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法務大臣閣議後記者会見の概要

平成27年7月24日(金)

 今朝の閣議では,法務省案件はありませんでした。

車座ふるさとトークに関する質疑について

【記者】
 今月19日に,さいたま市で人権擁護委員らと行った「車座ふるさとトーク」の御所感をお願いします。
 
【大臣】
 今月19日に,さいたま市の大宮アルディージャのクラブハウスにおいて,法務省としては5回目となる「車座ふるさとトーク」を実施しました。
  まず,「車座ふるさとトーク」に先立ち,大宮アルディージャのジュニアチーム50名の皆さんに対し,人権擁護委員,大宮アルディージャ育成普及本部長が人権教室を実施している模様を視察させていただきました。
  人権教室では,小学3年生から6年生までのジュニアチームの子どもたちが,いじめや外国人差別などの人権問題につき,大変真剣に考えておられる様子を拝見することができ,スポーツを通してそうした活動がしっかりと根を下ろしていることに,大変感銘を受けました。また,ジュニアチームの皆さんからユニフォームのプレゼントも頂き,大変思い出深いものとなりました。
  今回の「車座ふるさとトーク」は,「子どもの人権が尊重される地域づくり~地域で見守り地域で育む子どもの人権~」をテーマとして実施しました。
  今回の「車座ふるさとトーク」には,昨年度の全国中学生人権作文コンテストで大変優秀な成績を修められた学生さん,中学生,高校生のお二人のほか,学校関係者,児童相談所,民間団体,人権擁護委員等の皆様にも御参加いただき,いじめや児童虐待といった子どもの人権問題について,それぞれのお立場からの現状認識や,取組の実態について御発言がありました。
  それぞれのお立場で日頃から取り組んでおられる子どもの人権を守るための様々な取組について,相互に情報交換をする大変貴重な機会になったということで,やはり連携と協力を深め,地域を挙げて子どもの人権問題に取り組んでいくことが極めて大事ということとなり,具体的な連携協力の在り方にまで話が弾み,大変充実した議論が行われました。
  また,二人の中学生,高校生の立場でのフレッシュな目線でのお話もあり,特に子どもの時代には,自分が打ち込めるものをしっかりと持つことにより,他人を思いやる心を育むことができるのではないかという意見もありました。また,子どもの人権の問題は大人の問題でもあり,大人に対しての啓発が依然として必要という御指摘もありました。
  大変熱心で活発な意見交換が行われましたので,特に今回は大人の皆様だけではなく,子どもの御参加をいただき,しかも大変しっかりとした御意見の表明があり,大変充実したものであったし,画期的な取組であったと思います。
  そして,今回,大宮アルディージャのクラブハウスということもあり,スポーツが教える「相手をリスペクトする心」や「フェアプレー精神」は人権尊重の考え方に通じるものがあり,2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向け,スポーツを通じた人権啓発活動を推進していく必要性,重要性について再認識したところです。大変実りある視察をすることができ,こうした会合の中で御指摘されたことについては,施策に反映してまいりたいと考えています。

無戸籍者に関する質疑について

【記者】
 昨日,無戸籍問題を考える議員連盟による申入れがありましたが,無戸籍の発見と手続の連続化について,議員連盟も共同で道筋をつけていきたいということを会長も発言されていました。
 今後,タスクフォースでの各省との連携も進んでいくと思いますが,今後の対策についてお考えがあればお聞かせください。

【大臣】
 昨日,無戸籍問題を考える議員連盟の皆様が,この問題に対して二つの要請ということで来省され,意見交換もさせていただきました。
 無戸籍で大変苦しんでおられる方々がいらっしゃるということで,私も法務大臣に就任以来,これは基本的な人権に関わることだということで,今回,タスクフォースを設置したわけですが,しっかりと無戸籍の方を発見し,そして同時に寄り添う形で一日も早く戸籍を取得する手続をしていただけるよう全力で取り組んでまいりました。そうしたことについて,議連の方でもこれまでの取組については前進していると評価をいただきましたが,同時に,まだまだ無戸籍の方がいらっしゃるということで,議連からも協力をしていただくことができるということですので,大変心強く思っているところです。
 この無戸籍者の存在に関する情報収集について,この間取り組んできたわけですが,まだまだ十分ではないということで,他省庁との連携も含め,このタスクフォースの中でも議論を進めて実践していきたいと思います。また他省庁との連携によって,より充実した施策に結びつくことができるようにしてまいりたいと思っています。
 また,戸籍を作るということですが,それぞれ事情があると思いますので,法務局の窓口において寄り添いながら丁寧に御案内をし,そして無戸籍を解消していただくための様々な取組を,これからも十分に行っていかなければいけないと思っています。
 無戸籍者ゼロタスクフォースについては,法務省内の各関係部局で発足したわけですが,総務省,厚生労働省,文部科学省の担当者を構成員に迎え,7月21日に第2回の会議を行ったところです。
 無戸籍者の把握,そして無戸籍者の不利益状況の改善,それぞれの場面において,各省で認識を共有し,今後も十分連携していくことについて確認をしたという報告を受けています。
 また,申入れの中では,広報活動が重要であるということで,とりわけマイナンバー制度が実施される10月が大変重要な時期であり,制度を所管する内閣官房や総務省に対し,しっかりと具体的に広報をしていくべきであるという御指摘もありました。この点については,具体的な広報の在り方について,今申し上げた所管の省庁に対して既に検討の依頼を出しているところです。
 法務省においても,発見と解消それぞれの場面に応じ,関係省庁,あるいは関係機関ともしっかりとスクラムを組み,緊密に連携をしながら取り組んでまいりたいと思っており,議連の活動におかれましても御協力をお願いしたところです。

ヘイトスピーチに関する質疑について

【記者】
 ヘイトスピーチの関連で,今,参議院の方で,今後,法案の審議入りをするのではないかという話が上がっていますが,この議員立法で上がっている法案と政府で考えている調査の関係はどのようになっているのでしょうか。

【大臣】
 法案については,民主党などが国会に議員立法として提出しているということであり,法務大臣として,議員立法で提出されている法案についてのお答えは差し控えたいと思いますが,外国人に対する偏見・差別の解消については,人権問題としてしっかりと取り組んでいかなければいけませんので,引き続き,現行法を適用し,積極的に努めてまいりたいと思っています。
 調査についても,実態をしっかりと把握していくことが大事であると思いますので,どのような形で取り組んでいくかということについて検討を進めているところです。
 特に人権問題について各都道府県が実施している様々な調査があるということで,その収集と分析をしているところです。そうした中で各地域における取組の現状についても,各自治体の御協力を得ながら把握をしてまいりたいと考えています。
(以上)
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