法務省

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法務大臣閣議後記者会見の概要

平成24年7月20日(金)

 本日の閣議では法務省案件はございませんでした。
 閣議前の犯罪対策閣僚会議で「再犯防止に向けた総合対策」を決定しましたので,それについて御報告をさせていただきます。まず総理から関係省庁連携の下で,犯罪対策を着実に推進して国民の安全と安心の確保に向けて取り組むようにという指示がございました。それに先立ちまして私の方からも2点にわたって発言をいたしました。一つは,再犯防止という観点から法務省が取り組んできた数値目標に関係した発言をいたしました。それからもう一つは,改正入管法で新しい在留管理制度がスタートしたことを改めて報告させていただきました。法務省としては,政府において,再犯防止について刑務所出所後2年以内での刑務所再入所者等の割合を今後10年間で20パーセント以上減少させるという数値目標を初めて設定しましたので,それに向かって各省に協力をお願いするということです。何といっても住む場所と,それから就労,働く場所の確保が今回の最大のポイントですので,特に厚生労働省あるいは地方公共団体等に協力をお願いをしなければならないと思っております。この数年間は,かなりこの就労面からの協力を厚生労働省にもお願いをしてきたと思いますし,それなりに新しい分野に厚生労働省も取り組んでくれてきたと思いますけど,改めて数値目標を設定する以上は,何とか10年と言わずになるべく早く20パーセント減少を目標にして頑張っていかなければいけないと思っております。皆様方におかれましてもよろしくお願い申し上げます。

無免許運転の厳罰化等に関する質疑について

【記者】
 本日,京都亀岡被害者遺族,また名古屋被害者遺族が無免許運転の厳罰化等を求めて大臣宛てに申入れをされますが,改めて大臣の御所見をお願いします。
【大臣】
 今回も含めて,最近,過去のいろいろな危険運転と思われるような事件について陳情が続いてまいりました。何とかこれまでの危険運転と思われるような事象について,法律で更にペナルティを強化をするという方向でいけないかという皆様方の思いがこうした度々の要請行動につながっているのだと思います。法務省としてもこういった動きを眺めているだけではいけないので,できるなら取り入れていきたいと思っているのですが,やはり法律を改正するということはなかなか厳格な扱いを要求される分野なだけに刑事局の方も大変慎重です。そういう中で今回も皆様方の意向を伺うわけですけれど,直ちにこの場でもって展望が開けるというような回答はできかねると思いますが,少しずつ検討がはかどればいいなと思っております。警察の方も警察の方で,この問題については取り組んでおいでになると思いますので,警察の方とも連携をしながら更に検討がはかどるようにしていきたいと思っております。
【記者】
 亀岡の事故に関連してですが,無免許運転が危険運転致死傷罪にならないのは市民感覚では理解できないという声があるようですが,そういう声については大臣はどのようにお考えでしょうか。
【大臣】
 そういう声は,もともとこの条文を作るときからの課題です。ただ国会の中でもそれは議論されたけれども,基本的には厳罰化ということについての慎重な意見があって,単純に無免許だけで厳罰というような適用は難しいというのが国会論議を受けての結論であったわけです。したがってその辺のところをどう捉えるかというのはこの新しい法律改正以来の課題ですから,そこのところを警察は警察なりに実際の実態に即した検討をされていると思いますので,警察の検討結果も踏まえた対応をしていかなければいけないと思っております。
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