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法務大臣閣議後記者会見の概要

平成23年9月6日(火)

 今日の閣議では当省関係については,特に報告すべきことはございませんでした。

野田内閣の支持率に関する質疑について

【記者】
 野田内閣の発足を受けたマスコミ各社の世論調査では,軒並み支持率が50パーセント台から60パーセント台ということで,V字回復したということが言えるかと思いますが,これについての受け止めをお願いします。
【大臣】
 一般的に新しい内閣ができると支持率が高くなるということがありますから,その点を少し割り引いて考える必要があるかもしれませんけれども,これまで,ともすれば与党内の混乱,あるいは与野党間での誤解,そういったものが政治の混乱をもたらしていたという国民の印象があったのだと思います。野田新総理は,その辺,党内の融和に努めていく,あるいは与野党の間でも丁寧な対応をしていくという姿勢を示されたということで,国民の皆さんの中に,政治がこれから動き始めるのではないかという期待感があるということの表れではないかと思っています。

政務三役及び政務三役会議に関する質疑について

【記者】
 昨日,副大臣と政務官が決まりまして,政務三役の顔ぶれがそろったことになりますが,顔ぶれを御覧になっての印象と,もう一点が,今後,政務三役会議が開かれていくことになると思いますが,この政務三役会議の情報発信の在り方について,江田前大臣の際には,終了後に副大臣による記者ブリーフをされておられたのですが,その辺はどういうふうに考えていらっしゃいますでしょうか。
【大臣】
 副大臣,大臣政務官が昨日決まりましたけれども,滝副大臣は,これまでも法務委員長とか,あるいは与党の法務委員会の筆頭理事であるとか,そういう法務関係に携わってこられた方ですから,そうした経験をしっかりと活かしていただきたいと思いますし,谷大臣政務官については,あまり法務の経験はないようでありますが,これまでの環境とか,あるいは厚生労働とか,そういう分野での経験を大いに活かしていただけるように,3人で力を合わせて頑張っていきたいと思います。私が57歳でありますけれども,それぞれ,それなりに人生経験を積んだ3人でございますので,しっかりと落ち着いた仕事をしていきたいと思っております。それから,記者ブリーフを始めとする情報公開の在り方についてでありますけれども,私も総務副大臣をしているときには,総務省の政務三役会議を終わった後に,記者ブリーフというのをやる担当の政務三役でやってきましたけれども,やはり情報公開というのは大変重要なものだと思っております。具体的なことは,今日,最初の政務三役会議というものを行いますので,そのときに相談したいと思っておりますが,江田前大臣のときに行われた記者ブリーフを含めて,できる限り情報公開が進むようにしていきたいと思っております。

政党支部が開いたパーティー及び大臣が受けた献金に関する質疑について

【記者】
 報道ベースのお話ですが,昨日来,大臣の政党支部,民主党山口県第2区総支部が,今月3日に岩国市でパーティーを開いていたと,これが大臣規範に抵触する可能性があるという昨日の報道,それから本日,政治団体が2008年から2010年に品川美容外科の総院長から100万円ずつ,計300万円の献金を受けており,速やかに返金したいとコメントをしたというような報道がされておりますが,それぞれの事実関係と御認識について教えてください。
【大臣】
 まず私の政党支部の資金パーティーの件でございますけれども,このパーティーについて言うと,先ほど,御指摘がありましたように,大臣規範は,パーティーの開催自粛ということで,政治資金の調達を目的とするパーティーで,国民の疑惑を招きかねないような大規模なものの開催は自粛するというふうになっております。そういう意味で,このパーティーの開催については,私も副大臣でございましたから,この大臣規範との関係で十分に考慮しなければいけない,注意しなければいけないという思いでやってきておりまして,セミナーと一緒に懇親会をやっているわけですけれども,セミナーも1時間たっぷり話をしてもらいました。そういうことを含めていくと,1人当たり1万円という会費で,参加者も大体500名弱ということでございます。私は,毎年,政治資金パーティーではなくて,新春の集いというのを,地元で5か所くらいやっておりますけれども,今回声をかけさせていただいた方は,そういう方を中心にやっているのであって,ここで言われているような国民の疑惑を招くような,つまり,多分,大臣とか副大臣といったような権限を利用して人を集めてくるとか,あるいは人だけではなくて,資金パーティーの場合はパーティー券の販売をやっていくわけでありますが,そのパーティー券の販売を拡大するというようなことをしてはならないというのが,国民の疑惑を招かないという趣旨なのだと思います。そういう意味で,私が行っていたことは,従来からの新春の集いなどに集まって来られる方を中心に開催したということであって,大臣規範に反しているというようなものではないというふうに認識はしております。ちなみに,去年も,確か10月くらいだったと思いますけれども,成長戦略セミナーという形で,同じような形のものはやっております。
 それから,もう一つの方ですけれども,これについては,ちょっと私の認識が不十分だったところもあるかもしれませんけれども,事件性があるわけではないので,固有名詞は差し控えさえていただきますけれども,元々は私の国政に対する政治姿勢に共感をしていただいて,先方から献金したいという申し出があって受けるようになったものでございます。献金の状況については,先ほど御指摘ありましたように,平成20年から平成22年までの3年間で,各100万円ということでありますけれども,最初の献金というのが,平成20年12月19日ということでございます。新聞で調べたところによりますと,業務上過失致死罪で逮捕されたのが今年の4月20日ということでありますので,全く時間的には,無関係のときということになります。去年,平成21年の献金も8月でありますけれども,このときもそういう意味では全く関係がありません。新聞情報にどれだけ出ていたかはっきり認識はしていないのですけれども,2009年12月にこの事件の基となった死亡事故が起こっていると週刊誌の情報で知った話ですけれども,2回目の献金についても,事件が発生する前であったと。それから3回目は去年の12月22日でありますけれども,このときは,事故は発生しているわけですが,事件性がどれだけあるかというのは全く分からない状況の中で,今年の4月20日に担当の医師が逮捕されたということであります。実は私も品川美容外科と,こう書いてありましたけれども,それについては全くこの方とどういう関係にあるのかは知りませんでした。私が関係したのは,別の近視クリニックの関係であります。そういうことで,この関係が最初からであれば,もうちょっと調べておくべきだったと思いますけれども,当時はそういう関係は分からなかったということなので,先ほどの2009年12月に事故が発生したところにおいては,関連性がよく分からなかったということであります。これについては,今申し上げたように,献金を受けた当時については,報道で指摘されている業務上過失致死罪での逮捕とか起訴というものがあったわけではありませんし,法的に問題があるとは思っておりません。しかし,今私がこういう立場,法務大臣という立場に立ったときに,現在起訴されている事件と関係がある方から献金を受けているということについては,誤解を招くおそれがあるというふうにも思います。そういう意味で,李下に冠を正さずという気持ちで,速やかに返金することとしたいと考えているところでございます。

外国人献金等の政治資金に関する質疑について

【記者】
 野田総理や前総理の菅さん,前原元外務大臣など,外国人からの献金が問題になっていますけど,大臣に就任したことを受けて,改めて自ら外国人献金も含めて政治資金について,お調べになる考えはあるかどうかをお願いします。
【大臣】
 これまでも,自分なりに注意はしてきたつもりですけど,御指摘があった点も含めて,もう一度チェックはしていきたいというふうに思います。
【記者】
 昨日,官房長官が個人的見解とおっしゃって,外国人献金の在り方をちょっと考えた方がいいというような趣旨のことを御発言されたのですけども,そのことについて,大臣はどういうふうにお考えでしょうか。
【大臣】
 これ自体は私の所管ではないですので,大臣としてというよりは,政治家個人としてということになろうかと思いますけども,実は,ほかの国の外国人献金の扱いがどうなっているのかということを調べたことがございます。日本はかなり厳しい国ですね。ほかの先進国をみた場合には,それほど厳格でないというと言葉が悪いかもしれませんが,あまり細かいところまできちきちと定めていないというところもあります。そういう意味で,なぜ外国人献金がいけないのかというところから出発して,本来,外国人献金についてどうあるべきかということについて考えていくべきじゃないかというふうには思っております。もうちょっと分かり易く言うと,金を受け取ることによって,影響を受けてしまうということが,最も懸念されることだと思います。そういう懸念をどこまで制度化していくかということが,問題の基本ではないのかと今思っています。あくまでも,個人的な一政治家としての意見です。

江田前法務大臣との引継ぎに関する質疑について

【記者】
 先日,江田前法務大臣から引継ぎがあったと思うのですが,どのような内容の引継ぎがあったのでしょうか。
【大臣】
 事務引継資料がありますので,それに大体,内容的なものは書いてあるということであったと思いますけど,あとは個人的にアドバイスとして,私はどっちかというと,理想主義的なところが強くありますので,やっぱり物事を進めていくに当たっては,周りの方の意見もよく聞いて,官僚ともしっかりと意思疎通を図っていくことが大事じゃないかというようなアドバイスはいただきました。
(以上)
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