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法務大臣閣議後記者会見の概要

令和4年11月25日(金)

 今朝の閣議において、法務省案件として、主意書に対する答弁書が1件ありました。

「いじめ防止対策に関する関係府省連絡会議」に関する質疑について

【記者】
 「いじめ防止対策に関する関係府省連絡会議」が昨日開かれました。この会議には法務省も参加されていますが、会議ではどのような議論が行われたのか、また、今後法務省として、いじめ防止対策にどのように対応していくのかお伺いします。

【大臣】
 いじめは、こどもの心身の健全な成長や人格形成に重大な影響を及ぼす可能性があり、早期に適切な対処がなされるべき問題であると認識しています。
 昨日の会議において、法務省からは、こどもの人権擁護活動や法務少年支援センター(少年鑑別所)における取組について御紹介しましたほか、いじめ防止対策の強化に関する今後の検討事項の確認などが行われたと報告を受けています。
 法務省としては、今後とも、関係府省の一員として、この会議に積極的に参加するとともに、いじめ防止に関する諸施策にしっかりと取り組んでいきたいと思います。

裁判記録の廃棄に関する質疑について

【記者】
 オウム(真理教)の裁判記録の廃棄問題について、大臣の所感をお伺いできますでしょうか。

【大臣】
 報道がありましたことは、もちろん承知しています。
 最高裁判所におかれては、記録廃棄の報道を受け、これまでの運用の在り方や取組について外部の有識者の意見を聴取しつつ、今後の事件記録の管理の在り方について検討を行う予定であると聞いています。
 法務省としては、事件記録の管理の適切な運用が確保されるよう、今後の裁判所の取組を見守っていきたいと考えています。

霊感商法等対応ダイヤルに関する質疑について

【記者】
 大臣が先日視察された法テラスの相談窓口(霊感商法等対応ダイヤル)に関してですけれど、先日、「今後、集まった相談を分析する。」とおっしゃっていました。最新の分析状況の結果と、件数等もあればお伺いします。

【大臣】
 昨日までの相談受付件数を先に申し上げますと、速報値で311件と聞いております。内容は、前回お話ししたようなことで、金銭トラブル、家族や心の悩み、生活困窮、就労の問題等に関するものだと聞いております。
 いずれにしても、まだ、分析が進んで皆さんにお話しできる段階にはなっていないと思いますが、しっかり分析をして、今後に役立てることが大事だと思っていますので、しっかりやっていきたいと思います。
(以上)