大臣就任に当たっての千葉法務大臣訓示
平成21年9月17日
この度,法務大臣を拝命いたしました千葉景子です。どうぞこれ以降,皆さんと力を合わせまして法務行政,そして多くの皆さんの安心できる社会,そして人権が守られた本当に温かい社会を作るために力いっぱいまい進をしてまいりたいと思っていますので,皆さんの御奮闘を心からお願いをする次第です。
この度,私が就任に当たりまして,御存知のとおり,新しい政権が誕生する,そういう中で,法務大臣を拝命いたしました。多くの国民の皆さんが大変時代の変化,そしてまたやはり一歩少し殻を破って新しい社会を目指していこうと,こういう気持ちで多分新しい政権を作ってくださったと,こう受け止めさせていただいています。それは法務行政でも同じことが言えようかと思っています。拝命につきましては,総理大臣から,とりわけ法務大臣には,身近でそしてまた充実した司法をより一層推進をするように,そして人権が尊重され,誰もが安心して暮らせる社会を作る,そういうことにしっかりと力を入れるように,こういう御指示をいただきました。
そして,もう皆さんには御承知のところであろうかと思っていますが,今回の政権を皆さんに作っていただくに当たり,マニフェストを通しまして,私たちがやっていくべき仕事,これについても国民の皆さんと御約束をさせていただきました。これにつきましては,また今後,皆さんにも良く御検討いただいて,そしてまた,皆さんの御知恵も是非,出していただいて,これに基づいて一つ一つの施策を推進していきたい,こう考えていますので,是非また,既に手掛けていただいていることであろうかと思いますけれども,より一層検討を続けていただけますことも併せてお願いをしたいと思っています。また,この間,皆さんが本当に身を粉にして,様々な課題について,その推進に当たられてきたこと,私も承知をさせていただいています。是非,それもまたより良い方向に実りあるものになりますように,私もまた皆さんからいろいろと学ばせていただくことも多いかと思いますけれども,これもきちっと推進をさせていただきたいと思っています。
いずれにいたしましても,是非一つだけ皆さんの頭においていただければと思いますのは,これまで続けてきたその蓄積というのは大変大事に尊重しなければいけないことではありますが,ここで多くの皆さんに期待をしたいことは,まずこれまでとは違ったことをやはりやってみようと,そして,ダメだというところから始まるのではなくて,できるんだ,しかしその為には何が必要なのだろうか,こういう発想で,新しいものにまず目を向ける,そして問題点を様々皆で知恵を出し合っていくと,こういうことで是非そんな頭を持っていただいて頑張っていきたいと思います。私も今回は政治主導という表現がされていますけれども,これは決して皆さんの御力が不要だなどという意味では全く無いと承知をしています。むしろ政治に携わる者が多くの皆さんの思いを,そして意見をいただいて,このような役目をおおせつかっているわけですので,むしろ我々が先頭に立って身を粉にしてその皆さんの思いを何とか遂げていくと,そういう意味で政治家がしっかりと仕事をするように,こういう趣旨だと受け止めています。そういう意味では皆さんの仕事と両輪をもって,これは成し遂げられることだろうと思いますので,どうぞ皆さんの御指導もそしてまた御奮闘も心から私から期待をさせていただく次第です。いずれにしましても両輪で頑張っていかなければ成し遂げられない,そういう課題ばかりです。どうぞ皆さんの益々の御活躍を心からお願いさせていただいて,本日の皆さんへお願い,そして就任のごあいさつにさせていただきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。御奮闘お願いいたします。ありがとうございます。