法務省

文字の大きさを変更する

拡大する

標準に戻す

色変更・音声読み上げ・ルビ振りを行うアクセシビリティツールを利用するかたはこちら

トップページ > 広報・報道・大臣会見 > 大臣会見等 > 記者会見要旨 > 平成23年 > 法務大臣閣議後記者会見の概要

法務大臣閣議後記者会見の概要

平成23年11月29日(火)

 今日の閣僚懇談会の中で私の方から発言をしておりますけれども,中身は,オウム真理教に関するものでございます。昨日,公安調査庁長官から,オウム真理教について,同教団は現在も無差別大量殺人行為に及ぶ危険性があると認められ,引き続き,その活動状況を継続して明らかにする必要があることから,無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律の規定に基づき,公安審査委員会に対し,観察処分の四回目の期間更新の請求を行った旨の報告を受けました。今後は,公安審査委員会において,迅速かつ適正な審査が行われるものと期待しております。

オウム真理教に対する観察処分の更新請求に関する質疑について

【記者】
 昨日,公安調査庁がオウム真理教に対する観察処分の更新請求を行いました。改めて大臣の受け止めをお願いします。
【大臣】
 先ほどの発言は,公安調査庁長官からの報告の中身を御紹介したわけでありますけれども,現状としては,関係地方公共団体,あるいは多くの地域住民の皆さんから観察処分の期間更新等を求める陳情要請が私に対してされたということがありまして,そういう状況については,私としても認識をしている次第であります。最終的な判断は,公安審査委員会で行うことでございますので,その判断を待たざるを得ないわけでありますけれども,公安調査庁が観察処分の期間更新を請求したことについては,必要かつ適切な措置であったと考えております。

大阪府知事及び大阪市長選挙に関する質疑について

【記者】
 日曜日にあった大阪府知事と大阪市長選に関する質問なのですが,今回,民主党大阪府連が推薦・支持する候補者が敗北しました。その敗北の要因について,大臣はどのようにお考えかお聞かせください。また,今回の敗北の要因として消費税率引き上げについての野田総理の発言が影響したという見方が広がっていますけれども,大臣の見解をお願いします。
【大臣】
 これは,大臣というより一政治家としての意見というか感想になろうかと思いますけれども,やっぱり全体的にいうと,政治に対する閉塞感,あるいは社会に対する閉塞感というものがある中で,強いリーダーシップを求め,変えていくということを求めている声が,大阪という地域においてはあったのかなというような気がします。消費税率引き上げの話についていうと,私自身はそれほど直接的に,知事選とか市長選で議論がされていたとはあまり感じなかったので,それほど大きな影響を与えたということではないのではないかと思います。ただ,私が大阪の現地に行って,選挙にかかわっていたわけではありませんので,現地の雰囲気を直接を感じれば,また違う感想もあるのかもしれませんけれども,東京で見ている限りにおいては,そんな印象でございます。
【記者】
 大臣が先ほど閉塞感と言われましたが,民主党政権ができたときには全国的な閉塞感に対する期待で民主党政権ができたと思うのですけれども,今,政権を担っている御自身としては,閉塞感という言葉についてどのようにお考えですか。
【大臣】
 先ほどの閉塞感というのは,民主党政権に対する閉塞感ということではなくて,政治全体に対する閉塞感であると思います。

死刑の在り方についての勉強会に関する質疑について

【記者】
 昨日,死刑の在り方についての勉強会が開かれたと思うのですけれども,イギリスとかドイツ,フランスの例について,どのように死刑の廃止に至ったかということについて勉強されたと伺っております。イギリスの場合は非常に強い政治の主導で廃止された経緯があると思うのですけど,大臣として,どのような内容を学ばれて,どのようにそういう状況を御自分で消化なさったのかという点をお聞きしたいのですが。
【大臣】
 イギリス,ドイツ,フランスの事情というのはある程度知ってはいましたので,改めてそれを確認するというようなことが中心であったのかなと思います。日本が国連の人権委員会等からもいろいろ言われているのは,世論がこういう状況だから,これ以上のことはできないのだというのではなくて,ヨーロッパ諸国においては,死刑制度を存立といいますか,継続というような世論の中においても,死刑制度を廃止するというリーダシップの中で廃止されていったのだということを言われる方々が大勢おられます。そういう状況であったということは,皆さん方にも公表されている資料で確認はできたのだと思います。ただ,そういうヨーロッパの事情というものが,すぐに日本に当てはめて考えられるような状況であるのかということについては慎重に考えていかなくてはいけないと思います。
(以上)
ページトップへ