法務大臣閣議後記者会見の概要
平成24年6月19日(火)
本日の閣議では法務省案件はございませんでした。
いわゆる東電OL殺人事件に関する質疑について
【記者】
先週末,いわゆる東電OL殺人事件のマイナリ元被告がネパールに帰国しました。再審の手続が確定しない段階で元被告を国外に出さざるを得なかった実情について,制度上の不備を指摘する声もありますが,どのようにお考えになりますか。
【大臣】
裁判所の方で従来はこういう食い違いが起きないよう調整していたわけですが,今回は,裁判所がむしろ出国することを判断されたわけですから,そういう結果になりました。入国管理の問題と再審以後の本人の身柄の問題はそれぞれ別の観点から扱っていますので,その辺のことは,このままでいいのかということも含めて少しは検討しなければいけないとは思っております。
【記者】
「このままでいいのか」というのはどの部分を指しているのでしょうか。
【大臣】
従来は事実上,裁判所の段階で調整してきたと思いますが,それで不都合がないかということも含めて考えないといけないということです。ですから,法務省としてこれでいいのかという検討はしておく必要があるということです。
【記者】
入管法とは別の観点で手続が進むということについて,不都合がないのかということでしょうか。
【大臣】
それも含めてですね。ただ,入管法は,条件が満たされれば釈放するということですから,今回の措置がおかしいというわけではないと思います。
【記者】
その点については,法律の改正も含めて検討をするということでよろしいのでしょうか。
【大臣】
そこまではまだまだ。どういうふうな対処の仕方があるのかということであると思いますが,なかなか難しいと思います。退去強制ということが前々から自動的に決まるわけですので,そういうようなことと実際のこれからの再審絡みの話ということですから,一概にはどちらがいいという問題ではないと思います。裁判所がいろいろなことを検討した結果,それはそれなりに受け止められるのかもしれません。
【記者】
マイナリ元被告は帰国後に報道陣に対して,日本の刑務所内で暴行を受けたと発言しております。これに対する受け止めと,内部調査を行う予定があるかをお聞かせください。
【大臣】
そういうことについて報道されましたので,矯正局を通じて,実際はどうだったかを調べたのですが,今のところそのような事実はないようです。実態はよく分かりませんが,調べた範囲内ではそういう事実はなかったということです。
【記者】
どういう調査をして,いつ頃横浜刑務所から回答があったのでしょうか。
【大臣】
横浜刑務所からは数日前であったと思います。報道された直後に横浜刑務所に矯正局がいろいろ問い合わせをして,横浜刑務所の中で調べてもらったことです。例えば医務室における記録であるとかを通じて調査を行った結果でございます。
【記者】
マイナリ氏の件については,これで調査終了ということになりますか。
【大臣】
まだほかに情報が出てくれば,また調査しなければなりませんが,横浜刑務所の現在の調査結果はそういうことでございます。
先週末,いわゆる東電OL殺人事件のマイナリ元被告がネパールに帰国しました。再審の手続が確定しない段階で元被告を国外に出さざるを得なかった実情について,制度上の不備を指摘する声もありますが,どのようにお考えになりますか。
【大臣】
裁判所の方で従来はこういう食い違いが起きないよう調整していたわけですが,今回は,裁判所がむしろ出国することを判断されたわけですから,そういう結果になりました。入国管理の問題と再審以後の本人の身柄の問題はそれぞれ別の観点から扱っていますので,その辺のことは,このままでいいのかということも含めて少しは検討しなければいけないとは思っております。
【記者】
「このままでいいのか」というのはどの部分を指しているのでしょうか。
【大臣】
従来は事実上,裁判所の段階で調整してきたと思いますが,それで不都合がないかということも含めて考えないといけないということです。ですから,法務省としてこれでいいのかという検討はしておく必要があるということです。
【記者】
入管法とは別の観点で手続が進むということについて,不都合がないのかということでしょうか。
【大臣】
それも含めてですね。ただ,入管法は,条件が満たされれば釈放するということですから,今回の措置がおかしいというわけではないと思います。
【記者】
その点については,法律の改正も含めて検討をするということでよろしいのでしょうか。
【大臣】
そこまではまだまだ。どういうふうな対処の仕方があるのかということであると思いますが,なかなか難しいと思います。退去強制ということが前々から自動的に決まるわけですので,そういうようなことと実際のこれからの再審絡みの話ということですから,一概にはどちらがいいという問題ではないと思います。裁判所がいろいろなことを検討した結果,それはそれなりに受け止められるのかもしれません。
【記者】
マイナリ元被告は帰国後に報道陣に対して,日本の刑務所内で暴行を受けたと発言しております。これに対する受け止めと,内部調査を行う予定があるかをお聞かせください。
【大臣】
そういうことについて報道されましたので,矯正局を通じて,実際はどうだったかを調べたのですが,今のところそのような事実はないようです。実態はよく分かりませんが,調べた範囲内ではそういう事実はなかったということです。
【記者】
どういう調査をして,いつ頃横浜刑務所から回答があったのでしょうか。
【大臣】
横浜刑務所からは数日前であったと思います。報道された直後に横浜刑務所に矯正局がいろいろ問い合わせをして,横浜刑務所の中で調べてもらったことです。例えば医務室における記録であるとかを通じて調査を行った結果でございます。
【記者】
マイナリ氏の件については,これで調査終了ということになりますか。
【大臣】
まだほかに情報が出てくれば,また調査しなければなりませんが,横浜刑務所の現在の調査結果はそういうことでございます。
陸山会事件の捜査報告書の問題に関する質疑について
【記者】
いわゆる捜査報告書の問題で,現時点で大臣にどのような報告が上がっていて,どのような処分をするのかという御見解をお伺いしたいのですが。
【大臣】
まだまだその途中であると認識しております。
【記者】
捜査報告書の問題について,検察・法務当局から大臣のところに,こういう処分を検討していると話があって,大臣の意に沿わないとか大臣のお考えと違うときは,更に調査の継続を求めるようなお考えでしょうか。
【大臣】
それは仮定の話であるので,今からそのようなことを申し上げるわけにはいかないと思います。
いわゆる捜査報告書の問題で,現時点で大臣にどのような報告が上がっていて,どのような処分をするのかという御見解をお伺いしたいのですが。
【大臣】
まだまだその途中であると認識しております。
【記者】
捜査報告書の問題について,検察・法務当局から大臣のところに,こういう処分を検討していると話があって,大臣の意に沿わないとか大臣のお考えと違うときは,更に調査の継続を求めるようなお考えでしょうか。
【大臣】
それは仮定の話であるので,今からそのようなことを申し上げるわけにはいかないと思います。
(以上)