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トップページ > 広報・報道・大臣会見 > 大臣会見等 > 記者会見要旨 > 平成26年 記者会見要旨 > 法務大臣閣議後記者会見の概要

法務大臣閣議後記者会見の概要

平成26年10月17日(金)

 まず最初に,今日の閣議で法務省案件といたしましては,「船舶の所有者等の責任の制限に関する法律の一部を改正する法律案」が決定をされました。
 閣議については以上ですが,御報告することが1件ございます。矯正局の案件ですが,日・イラン受刑者移送条約の実質合意をみました。今月の14日及び15日,東京におきまして,日・イラン受刑者移送条約の第3回締結交渉を実施し,イラン政府との間で実質合意に至ったものであります。
 この条約は,日本とイランとの間で,相互に国際受刑者移送を実施する根拠となるものであり,双方の国で服役している受刑者に対し,母国の刑務所において残りの刑期を服役する機会を与え,それにより受刑者の改善更生及び社会復帰の促進に寄与することを目的としています。条約の早期締結に向けて,外務省とも協力して今後の手続を進めてまいります。
 なお,補足いたしますと,日本で受刑している来日イラン人の数は,昨年末時点で203人であり,イランにいる日本人の受刑者は4人であります。

ヘイトスピーチに関する質疑について

【記者】
 いわゆるヘイトスピーチに関してなのですけれども,大臣は従前から,法規制の議論とは別に啓発が重要だというふうにおっしゃられています。これについて,昨日の法務委員会で,法務省の発信が十分とは言えないのではないかという指摘がありましたけれども,大臣に改めてこの点についての受け止めと,発信を強化するためにどういうことをすれば良いかというお考えがありましたらお聞かせください。

【大臣】
 昨日の参議院の法務委員会で,委員の質問に答えて,少し踏み込んだ言い方をいたしました。確かに,外国人の人権についてのポスターというのは作っておりますけれども,ヘイトスピーチに焦点を当てているわけではないですし,リーフレットには少し書いてありますけれども,ヘイトスピーチという言葉は書いていなくて,それを指すようなこと,これはいけないと書いています。いずれにしても目立つ形ではありません。
 啓発というのは,国民の皆様にそれをよく理解してもらう,分かってもらうためのものですから,今のポスターやリーフレットという形で良いのか。また,法務省のホームページには前大臣である谷垣大臣の良いお言葉なども掲載されているわけですけれども,そういうものをどうやったら見てもらえるのだろうかということも含めて,これから担当局とともに,国民の皆様が分かりやすい方法としてどのようなアピールの仕方があるのか,それを急いで考えていきたいと思っています。

資産公開に関する質疑について

【記者】
 資産公開制度については,普通預金が対象となっていないなど,実際の資産状況を反映したものではないといった指摘がありますが,これに対する大臣の御見解をお聞かせください。

【大臣】
 資産公開制度は,皆様御存知のように平成13年1月18日付けの官房長官決定「国務大臣等の資産公開における目的」にあるとおり,公職にある者としての清廉さを保持・促進し,国民の皆様の信頼を確保するということが目的であると考えております。
 資産公開は,議員として行うものと,閣僚として行うものとで2種類あるのですけれども,いずれにしましても,その趣旨は,その立場を利用して不正な蓄財をしていないかという点検が中心であるかと思っております。
 日常的に出入りの大きい普通預金につきましては,その増減を正確に把握するためには,頻繁に報告させるといったようなことでもしないと難しいのではないかなと思います。もちろん,私自身は普通預金をそんなに何種類も持っているわけではないですから,調べて出すことはできますけれども,こうした点も含めて議論が必要なことだと思っています。

【記者】
 今回の資産公開で土地・建物等が公表されましたが,御自身の保有されている資産について御感想があればお願いします。

【大臣】
 額が多いのかどうか,人と比較はできないのですけれども,補足として申し上げますと,マンションは議員宿舎に入るまで住んでいた墨田区のマンションと,平成7年に政治活動を始めたわけですが,それまで私は江東区深川のマンションから新聞記者として通勤していたのですけれども,その深川のマンションに住宅を持っています。
 それで,今の墨田区のマンションは,私が100パーセントの持ち分であり,深川のマンションは夫と半分ずつ保有しています。
 それと,車が4台と書いていますけれども,これは事務所で秘書が物を運んだり,あるいは宣伝カーとして使用するためのものです。政治家の選挙区支部は法人格がないのですけれども,車は個人名義でないと保有できないようですから,全部個人で買ったわけですが,私自身は運転はできません。
 それと,有価証券やお金などの方で申しますと,私自身は自分が国会議員であったり,もちろん今閣僚を務めさせていただいておりますけれども,経済的な意味も含めて,日本の将来に責任を持つ立場であるという考え方から国債を保有しております。もう一つの日経225というのは,これは上場している会社をミックスにして,個別銘柄ではなくて,個別銘柄というのはやはりインサイダーなどになるといけないと思うので絶対買わないと決めておりまして,その日経225というバスケット型のものを保有しています。これが全体的に上がるということは,トレンドとして日本の経済が良くなっていくことです。政治家である間は持っていたいとそう思っております。
 それ以外について,株式とかゴルフ会員券とか書画骨董などは持ったことないですし,持つ気持ちもありません。

その他の質疑について

【記者】
 大臣は今月10日の記者会見で,「いろんな雑音で御迷惑を掛けたことは残念だった」というふうに述べられましたが,その後,15日の衆院内閣委員会で,「私が雑音を発してしまったという気持ちだった。あたかも委員会での御指摘や報道について雑音であるかのように取られても仕方がない」と真意を説明され,発言を撤回されました。
 一連の報道が「雑音」と受け取られた可能性を認識されているということですので,改めてこの記者会見の場で御発言の真意について御説明をお願いいたします。

【大臣】
 ちょうど一週間前の10日の閣議後の記者会見でした。皆様の前で,私のセリフとしては「雑音で迷惑を掛けたことは残念」という言い方,その部分だけを取るとそういうことだったわけです。
 実は,私の真意というか申し上げたかったのは,私自身が本来の閣僚としての職務ではない,私個人の国会議員としての活動や言動について御指摘を受けたこと,そして,そうした御指摘に対して私の説明が不十分であったことなど,私が雑音を発した,そういうあくまで私自身の至らなさでお騒がせしたという意味で,私が雑音を発したと言ったつもりでありました。
 それで後ほど,私も自分の発言を質問と答えという関係で見ますと,このときの質問が「予算委員会等でいろいろな指摘がなされた一週間だったと思いますが,うんぬん,心境をお聞かせください。」ということで,これと照らし合わせると,私の発言は発言録として見ると,確かに自分の言葉を雑音というのではなくて,委員会審議の中での,あのときは参議院の予算委員会の審議の中の委員の方々の御指摘や,それを受けての報道のことを雑音であるかのような表現というふうに受け取られても仕方がない,後で書き起こしたものを見て,私自身がく然というか,恥ずかしくなりました。
 国会でも申し上げたのですが,もとより新聞記者をやり,政治家となって,言葉を扱う職業に長く就いてきたにもかかわらず,全く違う取り方をされるような,私の不適切な言葉の使い方,表現というものがそのような結果になったこと,非常に反省しております。私自身の政治活動や言動について厳しい御指摘を受けている最中でもあり,会見での応答に当たっては十分に言葉を選び,懇切丁寧に説明したり発言したりするべきだったと反省しております。私自身のそういう言葉遣いの不明も恥じまして,重ねて陳謝いたしますとともに,改めて皆様に対しましても,一週間前の記者会見の中における「雑音」という私の発言を撤回させていただきたい,反省とともに撤回をさせていただきたいと思っております。

【記者】
 靖国神社の参拝に関しまして,今日から秋の例大祭が始まりました。以前,大臣は外国特派員協会で閣僚在任中の参拝はないという趣旨のことをおっしゃっていたと思うのですけれども,改めてこの例大祭の期間中に参拝の御予定があるかないかという点と,閣僚在任中の参拝についての考え方をお聞かせください。

【大臣】
 まずこの秋は行きません。私は今50代ですけれど,10代,20代,30代,それぞれの年代に,自分の気持ちの中で,国のために命を落とされた方を敬う,感謝するという気持ちで,時折,靖国神社にお参りしてまいりました。それは,あくまでも日本国民松島みどりとしてのお参りで,それを私が国会議員になったからとか,副大臣とか大臣になったから,だから行くのだというそういう性格のものではありません。ですから,みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会にも入っておりません。私は歴史が趣味ですから,いろいろ読んでいるのですけれども,どんなにお辛かっただろうということを自分の心の中で思いながら,お賽銭箱にお賽銭を入れるという形でお参りをしております。それは,日本人松島みどりとしてですが,特に閣僚在任中の場合には,これまでの一般的な通例として,いつであれ私が参拝したら,閣僚としてなのか,国会議員としてなのか,私人としてなのかと,そういう質問を受けると思います。そういう問答はしたくありませんので,閣僚在任中は靖国神社へはお参りしません。折に触れ,自分の心の中で今の日本があることの意味を,有り難さを感じていきたいと思っています。

【記者】
 小渕経産大臣の政治資金をめぐって不透明だと指摘されている問題について,御所見がありましたらお願いします。

【大臣】
 私は詳しい状況は分かりませんし,ほかの方の政治資金収支報告書を見ていません。状況が分からないので何とも言えません。

(以上)
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