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トップページ > 広報・報道・大臣会見 > 大臣会見等 > 記者会見要旨 > 平成26年 記者会見要旨 > 法務大臣閣議後記者会見の概要

法務大臣閣議後記者会見の概要

平成26年6月13日(金)

 今朝の閣議で,「平成25年度人権教育及び人権啓発施策」,いわゆる人権教育・啓発白書を国会に報告することについて,決定いたしました。この報告は,政府が講じた人権教育・啓発に関する施策についての年次報告でございまして,これを共管する法務省と文部科学省におきまして,関係各府省庁の御協力を頂いて作成したものであります。この白書は,人権教育及び人権啓発に関する施策の状況,「女性」,「子供」,「障害のある人」,「同和問題」等の個別の人権課題の状況やそれらに対する取組,人権に関わりの深い職業に従事する者に対する研修の実施状況,人権教育・啓発の総合的かつ効果的な推進体制などについて報告する内容となっています。
 なお,昨年度も,依然として,いじめや体罰,児童虐待といった子供に関する人権問題が社会的問題となっていたこと,それから,特定の国籍の外国人を排斥する趣旨の言動が公然と行われており,これがいわゆるヘイトスピーチであるということで取り上げられ,社会的な関心を集めました。こういったことを踏まえて,子供や外国人の人権に関する人権状況や,それらに対する取組についての記述を充実させています。法務省の人権擁護機関としては,引き続き,国民に対する人権啓発活動や人権侵犯事件の調査・救済活動を通じまして,人権侵害による被害の予防・救済に努め,関係行政機関と連携を図りながら,なお一層の取組強化に努めてまいりたいと考えています。
 それから,そのほかの閣議案件としては,質問主意書に対する答弁書3件と,「出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律」の公布を閣議決定していただきました。

充実した総合法律支援を実施するための方策についての有識者検討会に関する質疑について

【記者】
 一昨日,「充実した総合法律支援を実施するための方策についての有識者検討会」から大臣に報告書が提出されました。この報告書では,高齢者や障害者,DV被害者などへの支援の充実の必要性が指摘されています。また,東日本大震災の被災者への無料相談の期限が迫っておりますけれども,この延長なども含めて,今後の法律支援の在り方についてのお考えをお伺いします。
【大臣】
 今おっしゃられた有識者検討会では,弁護士,司法書士,法社会学者等のほか,地方自治,福祉,消費者問題,犯罪被害者等の様々な分野における有識者に入っていただきまして,限られた時間の中でしたが精力的に御議論いただいて,総合法律支援をめぐる様々な問題についてのこれからの考え方を整理していただきました。委員となっていただいた皆様には,法務大臣として心から御礼申し上げたいと思っております。この検討会では,要するに高齢者・障害者等の福祉との関係をいろいろ考えていかなければならない分野と,大規模な震災等にどう対応していくかという二つを御検討いただきました。また,DVやストーカー等の犯罪被害者に対する法的支援の在り方等につきましても貴重な御意見を賜ったと思っております。この報告書でも御指摘いただいているのですが,特に福祉関係などは関係機関と十分に連携を図っていかなければなりませんので,法務省としてはそういう検討を進めていきたいと思っています。それから,特に大規模な災害が起きたときにどうするかということについては,検討会の御議論の中でも震災特例法の延長が必要であるという御意見を頂いているのですけれども,この震災特例法は議員立法ですので,基本的にはその期限をどうしていくかというようなことは国会でお決めになる事柄ではあるわけです。私どもとしては,引き続き,この法テラスの活動に対する被災者の方々のニーズがいったいどこにあるのかなど,その動向の把握・分析に努めて,必要な対応をきちんと行っていきたいと思っています。

その他の質疑について

【記者】
 集団的自衛権の問題についてお伺いします。公明党が1972年の政府見解に基づいて,極めて限定的であるということで集団的自衛権の一部行使を認める方向で党内調整に入りましたけれども,この合意に向けての歩み寄りともとれる公明党の動きについて,大臣の御見解をお伺いいたします。
【大臣】
 今,与党でどういう御議論をしておられるのか細部まで承知しておりませんけれども,我が党と公明党との間で協議の回数も積み重ねてこられまして,公明党としてもいろいろ内部での御議論もあったのだと思いますが,双方が大体この辺でというところが見えてきたのであれば,それは非常に結構なことだと思っています。
【記者】
 政府としては,今国会中に集団的自衛権についての閣議決定を目指しているということですけれども,大臣はこのスケジュール感についてどのように思われますか。
【大臣】
 これは与党間の協議がどうなっていくかということを見ながら考えていくことなのでしょうけれども,その与党間の話合いがどうなるのかよく見ていきたいと思います。
(以上)
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