法務省

文字の大きさを変更する

拡大する

標準に戻す

色変更・音声読み上げ・ルビ振りを行うアクセシビリティツールを利用するかたはこちら

トップページ > 広報・報道・大臣会見 > 大臣会見等 > 記者会見要旨 > 平成23年 > 法務大臣閣議後記者会見の概要

法務大臣閣議後記者会見の概要

平成23年4月12日(火)

 今日は9時15分から15分弱かな,院内で閣議がございました。当省関連は特にはありません。まだかなり大きな余震が続いていますが,4月9日,10日に私は現地へ行って参りました。気仙沼市役所,気仙沼市内の避難所,法務局の気仙沼支局,それから一関の法務合同庁舎へ行って参りました。法務局の気仙沼支局の3階で,戸籍の副本あるいは届書これが無事だったと,これで戸籍の再製ができるので,今月中に再製するという決意をその場でも若干の人に申し上げました。あれだけのすごい状況の中でよく戸籍の副本等をちゃんと頑張って守ってくれたということで,3階の書庫を撫でてきました。

東日本大震災に関する法務省の対応について

【記者】
 昨日から今朝にかけて大変大きな余震が続きましたが,法務省関連で被害の報告等はありますか。
【大臣】
 一部報道されたんですかね,東日本入国管理センターで収容者が1人倒れて意識を失ったことがありましたが,その後回復して異常なしということでございます。それ以外には特に報告は入っておりません。

統一地方選挙の結果に関する質疑について

【記者】
 週末にありました統一地方選の関連なんですが,知事選と府議選で民主党にとって厳しい結果が出ました。野党の方で震災対応を巡って総理の退陣を求めたり,マニフェストの撤廃を求めています。今回の選挙についての受け止めと今後の政権運営についてのお考えをお聞かせください。
【大臣】
 まず,統一地方選挙前半戦は残念な結果ではございます。しかし,あくまで地方選挙であって国政に対する審判ではなくて,特に,今この東日本大震災や原発事故の中でどうしても地方においても,やはり現状維持指向というものがはたらいて現職有利と,あるいは地方のエスタブリッシュメント,これが優位という状況が強く出たんではないかと思います。私の地元などでも,3月11日以降,私自身が1日も地元に帰れないという中での選挙で,帰れたらもうひとつよかったかなと思ったりもしますが,微増にとどまりました。だけど,これ私の地元のことだけで一般化はできないのですが,若手やあるいは女性が随分頑張って,どっちかというと何回か期を重ねた人と交代をしたというようなことがありまして,やはり新しい政治の芽が台頭しつつあるということは感じております。国政運営はもうこの選挙結果ではありますが,これは依然としてやはり,与野党が力を合わせながら今のこの事態を乗り切っていく,そのためにも皆さんの御協力を是非いただきたいと思っております。
【記者】
 今回,統一地方選前半戦の民主党のこうした惨敗ということが,今後の一次補正予算,また,その後の二次補正予算に関して野党の協力が求められないと。そうしたことの影響について大臣はどうお考えでしょうか。
【大臣】
 私は,野党の皆さんも今のこの震災後の復興,あるいは原発発電の安定化のために,与野党の垣根を超えて協力していいかなきゃいけないということは,そしてそれが国民の願いだということがよくわかっていただいていると思います。その点の懸念は持っておりません。
【記者】
 今回の統一地方選の結果を受けて,菅総理の退陣を求める声が野党からも出ておりますし,また,与党内でもちらほら散見される状態になっていると思われるのですけれども,やっぱりこういう事態・状況であるので,今はそういうことは言うべきでないというお考えでよろしいでしょうか。 
【大臣】
 そのとおりです。ここで総理大臣を瞬時に代えるなんてことはできません。そんなゆとりはとてもない。

福島地方検察庁等の被疑者釈放に関する質疑について

【記者】
 昨日の政務三役会議の中でも出ていましたが,福島地検と仙台地検の容疑者釈放の件で,報告に一部わい曲というか,報告されていない部分があったということが出ていましたが,この点に関しては。
【大臣】
 特に,福島地検の一部の事件で,具体的には強制わいせつ事件ですが,これは具体的な事件ですから,あまりコメントすべきではないことではありますが,その経過に鑑み,若干の説明をしますと,事案軽微なものだという報告が現場から法務当局に上がってきまして,それは私も法務当局もそういうことなんだろうと思っていたら,その後,別のこういう事案だという報告がありまして,あるいは皆さんの報道ぶりもいろいろあって,これは軽微とは言えないんじゃないかと,なぜ釈放したのか,ちょっとしっかりした報告を受けなくてはならんと思ったのは事実です。釈放の是非について,私自身もこれは疑問符がつくという感じを持ちました。しかし,その後,しっかり報告を受けてみて,当時の現地の状況やあるいは事案のさらに一層詳しい状況,また被害者になかなか連絡がとれないような状況の中で,勾留期間がどんどん進んでいくとか,被疑者本人の悪質性の程度,行為等というようなことをあれこれ現場の検察官が考えて判断をしたと。具体的事案について,とやかく批判めいたことをいうことではないという判断には至っております。なお,これはもう当然ですが,この事案の終局処分に向けての手続は鋭意進んでいくものと承知をしています。
【記者】
 今のことに関連して,最初に御懸念をお持ちになった案件とは,強制わいせつ事件1件だけという理解でよろしいのでしょうか。
【大臣】
 いえ。1件あれば他にもあるのではないかと懸念を持ちました。現に窃盗の女性が釈放から半月後ぐらいですかね,また建造物侵入で逮捕されたと。これなんかは,その結果からみると,やはり疑問だなということにはなるわけですよね。しかし結果からみるだけで,釈放の適否を判断してしまうのも,またちょっと行き過ぎのところもあるので,全体について報告を受けました。

(以上)
ページトップへ