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トップページ > 広報・報道・大臣会見 > 大臣会見等 > 訓示・挨拶 > 平成27年 > 大臣就任に当たっての岩城法務大臣訓示

大臣就任に当たっての岩城法務大臣訓示

平成27年10月8日(木)

 昨日,法務大臣を拝命いたしました岩城光英です。
 これから皆さんと一緒に仕事をさせていただくことになりました。
 どうぞよろしくお願いいたします。
 改めて申し上げるまでもありませんが,法務省は,国家の最も基本となる部分,骨格を支える役所です。
 そのような重要な役割を担う法務省の大臣を拝命したことは,これまで,多くの立派な先達がその職をお務めになられてきた歴史にも思いをいたしますと,本当に身が引き締まる思いです。
 今般,安倍総理からは,一つ目に,身近で頼りがいのある司法の実現に向けた司法制度改革の推進,二つ目に,個別法によるきめ細やかな人権救済の推進,三つ目に,「世界一安全な国,日本」をつくるための犯罪被害者の支援,再犯防止等,社会を明るくする施策の総合的な推進,そして四つ目に,我が国の領土・領海・領空の警戒警備に関する情報収集と適切な対処にしっかりと取り組むよう御指示を頂きました。
 いずれも,国民生活の安心,安全を確保する上で重要な課題であり,私としましても,これらを着実に実現・実行してまいりたいと考えています。
 もとより,これら以外にも,総理が「課題山積の法務行政」とおっしゃっていたように,法務行政は,観光立国の推進等に向けた出入国管理の一層の充実や,民事・刑事の基本法制の整備,訟務機能の充実強化など,様々な重要課題を抱えています。
 それらも含めた,法務行政全般にわたりまして,大臣として,その責任を果たしてまいりたいと考えています。
 私からは,4点ほど,皆さんにお願いをしたいと存じます。
 第一に,法務行政は,国民にとってどうしても分かりにくく,なじみにくいという側面があるようです。したがいまして,一般の国民の目線で,分かりやすくなじみやすいものとなるよう努めていただきたいということです。
 このことについては,これまでも皆さんが努力をしてこられたところと思いますが,それでもなお,一層取り組んでいくべき課題であると考えています。
 総理の指示にもありましたが,司法制度も含め法務行政全般について,どうすれば国民の皆様にとって分かりやすく身近なものとすることができるか,私もよく考えてみたいと思っていますし,皆さんにも,法務行政はそもそも分かりにくいものだなどと諦めずに,不断に検討を行っていただきたいと思います。
 第二に,私が市長を務めていた,その経験に基づくものですけれども,皆さんには,地域・地方の実情がどうなっているかということをしっかりと把握して,その上で,施策の在りようというものを考えていただきたいということです。
 地方の隅々にまで,法務省は,たくさんの現場の機関・組織を持っています。
 地方の視点に立てば,意外なほど,地域ごとに異なる実態があるということ,また,地域の声が予想していたものと違うという発見があると思います。
 そうしたものにも目を向けて仕事に励んでいただきたいのです。
 私自身も,できる限り,様々な現場を私自身の目で見て,職員から,また,地域の皆様方から話を伺いながら,自分自身の考えをまとめていきたいと思っています。
 第三に,国民の負託に応えられるよう,公務員としての自覚をもって仕事をしていただきたいということです。
 国民は,公務員や役所に多くの期待や信頼を寄せています。
 とりわけ,法務省の公正で誠実な職務への期待は大きいものがあります。
 その期待に応えるためには,職員の皆さん一人ひとりがそのことをしっかりと自覚して,常に自分自身に,適正な職務の遂行ができているかをたゆまず問いかけ続けていただく必要があると思います。
 そうすることで,法務省の組織全体が,そうした気風を保ち続けることができるものと考えています。
 第四に,私は,市長時代はもちろんですが,国会議員となってからも,役人の皆さんと一緒に仕事をする機会がたくさんありました。
 今日からは,法務大臣として,皆さんと一緒に仕事をすることになるわけですが,政治家の力と役人の皆さんの力とがうまくかみ合って初めて,本当にいい仕事,すなわち,国民にとってより良い施策を実現できるものと考えています。
 そのためには,やはり,信頼し合える,そういった関係を築く必要があります。
 私も全力で努めますので,皆さんにも是非力を尽くしていただきたいと願っています。
 以上,述べさせていただきましたが,いずれにしましても,目指すところは,私たちみんなの力で,いわば一つのチームとして,より一層,国民の皆様の生活を豊かで,安全・安心なものにしていくことであるのは言うまでもありません。
 そのためにたゆまぬ努力をしていくという私の決意を皆さんにお伝えし,訓示といたします。どうぞよろしくお願いいたします。一緒に頑張ってまいりましょう。
(以上)
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