法務大臣閣議後記者会見の概要
平成24年6月8日(金)
今日の閣議では法務省関係はありませんでした。
いわゆる東電OL殺人事件の再審開始決定に関する質疑について
【記者】
昨日,いわゆる東電OL殺人事件で東京高裁が再審開始決定を出しました。足利事件,布川事件などここ数年重大事件で再審開始決定が相次いでいますが,こういう状況について大臣の御所感をお聞かせください。
【大臣】
検察としては,異議申し立てをしましたけれども,それが通じなかったということで,そういう意味では残念な面があると思います。捜査について努力をしたと思いますが,なかなか解明できなかったということで結果的には残念な事件であったということです。
【記者】
再審開始決定に対する異議申し立て自体はまだ続いているのですが,刑の執行停止決定に対する検察側の異議申し立てが通らなかったことについて残念であるとお考えでしょうか。
【大臣】
検察の捜査がある意味では十分ではなかったのではないかと受け取れるわけですから,そういうものを含めて捜査に何か問題がなかったかと,残念な結果であると思います。刑の執行停止については,あらかじめ想定できないような話ですので,そういう意味も含めてなかなか難しい事件であったという感じがします。また,入国管理局としては,これからどのように進むのかという問題は残っています。
【記者】
退去強制に向けた手続が進んでいますが,入国管理局としていろいろな問題が残っているというのはどういう点でしょうか。
【大臣】
もう一遍調べ直すようなことがあるのかないのかというのは現場の判断の問題です。元々ビザの期限切れということであったものですから,本人が刑事施設からは出たわけですけれども,入国管理局としてはビザの期限切れについて,どのような調査をするかという問題は残っているということです。
【記者】
元被告人はどのくらいで帰国するという目途でお考えでしょうか。
【大臣】
それは現場の判断ですね。
【記者】
こういったケースは前例がないということもあると思うのですけれども,再審が開始して元被告人が釈放されて退去強制となり,再審の裁判自体が,本人がいないまま進むという可能性があるのですが,そうしたケースについてどういう御所感をお持ちでしょうか。
【大臣】
制度的にそういう制約がある中で,どれだけのことがこれからできるか,本人,あるいは別の真犯人がいるとすれば,真犯人を求めて,捜査というのはまたきちんとしていかなければならない。本人がいなくても捜査するところは捜査するということだと思います。
【記者】
一,二審の裁判が,再審請求の中でも,検察が証拠についてもっと早く開示していればこれほど期間が経たなくても,もう少し早く結論が出せたのではないかと言われていますが,検察の証拠開示の姿勢についてはどのようにお考えでしょうか。
【大臣】
その辺については,検察側は検察側でもう一遍検証するということは当然あると思います。
【記者】
検証すべきであるとお考えでしょうか。
【大臣】
どのようになっているのかは詳細に聞いておりませんので,それについてはいずれ解明していくと思います。
【記者】
捜査に不十分な点があったのではないかと先ほどおっしゃっていましたが,具体的にどういった点が不十分であるとお考えでしょうか。
【大臣】
具体的なことは申し上げられませんが,結果的にはそのように受け止めなくてはいけない点もあるのであろうと思います。
【記者】
検察は,現時点では異議申し立てにおいて元被告人が犯人であるという主張は変えていないかと思いますが,これについてはどのようにお考えですか。
【大臣】
検察は当然迷いながら起訴するわけではないので,自分の捜査に基づいて自信を持って起訴しているはずですけれども,結果的に見れば,もう少し足りないところがあったのではないかと,推測として受け取らなくてはなりません。
【記者】
今後,検察に対して証拠開示の在り方をもう一度検証するとか異議申し立てを止めさせるというようなことはあるのでしょうか。
【大臣】
それについては,どのように整理するかはこれからの話です。今のところは確信を持って起訴してきたはずですから。
昨日,いわゆる東電OL殺人事件で東京高裁が再審開始決定を出しました。足利事件,布川事件などここ数年重大事件で再審開始決定が相次いでいますが,こういう状況について大臣の御所感をお聞かせください。
【大臣】
検察としては,異議申し立てをしましたけれども,それが通じなかったということで,そういう意味では残念な面があると思います。捜査について努力をしたと思いますが,なかなか解明できなかったということで結果的には残念な事件であったということです。
【記者】
再審開始決定に対する異議申し立て自体はまだ続いているのですが,刑の執行停止決定に対する検察側の異議申し立てが通らなかったことについて残念であるとお考えでしょうか。
【大臣】
検察の捜査がある意味では十分ではなかったのではないかと受け取れるわけですから,そういうものを含めて捜査に何か問題がなかったかと,残念な結果であると思います。刑の執行停止については,あらかじめ想定できないような話ですので,そういう意味も含めてなかなか難しい事件であったという感じがします。また,入国管理局としては,これからどのように進むのかという問題は残っています。
【記者】
退去強制に向けた手続が進んでいますが,入国管理局としていろいろな問題が残っているというのはどういう点でしょうか。
【大臣】
もう一遍調べ直すようなことがあるのかないのかというのは現場の判断の問題です。元々ビザの期限切れということであったものですから,本人が刑事施設からは出たわけですけれども,入国管理局としてはビザの期限切れについて,どのような調査をするかという問題は残っているということです。
【記者】
元被告人はどのくらいで帰国するという目途でお考えでしょうか。
【大臣】
それは現場の判断ですね。
【記者】
こういったケースは前例がないということもあると思うのですけれども,再審が開始して元被告人が釈放されて退去強制となり,再審の裁判自体が,本人がいないまま進むという可能性があるのですが,そうしたケースについてどういう御所感をお持ちでしょうか。
【大臣】
制度的にそういう制約がある中で,どれだけのことがこれからできるか,本人,あるいは別の真犯人がいるとすれば,真犯人を求めて,捜査というのはまたきちんとしていかなければならない。本人がいなくても捜査するところは捜査するということだと思います。
【記者】
一,二審の裁判が,再審請求の中でも,検察が証拠についてもっと早く開示していればこれほど期間が経たなくても,もう少し早く結論が出せたのではないかと言われていますが,検察の証拠開示の姿勢についてはどのようにお考えでしょうか。
【大臣】
その辺については,検察側は検察側でもう一遍検証するということは当然あると思います。
【記者】
検証すべきであるとお考えでしょうか。
【大臣】
どのようになっているのかは詳細に聞いておりませんので,それについてはいずれ解明していくと思います。
【記者】
捜査に不十分な点があったのではないかと先ほどおっしゃっていましたが,具体的にどういった点が不十分であるとお考えでしょうか。
【大臣】
具体的なことは申し上げられませんが,結果的にはそのように受け止めなくてはいけない点もあるのであろうと思います。
【記者】
検察は,現時点では異議申し立てにおいて元被告人が犯人であるという主張は変えていないかと思いますが,これについてはどのようにお考えですか。
【大臣】
検察は当然迷いながら起訴するわけではないので,自分の捜査に基づいて自信を持って起訴しているはずですけれども,結果的に見れば,もう少し足りないところがあったのではないかと,推測として受け取らなくてはなりません。
【記者】
今後,検察に対して証拠開示の在り方をもう一度検証するとか異議申し立てを止めさせるというようなことはあるのでしょうか。
【大臣】
それについては,どのように整理するかはこれからの話です。今のところは確信を持って起訴してきたはずですから。
オウム真理教による事件に関する質疑について
【記者】
オウム事件で特別手配されている高橋克也容疑者が,生存し逃亡している可能性が高まっています。こうした状況を受けて法務大臣として教団側の動きの警戒など公安調査庁に指示されたことがございましたら,お聞かせください。
【大臣】
今回,特に指示したことはありませんが,公安調査庁としてはオウム事件については特段注目している事件ですので,私の方からが指示するまでもなく,当然フォローしていると思います。
オウム事件で特別手配されている高橋克也容疑者が,生存し逃亡している可能性が高まっています。こうした状況を受けて法務大臣として教団側の動きの警戒など公安調査庁に指示されたことがございましたら,お聞かせください。
【大臣】
今回,特に指示したことはありませんが,公安調査庁としてはオウム事件については特段注目している事件ですので,私の方からが指示するまでもなく,当然フォローしていると思います。
(以上)