法務大臣閣議後記者会見の概要
平成24年1月17日(火)
今日の閣議で当省に関係する事項はございませんでした。
法務行政に関する質疑について
【記者】
昨日,新旧大臣の事務引継が行われました。平岡前法務大臣から数多くの課題について引継を受けたかと思うのですが,その中で小川大臣として優先する課題や優先順位等がございましたらお願いします。
【大臣】
どの件を先にやるかという意味ではなくて,私自身が非常に関心を持っているのは,一つは検察の信頼回復,そして検察が国民の信頼を受けて,その職責,役割をしっかりと担えるような検察の改革にしっかりと取り組んでいきたいということ。もう一つが法曹養成制度。当時,私が野党の議員のときに,司法制度改革に取り組んで,ロースクール制度の構築と法曹養成制度に取り組んだのですが,どうもそのときの理念とはかけ離れた現実が起きてしまっているのではないかと思いますので,そうした意味で法曹養成制度に取り組んでいきたいと思います。特にロースクールの教育の中身の充実を中心にして動いて取り組んでみたいと思っております。特に私が関心を持っている事項というのは今の2点が中心となります。
【記者】
最初に優先的に取り組みたい課題について,検察の信頼回復と検察官の職責をしっかりと担える改革とおっしゃいましたが,最高検の方では既に独自の案を受けて,被疑者取調べの可視化を含めて様々な取組を行っていますが,特に大臣はあと何が足りないとか,最高検の監督の中でも何が足りないとか,ここはもっとすべきだとかあれば,それについてお聞かせください。
【大臣】
非常に抽象的な話かもしれませんけれども,どうもこれまでの検察の中では,事件を立件することが検事の能力の良い意味での表れなのだと,ですから立件できないのは検事の能力が足りないのではないかというような考え方があったのではないかと思います。私はそうではなくて,立件すべきはものは必ず捜査を尽くして立件しなければならないけれど,立件してはならない,あるいは立件できないものについてはやはりきちんとした適正な判断をすると。ですから立件することに能力を見出すのではなくて,適正な処理をするということに検察官としての能力を見出す,評価をするというような考えを持つ,あるいは浸透させることが必要ではないのかなと思っております。
昨日,新旧大臣の事務引継が行われました。平岡前法務大臣から数多くの課題について引継を受けたかと思うのですが,その中で小川大臣として優先する課題や優先順位等がございましたらお願いします。
【大臣】
どの件を先にやるかという意味ではなくて,私自身が非常に関心を持っているのは,一つは検察の信頼回復,そして検察が国民の信頼を受けて,その職責,役割をしっかりと担えるような検察の改革にしっかりと取り組んでいきたいということ。もう一つが法曹養成制度。当時,私が野党の議員のときに,司法制度改革に取り組んで,ロースクール制度の構築と法曹養成制度に取り組んだのですが,どうもそのときの理念とはかけ離れた現実が起きてしまっているのではないかと思いますので,そうした意味で法曹養成制度に取り組んでいきたいと思います。特にロースクールの教育の中身の充実を中心にして動いて取り組んでみたいと思っております。特に私が関心を持っている事項というのは今の2点が中心となります。
【記者】
最初に優先的に取り組みたい課題について,検察の信頼回復と検察官の職責をしっかりと担える改革とおっしゃいましたが,最高検の方では既に独自の案を受けて,被疑者取調べの可視化を含めて様々な取組を行っていますが,特に大臣はあと何が足りないとか,最高検の監督の中でも何が足りないとか,ここはもっとすべきだとかあれば,それについてお聞かせください。
【大臣】
非常に抽象的な話かもしれませんけれども,どうもこれまでの検察の中では,事件を立件することが検事の能力の良い意味での表れなのだと,ですから立件できないのは検事の能力が足りないのではないかというような考え方があったのではないかと思います。私はそうではなくて,立件すべきはものは必ず捜査を尽くして立件しなければならないけれど,立件してはならない,あるいは立件できないものについてはやはりきちんとした適正な判断をすると。ですから立件することに能力を見出すのではなくて,適正な処理をするということに検察官としての能力を見出す,評価をするというような考えを持つ,あるいは浸透させることが必要ではないのかなと思っております。
死刑に関する質疑について
【記者】
死刑制度に関して,就任当時から大臣のお考えをお話しされていますが,死刑確定者に対する処遇方法や執行方法などについても見直す必要はないというお考えでしょうか。
【大臣】
死刑の在り方についての勉強会に昨年の9月まで私自身も加わっていたのですが,昨日,平岡前法務大臣からその後の経過を聞きました。勉強会は,これまでは死刑制度の存否についての議論が中心であったけれども,これからは死刑の執行方法とか,具体的な現行の死刑の執行の仕組みについて検討しようということをこれからの勉強会のテーマにしようということであるということで引継を受けました。その点についてしっかりと検討することは良いことだと思いますので,どのような形にするかはもう少し考えさせていただきますけれども,検討したいと思います。
【記者】
これまで死刑の執行については国会中には比較的考慮される傾向があったのですが,大臣はそれについてはどのようにお考えですか。
【大臣】
就任直後の記者会見も含めて,私から積極的に死刑を執行すると言っているつもりではないのですけれども,質問されるので答える,答えるとそれが何か新法務大臣は死刑を積極的にという印象で,なかなかそればっかり取り上げられるのですが,気持ちは変わらないです。つらい職務だけれども,やはり職責は果たさなくてはいけないなとは思っていますが,具体的にどうするかというのは,これから慎重に検討していきたいと思っております。
【記者】
死刑の在り方についての勉強会のスケジュールについて,例えば,この辺りで結論を出すとか,この辺りには終了するとかというスケジュールは考えていらっしゃいますでしょうか。
【大臣】
法務副大臣として,昨年9月まで勉強会に参加しておりましたが,その9月の時点でも,大分様々な立場からの意見というのを聞いているなと思っておりまして,ですから,その後の検討状況を聞いて,とりあえずはこれまでの勉強会の中身についてまとめていただいて,そのまとめの中で更に検討いただいた方がいいと,必要だという点があれば,その点について検討するために勉強会というものを続けていきたいし,あるいは,既に死刑についての議論というのは,いろいろな立場からの意見が出ておりまして,議論するというよりも,様々な意見を聞くという立場であるとすると,同じことを繰り返しても仕方がありませんので,もしまとめられる状況にあって,特段これ以上というものがなければ,そのまとめた内容で一つの報告を出して区切りをつけたいと思っています。ただ,それはこれまでの検討状況を取りまとめてその上で政務三役とも協議していきたいと思います。ただ,それとは別に,先ほどの執行方法につきましては具体的な検討のスケジュールが予定されておりますので,それはそれでそういった方向の勉強会を進めたいと思っております。
【記者】
死刑の在り方についての勉強会は,しばらくは継続するということでよろしいのでしょうか。
【大臣】
これまでの勉強会の議論はとりあえずまとめて,そして,今度は執行方法のような具体的なことについての新たな勉強会を立ち上げるか,それはまだ決めておりません。いずれにしても,具体的な執行方法についての勉強会は行います。そしてこれからの死刑制度に関しての検討については,これまでの検討状況のまとめを見て検討したいという考えでおります。
死刑制度に関して,就任当時から大臣のお考えをお話しされていますが,死刑確定者に対する処遇方法や執行方法などについても見直す必要はないというお考えでしょうか。
【大臣】
死刑の在り方についての勉強会に昨年の9月まで私自身も加わっていたのですが,昨日,平岡前法務大臣からその後の経過を聞きました。勉強会は,これまでは死刑制度の存否についての議論が中心であったけれども,これからは死刑の執行方法とか,具体的な現行の死刑の執行の仕組みについて検討しようということをこれからの勉強会のテーマにしようということであるということで引継を受けました。その点についてしっかりと検討することは良いことだと思いますので,どのような形にするかはもう少し考えさせていただきますけれども,検討したいと思います。
【記者】
これまで死刑の執行については国会中には比較的考慮される傾向があったのですが,大臣はそれについてはどのようにお考えですか。
【大臣】
就任直後の記者会見も含めて,私から積極的に死刑を執行すると言っているつもりではないのですけれども,質問されるので答える,答えるとそれが何か新法務大臣は死刑を積極的にという印象で,なかなかそればっかり取り上げられるのですが,気持ちは変わらないです。つらい職務だけれども,やはり職責は果たさなくてはいけないなとは思っていますが,具体的にどうするかというのは,これから慎重に検討していきたいと思っております。
【記者】
死刑の在り方についての勉強会のスケジュールについて,例えば,この辺りで結論を出すとか,この辺りには終了するとかというスケジュールは考えていらっしゃいますでしょうか。
【大臣】
法務副大臣として,昨年9月まで勉強会に参加しておりましたが,その9月の時点でも,大分様々な立場からの意見というのを聞いているなと思っておりまして,ですから,その後の検討状況を聞いて,とりあえずはこれまでの勉強会の中身についてまとめていただいて,そのまとめの中で更に検討いただいた方がいいと,必要だという点があれば,その点について検討するために勉強会というものを続けていきたいし,あるいは,既に死刑についての議論というのは,いろいろな立場からの意見が出ておりまして,議論するというよりも,様々な意見を聞くという立場であるとすると,同じことを繰り返しても仕方がありませんので,もしまとめられる状況にあって,特段これ以上というものがなければ,そのまとめた内容で一つの報告を出して区切りをつけたいと思っています。ただ,それはこれまでの検討状況を取りまとめてその上で政務三役とも協議していきたいと思います。ただ,それとは別に,先ほどの執行方法につきましては具体的な検討のスケジュールが予定されておりますので,それはそれでそういった方向の勉強会を進めたいと思っております。
【記者】
死刑の在り方についての勉強会は,しばらくは継続するということでよろしいのでしょうか。
【大臣】
これまでの勉強会の議論はとりあえずまとめて,そして,今度は執行方法のような具体的なことについての新たな勉強会を立ち上げるか,それはまだ決めておりません。いずれにしても,具体的な執行方法についての勉強会は行います。そしてこれからの死刑制度に関しての検討については,これまでの検討状況のまとめを見て検討したいという考えでおります。
広島刑務所の受刑者逃走事故に関する質疑について
【記者】
広島刑務所の脱走事件に関して,就任当初から地域の住民に不安を与えて申し訳ないとおっしゃっていますが,この件に関しまして,直接広島に行かれるというお考えがございましたらお聞かせください。
【大臣】
地域の方に大変に御不安を与えてしまったことと,逃走犯の身柄の拘束に当たっても地域の方に大変協力いただいたと聞いております。やはりそういった謝罪と感謝の気持ちを表すために地元に行きたい。それから直接刑務所に行って,再発防止についての指示をしたいと思っておりまして,早期に行きたいなと考えております。
【記者】
調整状況というのはいかがですか。
【大臣】
私としてはなるべく早く行きたいと思っています。ですから明日にでも行ければ行きたいと思っておりますが,今受け入れ先との調整中ですので,決まればまたお知らせさせていただきます。
【記者】
広島刑務所脱走事件のいわゆる検証チームを作っているのですけれども,その検証の結果をいつ頃まとめて,例えばの話,処分するなり,具体的な目処というのはあるのでしょうか。
【大臣】
まだ,検証中ですので,もう少し具体的に状況が把握できてからであると思います。ちょっと今の段階では,具体的にいつというふうに申し上げられる段階ではありませんが,ただ一般論からいえば,やはりこういうことは早く対応するということが必要であると思っております。
【記者】
広島への訪問について,例えば知事に会うなど,そういうイメージでよろしいのでしょうか。
【大臣】
具体的にいいますと,地域住民の方に御迷惑をお掛けしたのですから,そうすると,やはり自治体の方になると思います。
広島刑務所の脱走事件に関して,就任当初から地域の住民に不安を与えて申し訳ないとおっしゃっていますが,この件に関しまして,直接広島に行かれるというお考えがございましたらお聞かせください。
【大臣】
地域の方に大変に御不安を与えてしまったことと,逃走犯の身柄の拘束に当たっても地域の方に大変協力いただいたと聞いております。やはりそういった謝罪と感謝の気持ちを表すために地元に行きたい。それから直接刑務所に行って,再発防止についての指示をしたいと思っておりまして,早期に行きたいなと考えております。
【記者】
調整状況というのはいかがですか。
【大臣】
私としてはなるべく早く行きたいと思っています。ですから明日にでも行ければ行きたいと思っておりますが,今受け入れ先との調整中ですので,決まればまたお知らせさせていただきます。
【記者】
広島刑務所脱走事件のいわゆる検証チームを作っているのですけれども,その検証の結果をいつ頃まとめて,例えばの話,処分するなり,具体的な目処というのはあるのでしょうか。
【大臣】
まだ,検証中ですので,もう少し具体的に状況が把握できてからであると思います。ちょっと今の段階では,具体的にいつというふうに申し上げられる段階ではありませんが,ただ一般論からいえば,やはりこういうことは早く対応するということが必要であると思っております。
【記者】
広島への訪問について,例えば知事に会うなど,そういうイメージでよろしいのでしょうか。
【大臣】
具体的にいいますと,地域住民の方に御迷惑をお掛けしたのですから,そうすると,やはり自治体の方になると思います。
(以上)