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法務大臣閣議後記者会見の概要

平成24年8月10日(金)

 本日の閣議では法務省案件はございませんでした。

新しい在留管理制度に関する質疑について

【記者】
 在留カードを交付する改正入管難民法等が先月9日に施行され,1か月が経過しました。これまでカード発行をめぐるトラブルなどもありましたが,新制度の運用状況について大臣としてどのように見ているかお聞かせください。
【大臣】
 せっかくの意気込みで準備してきた新しい在留カードシステムに初日から不具合が発生したのは誠に残念であるし,皆様には大変御迷惑をお掛けしたと思っております。今般,おかげさまでようやく復旧をいたしまして,現在順調に新システムは動いております。つきましては,この後の処理をしなければいけません。一つは,電子署名なしで発行したカードが約13万件あるようですから,その対象者全員に電子署名の入った記録を希望するかどうかを照会するといったところから作業を始める予定です。かなりの件数ですから,少し時間が掛かるとは思いますけれども,それが当面の課題です。もう一つは,復旧はいたしましたけれど,なぜこういうことが起きたのかという検証をしていかなければいけないと思っておりますので,そうしたチームも発足させるというのが二番目の課題としてございます。不具合の原因を見てみれば,ある意味では単純な話だったのかもしれませんが,なぜそのようになったかということはきちんと検証していくということです。
 昨日も東京入国管理局に行って,在留カードが順調にいっているかどうか,カードがどういう格好で作成されているかという現場を見てまいりました。一つのカードを作るのにも,慎重に時間を掛けてやっているということが分かりました。やはりカードを高度化すると,それなりの対応が求められるのだなということです。

社会保障と税の一体改革等に関する質疑について

【記者】
 消費増税を含む一体改革関連法案が今日の参議院本会議で可決・成立する見通しとなりました。これまで小沢一郎氏のグループが民主党を離党するなど分裂騒ぎもありましたが,可決・成立する運びとなったことの受け止めをお願いします。
【大臣】
 この問題で,民主党は二回にわたって正念場を乗り越えることになりました。一つは,党内において多くの反対者が出て,離党者が続出し,これをどう処理するかということで,採決に当たり正念場を迎えました。また,解散の時期をめぐって3党間で改めて確認をしたということで,二回にわたる重大な場面をようやく切り抜けることができました。何よりも今の財政規律を正常化させるという立場からは,結果的には良いところへ落ち着いたと理解をしております。これでようやく財政健全化,それから社会保障もこれで少しは展望が開けることが期待できるようになったのではないかと思いますし,そういう意味では大変喜ばしい結果であると認識をしております。
【記者】
 二つの大きな局面を乗り越えたとお話しされましたが,逆にいえば,あまりにも血を流し過ぎたような気がするのですが,一連の政府執行部対応については瑕疵はなかったのでしょうか。
【大臣】
 ここ40年来の懸案事項を少しでも進めようとすれば,それだけの犠牲は払わざるを得なかったと思います。低所得者対策をどうするのかという課題はまだ残っていますが,今までの消費税導入の際にも,平成6年に2パーセントアップを決めたときにも,実際には消費税額と同じ金額を所得税,あるいは個別物品税で減税しているわけです。したがって,財政にはまるで寄与していない。逆に悪化しているのが消費税について平成元年以来の歴史ですので,社会保障財源として確保するということは今までの歴史の中では画期的なことです。そういう意味では,今回いろいろな議論が巻き起こりましたが,これは避けて通れなかったと思います。

その他の質疑について

【記者】
 先日の野田総理と谷垣自民党総裁との会談で,消費増税法案を早期に成立させた後,近いうちに国民の信を問うということで合意しました。大臣として「近いうちに」とは,いつまでとお考えでしょうか。
【大臣】
 これは,基本的には3党合意の当事者でなければ,その意味合いは承知できないと思いますので,私の方から特段のことは申し上げられません。これ以上のコメントは申し上げない方が良いかと思いますが,言葉の上では「近い将来」が「近いうちに」となったのですから,何となく近づいてきたという感じはしますけれども,その辺のスケジュール感は,私から申し上げられるような根拠は全く持っておりません。
【記者】
 8月15日が近づいてきましたけれども,大臣は靖国神社参拝についてはお考えになっていますか。
【大臣】
 そういうことは考えておりません。
(以上)
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