法務大臣閣議後記者会見の概要(平成21年9月4日(金))
平成21年9月4日(金)
おはようございます。
【政権交代に関する質疑】
Q:今日の閣議で,どんなお話が出たかということと,あともう一つは,今,次の政権の移行のために政策的な引継のこととかいろいろと項目としても挙げていらっしゃるのではないかと思うのですけれども,法務省としては,何かこれをという重点的に挙げていらっしゃるものがあればお考えをお聞かせいただけますか。
A:閣議では既定の案件が処理をされました。閣僚懇談会では,ちょっと時間があったので四方山話みたいなことがありましたけれども,特にここでお話しするような発言はありませんでした。
先日,民主党代表及び幹事長より,総理大臣及び官房長官あてに政権の円滑な移行に係る協力要請があったということですけれども,私も麻生内閣の一員として最大限の協力をしていきたいと考えています。法務省は基本的人権の擁護や法秩序の維持を基本的使命としていまして,この協力要請に挙がった項目以外にも,例えば裁判員制度を始めとする司法制度改革の推進,あるいは再犯防止など治安回復に向けた取組,不法滞在者対策や改正入管法の施行準備,民事法制の整備といったことなど,国民の生活や権利利益と密接に関わる重要な課題を多数抱えています。従いまして政権交代によってこれらの重要課題への取組を滞らせることのないように新政権へとしっかりと引き継いで法務大臣としての責務を果たしたいと考えているところです。
Q:民主党の人事で,昨夜小沢一郎代表代行が次の幹事長になることが決定しました。小沢代表代行に関しては,献金事件があって代表を辞められたばかりということもあり,今,政策秘書が起訴されている状態にあるのですが,今回の小沢代表代行の幹事長就任という人事を,他党のことではありますが,どのように御覧になっているかということをお聞かせください。
A:今おっしゃるとおり他党のことですので,私から論評は差し控えたいと思います。
Q:総裁選のことですけれども,特別国会前にやるべきだとか後で良いだとか,そういった議論が出ていますが,大臣のお考えはどのようなものですか。
A:私は格別こうだという定見を持っているものではありませんけれども,そんなに取り立てて急ぐ必要もないのではないかと個人的には思っています。それよりもやはり党員の意思をはっきりと踏まえた決定がなされることが重要だと思います。
Q:どのような方が出馬するべきだとかそのようなお考えはありますか。
A:今申し上げるようなことはありません。
Q:民主党に政権が代わると,法務行政でいいますと取調べの全面可視化に向けて動き出すと思うのですけれども,可視化について改めて大臣のお考えをお願いします。
A:これは再三再四申し上げていることですが,この問題については,刑事手続全体における被疑者の取調べの機能とか役割とか,その他の捜査手段の在り方との関係,ひいては我が国の治安をどのようにして維持していくかといった総合的な視点からの検討が必要であると思っています。その考えは今もって変わりません。
(以 上)