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法務大臣閣議後記者会見の概要

平成23年8月26日(金)

 おはようございます。今日は午前7時10分から災害関係の三つの会議があった後,8時から閣議,閣僚懇談会がございました。法務,環境,両省関係のことは特にございません。

いわゆる大阪アスベスト損害賠償請求控訴事件の判決結果に関する質疑について

【記者】
 昨日,泉南アスベストの高裁判決があり,原告側の逆転敗訴ということになりましたが,これの受け止めをお願いします。
【大臣】
 アスベストの判決ですが,これはアスベスト被害について国の主張が,いずれにせよ高等裁判所に認められて,原告側が国に対してすべて敗訴という結果になったということで,そのこと自体は厳粛に受け止めたいと思います。まだ判決の中身まで詳しく検討することはできておりませんが,いずれにせよ,訴訟というプロセスの中でいえば,国はこの判決を受け止めるということ以外にないので,それ以上訴訟ということについてやることはありません。ただ,訴訟がどうであれ,アスベスト被害が現に起きているという事実はございまして,被害にあわれた皆さんの救済であるとか,あるいは,今後そうしたことが起きないように。起きないようにといっても,今の知見で言えば,これから患者数自体は更に広がってくるのではないかということが懸念されていますが,そうしたことが,それでも最小限に抑えられるように,あるいはまた今後のことについて,これは今,被災地域で,建物解体などでアスベストが出てくるのではないかといった心配などもされていますが,そうした被害が起きないように,しっかり被害発生の防止のために努力をしていくと。そういうことで,判決如何に関わらず,アスベスト被害に対する対応というものはしっかり国として頑張っていかなければいけないと思っているところです。

菅総理大臣の退陣等に関する質疑について

【記者】
 今日の午後,このまま法律が順当に成立すれば菅総理が退陣を正式に表明する見通しとなりました。菅内閣で,震災などの対応というのもありましたけれども,内閣の一員として,この間の行政についてどのように自己評価されていますでしょうか。
【大臣】
 いろいろと言われますが,私としては,東日本大震災,原発事故というものを受けて,行政需要というものが膨大に広がった数か月であったと思っています。そんな中で,内閣全体として,あまり高い評価をしてはいけないかもしれませんが,私は,いろいろ御批判を受けるところ,反省しなければならないところ,いろいろあるけれども,精一杯やってきたという感じは持っております。私の所管のところでも,法務行政,環境行政,それぞれに懸案山積でしたが,着実に一歩一歩前へ進めてきていると思っております。法務でいえば,検察改革のこととか,あるいは,なかなか難しい法案の処理もございました。環境でいえば,これはやはり何といっても災害対応ですね。瓦れきのことなどを前へ進めてきているわけでして,いずれもまだ,方向はきっちり示して前へ進んできたけれども,更にこれから峠はますます坂道急になるというところなので,次のチームがしっかり前へ進めていってほしいという思いでおります。
【記者】
 大臣は菅総理の長年の盟友として非常によく政権を支えられて,かつ間近で総理の相談に乗ったり,見てこられたと思うのですけれど,総理の一番の成果,間近で見てこられた中で,これが一番できたなというところを教えていただきたいのと,もし100点満点とかそういうので,点数で評価できればお願いしたいのですけれど。
【大臣】
 今申し上げたことですが,大変な事態の中で内閣を運営するということになって,確かにいろいろな御批判もいただいたところで,菅総理自身ももちろん長所も大変たくさんある人ですが,欠点もある人間ですから,いろいろな皆さんからお叱りを受けたのも確かなことでございます。しかし私は,まあ,まじめな男だなと思います。3月11日から1週間でしたか,官邸から出ずに仕事をしていたわけで。私もその当時に会いに行って,とにかくちょっと休めと。いろいろ気になることは一杯あろうけども,やはり人をねぎらえとか,そんなことも言ったわけですが。まじめに仕事に一所懸命取り組んだというのは,そばで見ていて,これはもう明らかでした。ちょっと時間が経って離れてみてみると,なかなかいろいろなことをやったなということになると思うのですね。震災だけではなくて,社会保障と税のことでも,復興の大方針でも,あるいはエネルギーの方向でも,菅総理が,最初に言い出したときにやや唐突感があったりとかいうこともありましたが,結局,今になって見てみると,内閣の中でちゃんと皆の共有の認識なり方針なりになっているわけでして。私は,まあ達成感を感じてもいいのではないかなと思っております。点数ですが,これは他人がつけることですから,自分で何点というわけにはいきません。
【記者】
 明日から民主党の代表選が始まることになっておりますけれども,菅総理の代表の任期を1年引き継ぐ形になるわけですけれども,今,公式,非公式でいろいろな方が名乗りを上げておりますが,どのような方が,どのような観点で選ばれるべきだと思われますでしょうか。
【大臣】
 これは,今日は閣議後の会見なので,閣僚の一員としては,それは党の方でしっかりと次の代表を選んでくださいということしか言いようがないので,今も申し上げましたが,私は,菅内閣1年2か月というのは,少し間をおいて,時間を空けて見てみると,いろいろな,これだけの成果を上げているじゃないかとすぐ分かる,そういうところに来ていると思うのでね,これをしっかり引き継ぎ,更に前に進めるという人なり体制でなければいけないと思います。2年前の政権交代は,やはり日本の政治史の中で重要な出来事ですから,間違ってもこれを雲散霧消させるというようなことは,絶対にあってはならないと思います。民主党というのは確かに今まで政権担当をした経験がないから,不手際もありました。しかし,政権担当能力というものを,仕事をしていく中で次第に身につけてきた2年間だったと思うので,次は政権交代時代の新たなフェーズにちゃんと入っていく,そういう人を選んでいただけるものだと思っております。菅総理のグループの,国のかたち研究会としても,これは,そういう状況を踏まえて適切に対応していきます。
(以上)
※法務省関連部分のみ掲載。
 環境省関連部分については環境省ホームページを御覧ください。
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