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トップページ > 広報・報道・大臣会見 > 大臣会見等 > 記者会見要旨 > 平成25年 記者会見要旨 > 法務大臣閣議後記者会見の概要

法務大臣閣議後記者会見の概要

平成25年1月18日(金)

 本日の閣議では,法務省関係として,三浦矯正局長が最高検察庁へ異動し,その後任として西田官房審議官が矯正局長に就任するという人事が承認されました。
 アルジェリアで発生しました日本人拘束事件につきましては,拘束された方々の安否の確認を行うとともに,救出を図るために,官邸に対策本部が設置されまして,関係省庁が連携・協力して対応に当たっているところです。昨夜,第二回在アルジェリア邦人拘束事件対策本部会議が開かれ,また今も閣議の後に,第三回対策本部会議が開催されました。今後も,情報収集を強化して,万全の対応を行っていくということが確認されたところです。現在も,様々な情報が錯そうしており,関係省庁で分析を続けておりますが,政府として把握している情報は,官房長官が会見等において説明しているとおりですので,私からは,事件の経過,詳細についての発言は差し控えたいと思います。なお,当省におきましても,今般の事件に適切に対処するために,迅速な情報の収集と共有を図る態勢を準備するよう私から指示して,昨日,1月17日,公安調査庁には,公安調査庁次長を長とする「在アルジェリア邦人拘束事件緊急調査室」を,そして刑事局には,刑事局公安課長を長とする「在アルジェリア邦人拘束事件法務省刑事局対策室」を設置したところです。こうした組織を中心として,今後も引き続き,関係機関と連携しながら,国内外における関連情報の把握に向けて,情報収集に努めていく所存です。
 それから,犯罪被害者等が刑事裁判に参加する制度の創設等を内容とする平成19年の刑事訴訟法等の改正につきまして,その法律の附則第9条で,法律施行後3年を経過した場合において,この法律による改正後の規定の施行の状況について検討を加え,必要があると認めるときは,その結果に基づいて,所要の措置を講ずるものとされております。そこで,この平成19年改正刑事訴訟法の見直しの要否について,法務省として検討を行うに当たり,幅広く関係者の御意見を伺って,質疑応答等を通じた意見交換をする場として,被害者関係団体,刑事法学者,日弁連,裁判所,検察庁及び法務省の各関係者が出席する平成19年改正刑事訴訟法等に関する意見交換会を開催することといたしました。意見交換会におきましては,我が国の犯罪被害者に関わる刑事法制をより良くするという観点から,き憚のない御意見を頂戴して,実りのある意見交換会がなされることを期待しております。

在アルジェリア邦人拘束事件に関する質疑について

【記者】
 省内で緊急調査室及び対策室をそれぞれ設けたということですが,何時に設置されたのでしょうか。また,現在は情報収集以外で何をしているのでしょうか。それと,事件の経過,詳細は話せないとのことですが,アルジェリア軍が急襲したことは,どうも事実としては認定されているようなのですが,こうした強行手段に出たことに関しての大臣の御見解をお願いします。
【大臣】
 先ほど申し上げた組織を設けたというのは,17日正午です。何をやっているのかという点については,情報収集ということで,現在の段階ではこれに尽きます。できるだけ正確に情報を把握していこうということに尽きると思います。それから,今質問された点は,まだ情報が錯そうしております。この点,いろいろな感想をそれぞれがお持ちかもしれませんが,官房長官に一元化して,それぞれ憶測することは慎もうということで臨んでいますので,やや木で鼻を括った答えですが,御勘弁いただきたいと思います。
【記者】
 このように日本人が拘束されたことについて,どのように感じてらっしゃいますか。
【大臣】
 先ほど申し上げたように,あまり個人的な感想を申し上げるつもりはありませんけれども,世界にはいろいろな治安情勢,政治情勢というものがございますが,日本人も幅広く世界を舞台に仕事をしている方がいるわけですので,非常に残念な事件であります。こういう事件が起こらないように我々も努力をしなければなりませんが,全てを防ぐのはなかなか難しいと思います。

危険運転致死傷罪等の法改正に関する質疑について

【記者】
 飲酒運転など,悪質な運転による事故の厳罰化を検討している法制審議会の刑事法部会で,本月16日に事務局試案が公表されました。試案の内容をめぐっては,無免許運転が危険運転致死傷罪の構成要件に該当しなかったことなどについて,被害者遺族の方からの批判もあります。御遺族の御意見を踏まえた上で,試案の内容に対する大臣の受け止めをお聞かせください。
【大臣】
 御遺族の方にいろいろな御意見がおありであるということは,私も承知しております。ただ,これは基本的な刑罰法規の在り方に関わる問題ですので,刑事法部会で十分調査,審議を行っていただくということであろうと思います。

平成19年改正刑事訴訟法等の見直しの検討に関する質疑について

【記者】
 刑事訴訟法の改正に関する意見交換会のことですが,いつ頃に第1回目の会合を開く御予定かということと,裁判員制度の検討会などですと,1か月に1回会合が持たれていると思うのですが,そういった常設のものになるのでしょうか。それとも1回限りのものになるのでしょうか。
【大臣】
 今月に第1回目を開催し,その後も数回程度行っていくということであると思いますが,どれくらいの頻度で行うのかということは,あらかじめ具体的に決めているわけではありません。まず,そういった審議の在り方から議論していただくということではないかと思っております。いつ頃に終わるのかということについては,どういったテーマについて議論していくかということや,意見交換の状況等もあるでしょうから,そういったものも踏まえて見ていくのであろうと思います。

法務省人事に関する質疑について

【記者】
 矯正局長に刑務官叩き上げの西田氏がなられた。その人事の狙いについてお考えをお聞かせください。
【大臣】
 人事権者からはあまり狙いということを話さない方がいいのではないかと思います。「事実をして語らせる」ということです。
(以上)
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