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法務大臣閣議後記者会見の概要

平成23年3月22日(火)

 連休が明けまして,今日は閣議,閣僚懇談会がございました。大変な地震,津波,原発事故,これがまさに現在進行中で,多くの関係者が文字どおり命懸けで頑張っている。被災された皆さんの状況がまだまだ分からないことばかりでございますが,本当に心からお見舞いを申し上げます。閣議のほうでは,特に当省関係で報告することはございません。

東北地方太平洋沖地震に関する法務省の対応について

【記者】
 先日の大地震に関連して,この連休中,法務省の関係で特に始められたこととか,または変化とか対策等があれば教えてください。
【大臣】
 特段大きな変化というのはありませんが,この連休中,私も自分のホームページで報告をしておりますが,毎日,こちらへ詰めましていろんな指示をしたりしました。一つはとにかく現地がああいう状況なので,災害廃棄物の処理をどうするかというので,法的検討,これを小川副大臣を中心に政府側と役所の側とが集まって検討をいたしました。その報告を小川副大臣からいただきました。とにかく現場の皆さんがおどおどしていたのでは何もできないので,私どもの検討としては,無価値物については,精一杯迅速に処理ができるようにといったことを考えています。それから東京矯正管区,大阪矯正管区から合計40名の職員を仙台矯正管区に派遣して被災者支援に協力をさせている。あと,休日の緊急の出入国関係の相談,照会のために入国管理局に専用ダイヤルを設置,更に成田空港にも出入国関係の相談カウンターを設置しました。被害の状況についても多少,その後分かってきている部分もありますが,水戸地検の本庁でやや損傷がもっと明確になってきたとか,大変残念なことですが仙台の保護観察所管内で保護司さんが2人お亡くなりになっているということがございました。心より御冥福をお祈り申し上げます。それから,一部報道されましたが,南三陸町の備付けの戸籍の問題ですが,戸籍の正本は確かに流失をしてしまっているのですが,仙台法務局の気仙沼支局にありがたいことに戸籍の再製に必要な資料として副本のデータが残っていました。この副本のデータは,去年の3月31日に更新をしているので,その後のものはそこに入っていないんですが,その後の届書,この紙媒体が揃っておりまして,データの読取りまではやっていないようですが,水に浸かっているわけではないので,こうした面で再製は可能ではないかと今のところ思われています。また,やってみてまた何か起こるかもわかりませんけれども,そうした状況でございます。今後のことについては,何はともあれ,法務省的な視点から復興に必要な法的措置があるかどうか,大体既存の法律でそんなにどきどきびくびくしなくても,どんどんやっていけると思いますが,それでもあるいは必要な立法措置があるかもしれません。そうした検討をこれは特に復興支援のためにやっていきたいと思っています。

被災地の瓦れきの処分について

【記者】
 瓦れきの山をまさに見てきたのですが,あれをどういうふうに処分するかという問題があると思うのですが,それについて具体的にその法的措置を検討しているとのことでよろしいのでしょうか。
【大臣】
 法的措置でというよりも現行法で何か支障があるかということなのですが,気持ちの問題というのはなかなか大変だと思うんですよね。テレビでもありましたが,お母さんのいってみれば遺品というべき着物なんかを見つけたと,それは確かにその本人にとりましては,泥にまみれた着物であってもそれは大切な遺品だとそういうことはあると思うんです。あるとは思うんですが,そこの仕分けは非常に難しいと思うんで,その一人一人の気持ちは分かるけど,常識的に見てやっぱり無価物だと,価値がないものになってしまっているというものに関しては,片付けさせていただかなければ前に進めないということだと思います。そういう判断から法的な解釈をしていきますと,概ねのことはできるということで,現場に頑張れというメッセージを送りたいと思っています。

閣僚枠の増加等について

【記者】
 先週末に菅総理が閣僚の枠の3つの増加に加えて,自民党の谷垣総裁に入閣を要請したということがありました。それに対して拒否ということですけれども,一連の動きについて大臣はどのようお考えでしょうか。
【大臣】
 防災担当大臣を置いたらどうかというのは自民党の提案のペーパーに入っておりまして,そんなことから,考えついたのではないかと想像しておりますし,もう本当に与野党の垣根を越えて取り組んでいかなきゃならない時期ですから,一石を投じるということだったんだと思いますが,今のところ実現はしていない。ただこれからも,党の側でも与野党挙げて対応する,そういう会議もいろいろ行っていいんでしょうし,また,与野党各党の皆さんからもいろいろな提案をいただいていることも知っておりますし,菅首相のアクションというのはこれからいろいろ進んでいく最初の試行錯誤の一つだったんじゃないかと,これ自体は実らなかったけれども,これからいろいろそうしたことが検討されていって然るべきだと思っております。

(以上)
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