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トップページ > 広報・報道・大臣会見 > 大臣会見等 > 記者会見要旨 > 平成28年 記者会見要旨 > 法務大臣閣議後記者会見の概要

法務大臣閣議後記者会見の概要

平成28年6月17日(金)

 今朝の閣議において,法務省案件はありませんでした。
 私から1件御報告があります。少年院の在院者が製作した絵画等の作品を通して,少年院における矯正教育を多くの方に御理解いただくため,この度,法務省ホームページ上に「少年院教育作品ギャラリー」を開設しました。
 少年院では,職業上有用な知識及び技能を習得するための職業指導や,情操を豊かにするための特別活動指導の一環として,日々,多くの在院者が様々な作品の製作に取り組んでいます。
 本ギャラリーでは,絵画,陶芸作品や手芸作品などについて,それらの作品ができるまでの工程,製作した在院者の感想,指導職員の所感や施設の様子等とともに,順次御紹介していく予定です。
 初回は,全国に八つある矯正管区ごとに,毎年開催している文芸作品コンクールの入賞作品を掲載しました。絵画や書道のほか,俳句,短歌などもあり,少年院の生活の中で在院者が抱いている思いなどが作品に良く表現されていますので,是非御覧いただきたいと思います。
 法務省においては,こうした取組を通じて,少年院が多くの皆様方から理解されることで,社会に開かれ,信頼の輪に支えられる施設となるよう力を尽くしてまいりたいと考えています。
 

性犯罪の罰則に関する質疑について

【記者】
 昨日,性犯罪を厳罰化する刑法改正の要綱が法制審議会の部会でまとまりました。松島元大臣の問題提起から始まり,上川前大臣の下で議論が進み,岩城大臣の下でこのような具体案としてまとまったと思うのですが,岩城大臣の御所見をお聞かせください。

【大臣】
 昨日の法制審議会刑事法部会において,強姦罪等の非親告罪化,強姦罪の構成要件の見直し,法定刑の引上げなどを内容とする要綱(骨子)が採択されました。これまで部会においては,大変熱心な御議論をいただき,昨日,結論を出していただいたことに感謝を申し上げたいと存じます。
 今後,法制審議会総会において,更に審議がなされるものと思っていますが,法改正すべきとの答申が得られた場合には,その内容を踏まえ,適切な時期に法案を提出できるように図ってまいりたいと考えています。
 

石巻3人殺傷事件に関する質疑について

【記者】
 いわゆる石巻3人殺傷事件で,昨日,最高裁判所が上告を棄却して,少年事件での裁判員裁判で初めて死刑が確定することとなりました。大臣の御所見をお聞かせください。

【大臣】
 判決については今のお話のとおりですが,個別事件における裁判所の判断について,私として所見を述べることは差し控えさせていただきます。

【記者】
 今回の最高裁判所の判決では,少年が犯罪を犯した際に,少年法の理念を踏まえたとしても,重大な結果に対しては相応の責任をとらせるべきだという最高裁判所のある種の考え方が反映された判決だと見ることもできると思います。その上で質問させていただきたいのですが,自民党から少年法の適用対象年齢引下げについても意見が出たり,省内で有識者の意見を踏まえた検討が行われている現在ですけれども,少年法の議論の方向性について今回の判決が与える影響をお聞かせください。また,どのような方向で議論がなされることが好ましいか大臣の所見をお願いします。

【大臣】
 基本的に今回の判決が与える影響について私からコメントを申し上げるのは差し控えますが,少年法の適用対象年齢の在り方については,刑事司法全般において成長過程にある若年者をいかに取り扱うべきかに関わる重要な問題です。この問題については,少年法固有の観点からの検討が必要であるとともに,選挙権年齢の引下げや,民法の成年年齢の検討状況を踏まえた検討を行う必要があると考えています。法務省においては,この問題を検討するのに必要な基礎的な知見を幅広く得るため,昨年11月から若年者に対する刑事法制の在り方に関する勉強会を実施し,関連する多様な分野の研究者や実務家,一般有識者から御意見をお伺いしています。私どもとしては,まずはこの勉強会における研究の結果を待ちたいと考えています。
 

女性職員の活躍に関する質疑について

【記者】
 本日付けの法務省人事において,保護局長に女性が就任されます。女性局長がお二人になるのは初めてだと思うのですが,受け止めをお願いします。

【大臣】
 女性の登用という目標を政府でも共有していますので,今回の複数の幹部の登用は,喜ばしいことだと思っています。今後の活躍を期待しています。

【記者】
 省内において,女性の活躍という点では,今,取組は進んでいると思われますか。

【大臣】
 女性にかかわらず,男女共に優れた人材が我が省は豊富ですので,そうした中で,女性の活躍が今後ますます発展していくものと考えていますが,そういった方向性で私たちも取り組んでいきたいと思っています。
 
(以上)
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