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法務大臣閣議後記者会見の概要

平成28年11月1日(火)

 今日の閣議において,法務省案件はありませんでした。

トラスティド・トラベラー・プログラムに関する質疑について

【記者】
 今日から,「自動化ゲート」の利用対象者を外国人ビジネスマンなどに広げる制度が始まります。制度の意義と期待される効果をお聞かせください。

【大臣】
 今日11月1日から開始した,トラスティド・トラベラー・プログラム,TTPは,これまで日本人及び再入国許可等により出入国する外国人に限られていた自動化ゲートの利用対象者の範囲を「短期滞在」の在留資格で入国する外国人ビジネスマンなどにも広げる制度です。この制度を利用される方は,審査ブースに並ぶことなく自動化ゲートを通過することができるので,審査待ち時間がほとんどなくなるものと考えています。そして,この制度によって,自動化ゲートの利用者が増えることにより,審査ブースで審査を受ける外国人の数が減少することから,審査待ち時間の短縮が図られ,結果的に全体として審査の迅速化,円滑化が図られるものと考えています。
 先日,関西空港等に導入したバイオカート,今般のトラスティド・トラベラー・プログラム,そして今後導入を予定している新たな技術を駆使して,審査待ち時間の更なる短縮に努めていきたいと考えています。

再犯防止シンポジウムに関する質疑について

【記者】
 10月29日にあった再犯防止シンポジウムの中で,大臣は冒頭の挨拶の中でも非常に熱いメッセージを送られていましたが,少年の更生を支える様々な立場の人たちから貴重な報告があったと思います。現在,法務省では少年法の適用年齢引下げを含めた若年者に対する刑事法制の在り方を検討していますが,改めて,少年院や少年鑑別所など少年の更生に寄与する仕組みについて,どのように受け止められているかお伺いします。

【大臣】
 10月29日は,私も出させていただき,冒頭の御挨拶をさせていただきました。再犯防止シンポジウムは,前回に続いての非常に重要な施策です。少年院及び少年鑑別所で実施している処遇は,少年の再犯防止・再非行防止に一定の効果を上げていると考えています。今後も,個々の在院者・在所者の問題性,あるいは必要な支援ニーズに対応し,処遇の充実に努めていきたいと考えています。例えば,矯正教育であったり,訓練であったり,少年院における処遇の充実,少年鑑別所の処遇の充実に,引き続き努めてまいりたいと考えています。少年法についても触れられましたが,少年法適用対象年齢を含む若年者に対する刑事法制の在り方は,現在,若年者に対する刑事法制の在り方に関する勉強会において検討が行われています。これは御承知のとおりですが,公職選挙法等の一部を改正する法律附則の趣旨,あるいは民法の成年年齢についての検討状況等も踏まえ,この勉強会で,去年の11月から今年の7月まで10回にわたって,ヒアリングを行うなど,検討を重ねている状況です。今後の見通しについては,これまで実施したヒアリング等も踏まえて,内部検討を進めているところです。そして,この取りまとめの時期等の今後の予定については,現時点では,まだお答えすることは困難であります。

外国人の人権状況に関する調査に関する質疑について

【記者】
 法務省は,今月から,国内に住む外国人に対する差別の実態調査を始めるということですが,この調査の意義や期待するものについてお聞かせください。

【大臣】
 法務省の人権擁護機関においては,従来から,「外国人の人権を尊重しよう」ということを,啓発活動の中の強調事項の一つとして掲げており,各種の啓発等を実施してきたところであります。それらの活動に関連し,ヘイトスピーチを含め,我が国に暮らしている外国人に対する差別や偏見がどういう実態にあるのかを把握することも大変重要であると認識しています。そうした中で,外国人の人権状況に関する調査を近いうち実施することになりました。その調査の結果については,今後の啓発活動その他の人権擁護施策をより一層推進させていくための基礎資料として役立てていきたいと考えています。
(以上)
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