法務大臣閣議後記者会見の概要
平成24年10月26日(金)
本日の閣議では,法務省案件はございませんでした。
いわゆる遠隔操作ウイルス事件に関する質疑について
【記者】
大臣は先日の就任後記者会見の際に,昨今のパソコンの遠隔操作ウイルス事件に関して,「検察も技術的な調査も広げていかなくてはならないという感じを受けた」と発言されておられました。具体的に検討しているものがあれば教えてください。
【大臣】
それは,私の感想を申し上げただけですから,恐らく検察はそれなりに検討していると思いますが,まだ具体的にどうするかということではないと思います。その辺のところは,当然検察が海外まで出張して既にいろいろな角度から調査していますから,そういういろいろな資料を元に,検察は検察で考えるだろうという予測を申しました。
【記者】
横浜の少年が誤認逮捕された事件で,捜査経緯について横浜地検が検証結果を公表するつもりがないということを明らかにしております。これは少年法の趣旨等もありますが,一方で,これまでの経緯を見ると公開すべきではないかとの批判もあります。大臣はどのようにお考えになりますか。
【大臣】
私は詳細に聞いていませんから分かりませんが,当面公表しないと述べたのは,余り詳細に公開すると,捜査当局が犯罪の手口をここまで解明しているといった捜査状況が公になることになりかねないという意味だろう私は推測しています。
【記者】
検証結果を公表しないことは,それほど問題はないということですか。
【大臣】
ケースバイケースです。これは推測ですが,恐らく未来永劫公表しないということではなく,当面公表しないという意味で言っているのかなと。当時は全くの部外者の一人として聞いていましたから,具体的にその辺のところを聞いたわけではありませんが,詳細を言うと手口がどこまで分かっているかということが知れてしまうということじゃないでしょうか。
大臣は先日の就任後記者会見の際に,昨今のパソコンの遠隔操作ウイルス事件に関して,「検察も技術的な調査も広げていかなくてはならないという感じを受けた」と発言されておられました。具体的に検討しているものがあれば教えてください。
【大臣】
それは,私の感想を申し上げただけですから,恐らく検察はそれなりに検討していると思いますが,まだ具体的にどうするかということではないと思います。その辺のところは,当然検察が海外まで出張して既にいろいろな角度から調査していますから,そういういろいろな資料を元に,検察は検察で考えるだろうという予測を申しました。
【記者】
横浜の少年が誤認逮捕された事件で,捜査経緯について横浜地検が検証結果を公表するつもりがないということを明らかにしております。これは少年法の趣旨等もありますが,一方で,これまでの経緯を見ると公開すべきではないかとの批判もあります。大臣はどのようにお考えになりますか。
【大臣】
私は詳細に聞いていませんから分かりませんが,当面公表しないと述べたのは,余り詳細に公開すると,捜査当局が犯罪の手口をここまで解明しているといった捜査状況が公になることになりかねないという意味だろう私は推測しています。
【記者】
検証結果を公表しないことは,それほど問題はないということですか。
【大臣】
ケースバイケースです。これは推測ですが,恐らく未来永劫公表しないということではなく,当面公表しないという意味で言っているのかなと。当時は全くの部外者の一人として聞いていましたから,具体的にその辺のところを聞いたわけではありませんが,詳細を言うと手口がどこまで分かっているかということが知れてしまうということじゃないでしょうか。
いわゆる飯塚事件に関する質疑について
【記者】
昨日,福岡県で起きた飯塚事件において,犯人のものとされるDNA型の写真のネガが,元死刑囚のDNA型と一致しないという解析結果を弁護団が発表したのですが,既にこの事件は死刑が執行されている案件ですが,このニュースについてどのように御覧になりましたでしょうか。
【大臣】
再審請求の材料として弁護団がお調べになったと理解をしています。その裁判の中でその問題は慎重に審議していくはずですから,私の方からその感想を申し上げるのはどうかなと思います。
【記者】
感想を申し上げるのはどうかなとおっしゃっいましたけれども,死刑が既に執行されている案件ということで,執行について,当時の情報を収集されたり,何か検証とかをされたりという考えは今のところはあるのでしょうか。
【大臣】
基本的には足利事件以来,刑事局が具体的な事例について調査する場合には,そういうところも含めて相当入念に配慮をしながら調査を進めていると私は理解をしております。
【記者】
執行の前に十分調査をされているだろうということですか。
【大臣】
そういうことだろうと思います。そうでなければいけません。
昨日,福岡県で起きた飯塚事件において,犯人のものとされるDNA型の写真のネガが,元死刑囚のDNA型と一致しないという解析結果を弁護団が発表したのですが,既にこの事件は死刑が執行されている案件ですが,このニュースについてどのように御覧になりましたでしょうか。
【大臣】
再審請求の材料として弁護団がお調べになったと理解をしています。その裁判の中でその問題は慎重に審議していくはずですから,私の方からその感想を申し上げるのはどうかなと思います。
【記者】
感想を申し上げるのはどうかなとおっしゃっいましたけれども,死刑が既に執行されている案件ということで,執行について,当時の情報を収集されたり,何か検証とかをされたりという考えは今のところはあるのでしょうか。
【大臣】
基本的には足利事件以来,刑事局が具体的な事例について調査する場合には,そういうところも含めて相当入念に配慮をしながら調査を進めていると私は理解をしております。
【記者】
執行の前に十分調査をされているだろうということですか。
【大臣】
そういうことだろうと思います。そうでなければいけません。
いわゆる東電OL殺害事件に関する質疑について
【記者】
ゴビンダ・マイナリさんのえん罪の件について一言お願いします。
【大臣】
私のところに詳細な報告がきておりませんけれども,これは恐らくまだ実際に確定しているわけではないですよね。いずれにしても,公判の中で検察側がどういうふうな姿勢を示すのかというのは,公判を開かないと分かってきませんから。
ゴビンダ・マイナリさんのえん罪の件について一言お願いします。
【大臣】
私のところに詳細な報告がきておりませんけれども,これは恐らくまだ実際に確定しているわけではないですよね。いずれにしても,公判の中で検察側がどういうふうな姿勢を示すのかというのは,公判を開かないと分かってきませんから。
石原慎太郎氏の東京都知事辞任に関する質疑について
【記者】
昨日,東京都の石原慎太郎都知事が,任期途中に辞職し,新党を結成して国政進出を目指す考えを表明しました。既成政党への不信感が背景にあると思われますが,民主党所属議員としてこの動きをどのように考えますか。
【大臣】
私は東京の選挙区ではないものですから,肌でその動きを受け止めるわけにはいきませんけれども,ちょっと個人的なコメントも申し上げにくいということだけで御勘弁いただきたいと思います。
【記者】
昨日の知事の記者会見で,中央官僚に対して,中央官僚というのは発想力がないという趣旨で,中央集権体制の打破というのを強く掲げられました。省庁を預かる立場として,その発言をどのようにお考えですか。
【大臣】
知事の立場からすれば,中央省庁に対してのいろいろな注文は常時お持ちになるのは当然だと思います。だからといって中央官僚に発想力がないなどということは,やはり具体的な問題で議論していただかないと,抽象的にはなかなか理解しにくいところがあるのではないでしょうか。私も県庁にいるときには,一つ一つの問題で中央省庁に対する注文のようなものを持つことは度々ありましたから,それは当然なんですよね。昔からある話です。それをどういう格好で中央省庁が受け止めてくか,どういう格好で地方公共団体が中央省庁に個別に相談をするかということの中で解決してきた問題です。その都度その都度具体的に問題解決するというのが,地方と中央との関係だと思います。
【記者】
昨日,石原都知事が,日本国憲法は英文和訳として70点以下だということをおっしゃっていましたが,その件について何か反対などありますか。
【大臣】
それは個人個人がどのように評価の基準を採っているかによって違うと思います。やはり政府に立つ人間としては,それは100点満点というわけにはいかないと思いますけれども,そんな評価をせずに,現行憲法に従った法律執行を行う中で,政治のプロセスを大事にすることが必要だろうと思います。
昨日,東京都の石原慎太郎都知事が,任期途中に辞職し,新党を結成して国政進出を目指す考えを表明しました。既成政党への不信感が背景にあると思われますが,民主党所属議員としてこの動きをどのように考えますか。
【大臣】
私は東京の選挙区ではないものですから,肌でその動きを受け止めるわけにはいきませんけれども,ちょっと個人的なコメントも申し上げにくいということだけで御勘弁いただきたいと思います。
【記者】
昨日の知事の記者会見で,中央官僚に対して,中央官僚というのは発想力がないという趣旨で,中央集権体制の打破というのを強く掲げられました。省庁を預かる立場として,その発言をどのようにお考えですか。
【大臣】
知事の立場からすれば,中央省庁に対してのいろいろな注文は常時お持ちになるのは当然だと思います。だからといって中央官僚に発想力がないなどということは,やはり具体的な問題で議論していただかないと,抽象的にはなかなか理解しにくいところがあるのではないでしょうか。私も県庁にいるときには,一つ一つの問題で中央省庁に対する注文のようなものを持つことは度々ありましたから,それは当然なんですよね。昔からある話です。それをどういう格好で中央省庁が受け止めてくか,どういう格好で地方公共団体が中央省庁に個別に相談をするかということの中で解決してきた問題です。その都度その都度具体的に問題解決するというのが,地方と中央との関係だと思います。
【記者】
昨日,石原都知事が,日本国憲法は英文和訳として70点以下だということをおっしゃっていましたが,その件について何か反対などありますか。
【大臣】
それは個人個人がどのように評価の基準を採っているかによって違うと思います。やはり政府に立つ人間としては,それは100点満点というわけにはいかないと思いますけれども,そんな評価をせずに,現行憲法に従った法律執行を行う中で,政治のプロセスを大事にすることが必要だろうと思います。
その他の質疑について
【記者】
田中前大臣との引継ぎというのはもうなさったんでしょうか。
【大臣】
まだ引継ぎをいたしておりません。田中前大臣は体調があまり優れないとのことですので,当分引継ぎをするような状況じゃないだろうと判断しております。
【記者】
間もなく解散総選挙があるとかないとか言われている中で,臨時国会が開かれます。一票の格差是正が叫ばれて久しいのですけれども,一票の格差是正に関するお考えをお願いします。
【大臣】
一票の格差については,昨年3月の最高裁判所での判決でかなり詳細に理由を述べておられているわけですから,それを政治がどう受け止めるかというのが問題だと思います。これは政党間で話をする,そしてその決着をする話ですから,一議員として,あるいは政府の一員としてそれ以上のことをコメントするわけにはいかないと思いますが,やはり最高裁判所の判決というのは,きちんと受け止めていかなければならないと思っています。
田中前大臣との引継ぎというのはもうなさったんでしょうか。
【大臣】
まだ引継ぎをいたしておりません。田中前大臣は体調があまり優れないとのことですので,当分引継ぎをするような状況じゃないだろうと判断しております。
【記者】
間もなく解散総選挙があるとかないとか言われている中で,臨時国会が開かれます。一票の格差是正が叫ばれて久しいのですけれども,一票の格差是正に関するお考えをお願いします。
【大臣】
一票の格差については,昨年3月の最高裁判所での判決でかなり詳細に理由を述べておられているわけですから,それを政治がどう受け止めるかというのが問題だと思います。これは政党間で話をする,そしてその決着をする話ですから,一議員として,あるいは政府の一員としてそれ以上のことをコメントするわけにはいかないと思いますが,やはり最高裁判所の判決というのは,きちんと受け止めていかなければならないと思っています。
(以上)