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法務大臣閣議後記者会見の概要

平成23年10月21日(金)

 本日,閣議,閣僚懇談会がありましたが,当省関係で皆様に御報告するようなことはありません。

司法修習生の給費制に関する質疑について

【記者】
 司法修習生の給費制について,今日の午前中に法務部門会議があったと思うのですが,党内の意見集約に努めると大臣はこれまでおっしゃっていましたけれども,今日,その中でどのような結果になったのか,また進展というのがありましたでしょうか。
【大臣】
 部門会議が行われたことは承知をしておりますけれども,詳しい部門会議の模様についてはまだ報告を受けておりません。前にも申し上げましたように,法務省としては,法曹の養成に関するフォーラムでの取りまとめという経緯がございますので,その結果を最大限に尊重して,党内における議論を踏まえて,所要の法案を提出していきたいと考えている状況であります。

政務秘書官に関する質疑について

【記者】
 本月19日付けで政務秘書官がお辞めになったということですが,その方は過去に有罪判決を受けていたということが判明しています。今回お辞めになったことと有罪判決を受けていたこととの関係,お辞めになった理由と,お辞めになったことの事実関係についてお願いします。
【大臣】
 今の御質問については,政務秘書官,あるいは公設秘書の採用の段階で伝えるべきことが伝えられていなかったという判断に立ちまして,けじめをつける必要があるということで,本人からの辞職の申出を受けて,手続を行ったということでございます。既に御案内のように,執行猶予付きの判決でありましたけれども,これについては,執行猶予の期間を経過して,刑の言い渡しは効力を失っているということでございますので,有罪判決を受けたということ自体が理由ということではありません。本人とはこれまでも信頼関係を持って仕事をしてもらっていましたし,私としても今後とも本人との信頼関係というのは継続していきたいと思っております。
【記者】
 信頼を継続していきたいと思っているという趣旨は,今後も秘書として雇い続けるということでしょうか。
【大臣】
 今回は,私と秘書との雇用関係は清算させていただきました。これはあくまでも採用において,本来であれば伝えるべきことが伝えられていなかったということのけじめをつけさせていただいたということです。
【記者】
 最初の段階で伝えるべきことが伝えられていなかったというのは,過去に有罪判決を受けていたことを伝えるべきだったのに伝えられていなかったという趣旨なのかというのが一点と,それから,けじめをつける必要があるとおっしゃったのはこれは秘書官の言葉なのでしょうか,それとも大臣のお考えなのでしょうか。
【大臣】
 後者の方は,両者の考えであります。伝えるべきことが伝えられていなかったというのは,過去の事実として,そういうことがあったということが,伝えられていなかったということです。
【記者】
 この問題については,雑誌の報道で発覚して最終的に秘書官が辞任ということに至ったわけですけど,大臣の受け止めをお願いします。
【大臣】
 採用ということでありますから,その採用の判断をするに当たって必要なことについては,しっかりと伝えていてほしかったと思いますし,その意味で大変残念なことであったと考えております。
【記者】
 更生という観点では,過去に有罪判決を受けていたとしても,採用に何ら問題がないという考え方もあるかもしれないと思うのですが,その辺りはいかがですか。
【大臣】
 その考え方も当然あるかと思います。ですから今回の問題について言うと,伝えられるべきことが伝えられていなかったということについてのけじめということです。

リビアのカダフィ大佐に関する質疑について

【記者】
 リビアのカダフィ大佐が殺害されましたけれども,その所感と,カダフィ大佐は国際裁判所で人道に対する罪で逮捕状が出ていたのですが,司法で裁かれないで殺害されたことについてのお考えをお願いします。
【大臣】
 事実関係はここで申し上げる立場でもございませんけども,今の御質問について言えば,特に私がコメントをするような自分なりの考え方が整理されていませんので,差し控えさせていただきたいと思います。
(以上)
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