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法務大臣閣議後記者会見の概要

平成23年5月2日(月)

 昨日からクールビズになっておりまして,私も今日はノーネクタイで失礼しております。どうも閣僚の中では少数派のようですが,頑張ります。今日の閣議は午後4時35分くらいからでしたが,当省関係は特にございません。私からは以上です。

ウサマ・ビンラディン容疑者殺害に関する質疑について

【記者】
 ウサマ・ビンラディンがアメリカ軍によって殺害されたということがありましたけど,これについての所感をお願いします。
【大臣】
 たまたま,今,外務大臣の臨時代理でございまして,これについては外務省の方から報告を受けました。オバマ大統領が声明を発して,それと同時刻に在ワシントンの日本大使館にも連絡があった。さらに,在京アメリカ大使館のズムワルト首席公使から外務省に報告があったということでございます。その旨を私は外務省から報告を受けました。これは今は臨時代理ですので,外務大臣としてのことは,外務大臣が外遊中でありますが,皆さん各社で御連絡をとられると思いますので,聞いていただきたいと思います。9.11以後のテロとの戦いは国際社会の一致した取組で,各国の協力でアメリカの行動が結果を出したということだと思っております。ただ,これでテロとの戦いが終わったわけではないので,むしろ逆に当分の間は緊張が増すのかもしれません。我が国もそんな事態のないようにしっかり対応していきたいと思っております。
【記者】
 ウサマ・ビンラディン容疑者の件で,公安調査庁を所管している法務省ですが,今回の殺害を機に何か新たに国内で対処する指示等は出されたのでしょうか。
【大臣】
 特に新たな指示を出しているわけではありませんが,もちろん状況が状況ですし,公安調査庁としても,もし異常な事態や動きがあれば,これは常に目を光らしていることと思っております。入管などでも前々から警戒を怠らずにやってきておりますし,こういう事態を受けて,より一層誤りなく期していただきたいと思っております。
【記者】
 今回,テロとの戦いということでいうと一定の成果と言えるかもしれませんが,ここに至る過程で,例えば国対国の戦争じゃなくて,国対ほかの国の中にいる組織ということで,ちょっといろんな問題があったと思うんですよ,例えば誤爆の問題とか,一般人をいかに巻き込んできたとか,そういう犠牲があった訳ですけども,対テロ作戦という表向きの話だけではなくて,負の側面もあると思うんですけども,これについては,人権侵害という部分もあると思うのですけど,どのように見てらっしゃいますか。
【大臣】
 全体にテロとの戦いというのが,今おっしゃったとおり,主権国家と主権国家の戦争という形ではない複雑な様相を示しているということで,大変困難な戦いであると思います。と同時にテロが起きるに至る原因というのもいろいろありまして,国と国との交渉ごとで解決することでない様々な要因があるもので,テロとの戦いは,単に武器を持った戦いだけではなくて,世界の各地にそれぞれ大変困難な生活を強いられている皆さんをどうやって支えていくかといったこともあります。また,これがうっかり間違って民族間の戦いや宗教上の戦いになっていかないようにもしていかないとならないし,そんなことを考えると,この間にもいろいろ反省をしなきゃならんことはあると思っております。ただ,全体として21世紀の世界でテロという卑劣な行為が起きてはいけないことは事実ですので,これは繰り返すようですが,決してこれでテロとの戦いが終わったわけではないので,これからも多面的多角的なテロに対する対応というのはとっていかなくてはいけない。そんな中で日本も国際社会の一員として大変大きな責任を負っていると思っております。

第一次補正予算の成立に関する質疑

【記者】
 第一次補正予算が本会議で可決しましたが,これについての大臣の所感をお願いします。
【大臣】
 本当に多くの皆さんの大変な御努力で第一次補正予算が,こういう休み返上の国会審議の中,今日成立し,ほっとしているところです。これは復旧関係の経費が4兆余積み上がっているということでございまして,特に法務省関係でも,登記の事務処理体制の復旧であるとか,あるいは矯正管理体制の復旧とか,法務省の施設の復旧とか,こういうものが入っておりまして,法務省は総額25億で,とりわけ,登記事務の関係ですが,損害を受けた土地,建物の実態調査の費用が14億強入っておりまして,こうした経費を使って関係するいろんな皆さんにも御協力いただきながら,万全を期していきたいと思っております。これがもちろん震災関係の取組の第一歩だということで,これから復興に向けて構想も進んでいく,様々な取組も進んでいく,予算関係の対応も進んでいくということにしていかなければいかないと思っており,まず第一歩を無事に踏み出したというところだと思います。もちろん補正予算という意味の第一歩であって,これまで何もやっていなかったということではありません。むしろ地震発生直後からその日のうちに皆さんも御承知のとおり,緊急災害対策本部,原子力災害対策本部の立ち上げ,そして,昼夜を問わず,いろんな人が皆努力しているということは皆さん御存知のとおりです。

(以上)
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