法務大臣閣議後記者会見の概要
平成24年1月6日(金)
皆様明けましておめでとうございます。今日,官邸で初閣議がございました。閣議においては,当省案件は特にございません。私からお話を申し上げたい点があります。週明けの1月10日から14日朝までにかけて,ベトナムとラオスに出張に行ってまいりたいと思います。出張の目的は,ベトナム,ラオスにおける法制度整備プロジェクト関係者との意見交換ということであります。法務省では,1990年代からベトナム,ラオスの法制度整備支援に協力をしてきているわけですけれども,特に,昨年12月24日に閣議決定されました日本再生の基本戦略の中でも世界における我が国のプレゼンスを強化するために,開発途上国における法の支配の確立と社会経済の基盤整備を図り,成長を確実なものとするために法制度整備支援を推進すると盛り込まれておりまして,今後の法制度整備支援の在り方について検討をしていきたいということを含めてベトナム及びラオスにおいて,それぞれの国の司法大臣,あるいは裁判所,検察庁のトップの方々と面談をし,先方の要望・意見等を聞いて実情を把握してきたいと思っているところでございます。
オウム真理教元幹部の逮捕に関する質疑について
【記者】
昨年大晦日に,オウム真理教元幹部平田信氏が警察に出頭し,逮捕されました。この一件というのは,警察及び司法関係者に大きな衝撃を与えたわけですけれども,大臣としての感想をお伺いしたいと思います。併せて,今回の一件というのは麻原彰晃氏ら13人の死刑確定者の死刑執行に影響を与えるのか否かという点についてお願いします。
【大臣】
警視庁の方で,出頭してきたオウム真理教元幹部平田信を逮捕したということについては,御案内のとおりでございます。出頭してきたのは昨年12月31日の午後11時50分で,逮捕されたのは1月1日であったということは聞いております。感想についていえば,個別の具体的事件における捜査機関の活動に影響を与えかねないと思いますので,法務大臣としてコメントすることは差し控えたいと思います。それから,死刑執行との関係ということでありますけれども,これも個別の死刑執行の可否に関する事項については法務大臣としてコメントすることは従来から差し控えさせていただいておりまして,これについてもコメントは差し控えさせていただきたいと思います。
昨年大晦日に,オウム真理教元幹部平田信氏が警察に出頭し,逮捕されました。この一件というのは,警察及び司法関係者に大きな衝撃を与えたわけですけれども,大臣としての感想をお伺いしたいと思います。併せて,今回の一件というのは麻原彰晃氏ら13人の死刑確定者の死刑執行に影響を与えるのか否かという点についてお願いします。
【大臣】
警視庁の方で,出頭してきたオウム真理教元幹部平田信を逮捕したということについては,御案内のとおりでございます。出頭してきたのは昨年12月31日の午後11時50分で,逮捕されたのは1月1日であったということは聞いております。感想についていえば,個別の具体的事件における捜査機関の活動に影響を与えかねないと思いますので,法務大臣としてコメントすることは差し控えたいと思います。それから,死刑執行との関係ということでありますけれども,これも個別の死刑執行の可否に関する事項については法務大臣としてコメントすることは従来から差し控えさせていただいておりまして,これについてもコメントは差し控えさせていただきたいと思います。
死刑制度に関する質疑について
【記者】
年頭の挨拶でも触れられておりましたが,昨年1年間死刑が1件もなく,それについて,例えば国際人権団体の方が大臣とか政府宛に賞賛するとの書簡を送られたりしておりますが,今年1年間の大臣の死刑についてのスタンスというか,何をされていくのか,また国民的議論となるようにとおっしゃっていましたが,そのために具体的に何をされていくのか,お考えをお聞かせください。
【大臣】
正直に言って,まだ具体的に何をというものは決めてはおりません。ただ,この場でも何回かお話を申し上げましたけれども,法務省内の死刑の在り方についての勉強会が,国民的議論の契機となってほしいということで行われてきたわけですけれども,当初の目的どおりに国民に受け止められているかというと,若干私自身がなんとかもっと工夫しなければならないのではないのかという思いがありまして,そういう思いを基にしてこれから政務三役等とも相談しながら取り組んでいきたいと思っております。
年頭の挨拶でも触れられておりましたが,昨年1年間死刑が1件もなく,それについて,例えば国際人権団体の方が大臣とか政府宛に賞賛するとの書簡を送られたりしておりますが,今年1年間の大臣の死刑についてのスタンスというか,何をされていくのか,また国民的議論となるようにとおっしゃっていましたが,そのために具体的に何をされていくのか,お考えをお聞かせください。
【大臣】
正直に言って,まだ具体的に何をというものは決めてはおりません。ただ,この場でも何回かお話を申し上げましたけれども,法務省内の死刑の在り方についての勉強会が,国民的議論の契機となってほしいということで行われてきたわけですけれども,当初の目的どおりに国民に受け止められているかというと,若干私自身がなんとかもっと工夫しなければならないのではないのかという思いがありまして,そういう思いを基にしてこれから政務三役等とも相談しながら取り組んでいきたいと思っております。
社会保障と税の一体改革に関する質疑について
【記者】
今日午前中に政府・与党が,社会保障と税の一体改革の素案を正式決定しまして,素案の中で消費税率を2014年中に8パーセント,2015年に10パーセントにそれぞれ引き上げるということを決定したのですけれども,その中身についての大臣の御感想と,今後与野党で協議を進めていく中で難航が予想されると思うのですが,その見通しについての受け止めをお聞かせください。
【大臣】
これも所管事項でもなく,私は政府・与党社会保障改革本部のメンバーでもないので,あまり無責任なことは言えないのですけれども,今日閣議報告がございました。従来から私も政治家としては非常に関心を持ってきた話でございます。今の日本の社会保障の状況,財政の状況を考えたときには,負担と受益の在り方については,しっかりと検討をしなければいけないと誰もが認めることであると思います。そういった中で消費税の税率引き上げについては,低所得者に対する負担とか,あるいは景気に与える影響とか,いろいろな問題が指摘されていることも事実でありますから,そうしたことにしっかりと答える形で私は実行していくということを考えていかなくてはいけないのではないかと思います。特に私としては,経済に与える影響については,経済政策と一体として進めていくという視点も忘れてはならないと思います。当然,政治改革,行政改革ということも求められていますので,それも合わせてでありますけれども経済政策ということもしっかりと念頭に置く必要があるというふうに思っております。
与野党協議への見通しですが,これも昨日の年頭の挨拶の中でも触れました。国会の状況というのも,なかなか政府にとっては厳しい状況でありますけれども,やはり,既存政党に対する不信感,あるいは閉塞感というものがある中には,政局的な状況の中でこうした問題について十分に議論ができないということがあるのではないのかなと思います。そういう意味では,そういった状況を克服して,しっかりと与野党間で,あるいは国会で議論をしていかなければならないと。していきたいと。あるいは,していってほしいというふうに思います。
今日午前中に政府・与党が,社会保障と税の一体改革の素案を正式決定しまして,素案の中で消費税率を2014年中に8パーセント,2015年に10パーセントにそれぞれ引き上げるということを決定したのですけれども,その中身についての大臣の御感想と,今後与野党で協議を進めていく中で難航が予想されると思うのですが,その見通しについての受け止めをお聞かせください。
【大臣】
これも所管事項でもなく,私は政府・与党社会保障改革本部のメンバーでもないので,あまり無責任なことは言えないのですけれども,今日閣議報告がございました。従来から私も政治家としては非常に関心を持ってきた話でございます。今の日本の社会保障の状況,財政の状況を考えたときには,負担と受益の在り方については,しっかりと検討をしなければいけないと誰もが認めることであると思います。そういった中で消費税の税率引き上げについては,低所得者に対する負担とか,あるいは景気に与える影響とか,いろいろな問題が指摘されていることも事実でありますから,そうしたことにしっかりと答える形で私は実行していくということを考えていかなくてはいけないのではないかと思います。特に私としては,経済に与える影響については,経済政策と一体として進めていくという視点も忘れてはならないと思います。当然,政治改革,行政改革ということも求められていますので,それも合わせてでありますけれども経済政策ということもしっかりと念頭に置く必要があるというふうに思っております。
与野党協議への見通しですが,これも昨日の年頭の挨拶の中でも触れました。国会の状況というのも,なかなか政府にとっては厳しい状況でありますけれども,やはり,既存政党に対する不信感,あるいは閉塞感というものがある中には,政局的な状況の中でこうした問題について十分に議論ができないということがあるのではないのかなと思います。そういう意味では,そういった状況を克服して,しっかりと与野党間で,あるいは国会で議論をしていかなければならないと。していきたいと。あるいは,していってほしいというふうに思います。
本日の閣議に関する質疑について
【記者】
今日,閣議が予定より随分長引いたと思うのですけれども,これは何か特別な問題とかがあったのでしょうか。
【大臣】
閣議そのものは長くはなかったのですが,閣僚懇談会のところで,少し議論がありました。この中身については,官房長官から説明があるかと思いますので,私からのコメントは差し控えさせていただきたいと思います。
今日,閣議が予定より随分長引いたと思うのですけれども,これは何か特別な問題とかがあったのでしょうか。
【大臣】
閣議そのものは長くはなかったのですが,閣僚懇談会のところで,少し議論がありました。この中身については,官房長官から説明があるかと思いますので,私からのコメントは差し控えさせていただきたいと思います。
(以上)