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トップページ > 広報・報道・大臣会見 > 大臣会見等 > 記者会見要旨 > 平成31年 記者会見要旨 > 法務大臣閣議後記者会見の概要

法務大臣閣議後記者会見の概要

平成31年2月12日(火)

 今朝の閣議において,裁判所職員定員法の一部を改正する法律案が閣議決定されました。今国会における成立に向け,慎重かつ丁寧な御審議をお願いしたいと考えています。

児童虐待防止に向けた新たな対策に関する質疑について

【記者】
 千葉県野田市の小学4年の女児が自宅で死亡し,両親が傷害容疑で逮捕された事件を受け,政府は先週,関係閣僚会議を開催し,児童虐待防止に向けた新たな対策を決定しました。安倍首相も「子どもの命を守ることを最優先にあらゆる手段を尽くす」と述べられていますが,法務省として今度どう対応するのか,強化していく対応策があればお教えください。

【大臣】
 まず,本当に痛ましい虐待事案が後を絶たないということで,これは本当にあってはなりませんから,児童虐待防止施策は政府を挙げて取り組むべき重要な課題であり,法務省としても全力を尽くす所存です。
 先週金曜日(2月8日)に開催された関係閣僚会議においても,まず,昨年7月に取りまとめられた緊急総合対策を更に徹底強化していくことが大事であるということが確認されたところです。
 これに関して法務省では,全国の法務局における電話相談窓口「子どもの人権110番」や,小・中学生を対象とした「子どもの人権SOSミニレター」を始めとする人権相談を対象者本人のみならず,その兄弟等の近親者に対する児童虐待事案を発見するための手段としても活用することや,人権擁護委員が地域の人権啓発活動等を通じて,同種事案を十分意識して情報収集に努めるということが盛り込まれているわけですが,これらをしっかりと徹底していくことで,児童虐待事案の早期発見が可能ではないかと考えています。
  また,2点目として,非行のある子どもやその保護者等への支援の強化として,非行の背後に児童虐待事案が隠れている場合があり得ることから,その発見に努めるとともに,子どもの問題行動に悩む保護者に対して,心理教育プログラムの実施等により,虐待の未然防止を図るための体制強化を図るであるとか,既に少年院や保護観察所の対象になっている者の被虐待経験を的確に把握し,適切な指導や支援を行っていきたいと考えています。
 保護観察所においては,要保護児童対策地域協議会に参画することで,関係機関との連携体制の強化を促進し,縦割りではなく横断的にしっかりと取り組む必要があると思います。
 検察当局においても,例えば,児童虐待事案について代表者聴取(協同面接)の取組等を適切に実施するとともに,警察,児童相談所等の関係機関とも緊密に連絡していく必要があると考えています。
 その他,各省庁とも更にできることはないかということ,例えば,文部科学省や厚生労働省とも連携して,新たに何かできることはないか,できることは全力でやるという姿勢で取り組んでまいりたいと考えています。

成田空港における上陸審査手続中のベトナム人逃走事案に関する質疑について

【記者】
 2月10日に成田空港において,上陸審査手続中のベトナム人女性が逃走するという事案が発生しました。まだ逃走を続けているようですが,現在,把握している状況を教えてください。

【大臣】
 2月10日,成田空港において,上陸審査手続中であったベトナム人女性が,航空会社から委託を受けた業者に付き添われて空港内を移動中,業者の隙をついて逃走し,所在不明となる事案が発生したとの報告を受けています。
 現在,東京入国管理局成田空港支局において,警察と連携し,身柄の確保に向けて鋭意調査中です。業者の付添い自体については,元々航空会社は入管法及び入管法施行規則の規定により,上陸許可を受けていない外国人が上陸することを防止するために必要な注意及び監督を行うことにより,入国審査に協力する義務が課されています。本件ではこのような協力義務に基づき,航空会社から委託を受けた業者がベトナム人女性が上陸審査場に向けて移動する際に同行していたということです。
 厳格な水際対策が求められる中にあって,このような事案が発生したことは極めて遺憾です。航空会社等に対する適切な指導の徹底や,逃走防止のための入国管理当局と協力いただく航空会社等との十分な連携などにより再発防止に万全を期するよう,即日,入国管理局に指示したところです。
(以上)
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