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法務大臣閣議後記者会見の概要

平成23年7月8日(金)

 おはようございます。今日は午前8時15分から閣議と閣僚懇談会がございました。

死刑制度に関する質疑について

【記者】
 今月の11日で死刑廃止国際条約発効から20年を迎えるのですけれども,日本ではいまだに死刑という制度がありますが,改めて,大臣の死刑についての御認識をお伺いできますでしょうか。
【大臣】
 死刑の問題というのは,私の法務大臣就任の時にもお話をいたしましたが,なかなか悩ましいことであって,しっかりと考えていきたいと思います。千葉元大臣が死刑執行を命令されて,これは本当にいろいろな深い深い思いがあって命令されたことだと思うのですが,その後にいくつか宿題を残しており,その中の一つに,大臣の下で省内の勉強会を残しておられました。これは私の方でも引き継いで,これまで外部の方の御意見を伺ったり,あるいは省内で議論をいろいろと整理をしたりしておりますが,これを更に続けていきたいと思っております。国民の皆さんの御意見というものもあり,同時にまた世界の流れもあり,今おっしゃられた条約から20年という,その間に国際社会の中で死刑廃止をしている国がだんだん増えてきているというようなこともあって,世界に開かれた日本としてこれからどうしていくべきかしっかり考えていきたいと思います。
【記者】
 未執行者が戦後最多の119人になっているのですけれども,この状況についてはどのように考えていらっしゃいますでしょうか。
【大臣】
 戦後最多ということにはなっていますが,最近,裁判員制度の中で,裁判員制度が定着してフル稼働ということになってきて,準備に時間がかかった事件,これは,死刑求刑事件というのはやはり準備に時間がいろいろかかるのだろうと思いますけれども,これが次第に結審を迎え,判決を迎える時期になってきているということもございます。ただ,これはまだ裁判が確定する段階までには至っていないかと思いますが,そんなこともあってこのところ死刑判決が目立つようになっているという感じはしております。ただ,いっぱいたまったから急いでやらなきゃとかそういう話でなくて,やはりしっかり考えていくべき課題だということは変わりません。

原発再稼働に関する質疑について

【記者】
 原発の再稼働で,安全宣言が経産省の方から出たと思ったら,今度はストレステストをやるとかいう,かなり外から見て,迷走気味に見えるのですけれども,この事態について所感をお願いします。
【大臣】
 これは,今日も閣議と閣僚懇談会,特に閣僚懇談会で議論になりましたが,確かに,外から見てと今おっしゃいましたが,迷走気味という印象を与えてしまったことは大変申し訳ないと思っております。ただ,これまでの基準と,これまでの仕組みで安全だということで十分なのかというところにクエスチョンマークがあり,今,現に福島原発の事例を見て,クエスチョンマークがついているわけで,そこで,今,法改正などまだしていない段階ですから,現実には,現在のいろいろな仕組みの中で判断をしていかなければいけないのだけれども,しかし,総合的により慎重な判断で,点検後の再稼働についての判断をしていこうということで,混乱しているような印象を与えたことについては,これは,誠に申し訳ないことであるけれども,至急,その辺りのことを整理をして,しっかりとした,内閣としての対処の方針を出すということでございまして,今,至急検討中ということでございます。その途中経過なので,それ以上のことは,ちょっと私の所管外ですので差し控えておきたいと思います。
【記者】
 この件をめぐって海江田大臣が,時期がきたら責任を取ると辞意をもらすまでに至ってますけれども,このことについてお願いします。
【大臣】
 そういう解釈をされているようですけれども,もちろん,海江田大臣が,現場の町長さんに了解をお願いしたけれども,それが後に混乱して,撤回したいというような表明になっていったことで,海江田大臣が大変責任を感じているのは事実でございますが,今申し上げたように,まだ今,最終的にこういう方向でいくということを至急整理をしている最中ですので,その整理がしっかりできれば,それは海江田大臣もそうした方向で,これからの原子力行政を進められると思います。
(以上)
※法務省関連部分のみ掲載。
 環境省関連部分については環境省ホームページを御覧ください。
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