論には至ってはいないので,加盟をするとしたらどういう整備が必要でしょうか,どういう不都合が起きてくるでしょうかなどを今ずっと勉強している最中で,私もその経過については報告を受けていますが,確かに諸外国の事例でこれはちょっと日本としてはつらいなという事例がないわけではないのですよね。しかし,常に日本の女性が外国から日本に子どもを連れ帰って,それを取り戻されるという事件ばかりじゃないだろうと思います。これから先,国際結婚,国際離婚,いろんな形があると思うので,そうしたときに国境を越えた子の移動についてのルールはハーグ条約しかないから,だからいろいろ困ったつらい事例があって,そういうものを是非国際ルールで改めていきたいと仮に思っても,何はともあれ土俵に上がらなきゃそういう議論もできないということも言えるので,その辺りのところを今検討している真っ最中というように理解をしていただければと思います。
【記者】
 外国の事例を見るとちょっとこれは困ったなというような事例があるということでしたけれども,具体的にはどういう事例が日本にとって困るなというふうにお感じになっていらっしゃるのでしょうか。
【大臣】
 この間もテレビでやっていましたよね。スイスの子どもがオーストラリアに帰されたけれども,父親が保護不十分で,里親だったかな,というのがありましたよね。そういうことになるんだったら,それは母親のところへちゃんと居たほうが良いということになるんじゃないかとか,いくつか具体的にこういうのもありますということは聞いていますが,今,ここでいろいろ解説するほど記憶が鮮明ではありません。

菅総理大臣との会合に関する質疑

【記者】
 昨日夜,大臣は公邸で菅総理とお会いになったかと思いますが,今日,小沢さんと菅総理が対談をされたのですけれども,それを含めた意見交換だったのか,昨日の菅総理との対談についてお伺いします。
【大臣】
 15分程度の話なので,あまりあれやこれやいろんなことを話してはおりません。昨日は法務行政のポイントについて説明していて,とりわけ今のハーグ条約について,菅さんのところにもいろいろな各国から早くというようなことも言われたりしているので,今の状況はこうですよというポイントを簡単に説明した,それに尽きるわけです。

小沢元代表に関する質疑

【記者】
 先ほど小沢さんと菅さんが会われていましたが,閣議のほうで,関連の発言や説明等はありましたか。
【大臣】
 ありません。全くありません。
【記者】
 今,小沢さんの証人喚問を野党側が求めていまして,それが実現しなければ,公聴会ですか,それの議決には応じないという姿勢を示しています。八方ふさがりのような状況になっていますが,打開策について,江田さんのアイデア等があればお願いします。
【大臣】
 良いアイデアはありません。これはまさに党の責任ある皆さん方と国会の折衝と,そこでやっていただくしかないので,私に何か知恵があればこっそり誰かに言いに行きますけれども,特に知恵はありません。
【記者】
 私が見ていると,これはメディアでも言われていることなんですけれども,菅さんがなかなか決断ができていないというように映るんですが,側近の江田さんから見て,菅さんの態度といいますか,姿勢はどのように映っていますか。
【大臣】
 決断ができていないというか,政治と金の問題について,我々世代でこの問題を終わりにしたいという,そういう強い思いは当然あるんですね。ですから,大きな方向で小沢さんが,国会で御自身でも説明するとおっしゃっていたわけですし,ちゃんと説明していただいたほうが良いという,それはあるんですが,だけれども具体的に国会の中で,予算委員会の審議の中で,公聴会の話などと絡めてどこでどうするということまで,それは内閣総理大臣が国対委員長の仕事をやっちゃったら,それはいろいろハレーションも起きますので,そこは菅さんがぐっと我慢しながらちゃんと交渉にあたっている人たちの努力に任せているということではないかと思います。

予算案に関する質疑

【記者】
 今,社民党との協議の中で,社民党のほうが政府案に対して反対している部分で,普天間の関連予算,それと法人税の減税もありますが,こういったところについて修正ないし凍結,そういった打開策というものは,今,政府としてお考えなのでしょうか。
【大臣】
 大変申し訳ないけれども,私は政府として考えているかどうかは知りません。担当ではありませんので。法務省としては考えておりません。

死刑廃止議連に関する質疑

【記者】
 昨日,死刑廃止議連の亀井静香代表とお会いになって,要望が出されたということですけれども,どういった意見交換をなされたのでしょうか。
【大臣】
 死刑廃止議連の皆さんから,今,準備中の議員立法の案についての話を伺いました。重無期刑の導入とか,それから調査会の設置とか,執行停止というようなことを内容とする議員立法の,まだ素案みたいなことだろうと思いますが,それを伺って議員立法の実現に向けて努力している最中だという報告を伺いました。私のほうは,もう皆さんに申し上げているとおり,悩み深い刑罰だということで十分しっかり悩みながら考えていきたいということを申し上げました。

(以上)

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