法務大臣閣議後記者会見の概要(平成21年1月20日(火))
平成21年1月20日(火)
おはようございます。
【自民党役員会での麻生首相の指示に関する質疑】
Q:総理が昨日の役員会で,国会議員の定数の削減と歳費の削減について具体的な検討をするように指示しました。今,厳しい財政状況下で,国会議員が自ら身を切る覚悟を示したものだと思うのですが,このお考えについて,大臣はどう考えますか。
A:私,実は,話の内容を全然聞き及んでいませんので,本当におっしゃられたかどうかも分からないし,今,現時点ではお答えを差し控えます。
Q:国会議員の定数が多いというような認識を持っていらっしゃるとかはありますか。
A:それは,あるいはそうお考えになっているかもしれませんけれど,今まであまり聞いたことがありません。
Q:大臣御自身は,歳費の削減も含めて,どのようにお考えでしょうか。
A:それは,総理がお決めになれば仕方ないですが,減るというのは悲しいですね。
Q:選挙制度についても,検討の余地があるのではないかというような趣旨の発言をされていたのですが,いかがですか。
A:それは,時々,私も耳にしていますし,この間の自民党大会でも,それに類似した話がありました。結局,私も元来,小選挙区制に反対する立場であったのですけれど,やはりその弊害がいろいろと出てきているということをお感じになっているのではないかと思います。それと,この間の自民党大会の時は,要するに,日本が衆・参ねじれているといいますが,諸外国を見ても,そんなに珍しいことではありません。やはり日本の現状における問題は,そうしたねじれた中での意思決定が,どうもスムーズにいかないというところにあり,それは,やはり,アイテムとしては,衆議院が優位であって然るべきではないかとか,その辺の再検討も必要ではないか。それから,衆・参の議員の選ばれ方が選挙区と比例区というように非常に類似していますよね。それで,やはり選び方も再検討する必要があるのではないかというニュアンスのことをおっしゃったと思いますが,それについては,私もまったく同感です。
Q:与党内には,小選挙区制を廃止して,中選挙区制を復活すべきというような意見もありますが,大臣はどうお考えですか。
A:個人的には,私もそう思いますけれども,ただ小選挙区制で選ばれてきた国会がお決めになることですから。私は,中選挙区も経験していますから,むしろそれに戻ることもそんなに奇想天外なことではないですが,やはり小選挙区制で出てきた人は,自分の土俵を変えるということは,なかなか大変で,言うは易く行うは難しではないかなという気がします。ただ,個人的には,やはり今の選挙制度に問題を感じていることは事実です。
(以 上)