法務大臣閣議後記者会見の概要(平成21年9月25日(金))
平成21年9月25日(金)
おはようございます。
【補正予算に関する質疑】
Q:既に今日,副大臣,政務官が視察に行かれているところかと思います。大臣としても,今後見直しに当たって,現場の視察も御予定があるかと思いますけれども,例えば重点的にこういうところからとか,今見直しについてお考えになっていらっしゃることをお聞かせください。何箇所の施設に行かれるとか,分かっていれば教えてください。
A:この見直しにつきましては,既に総理から指示があります。その指示に従いまして,法務省にかかわる補正予算につきましても,きちっと見直しをしてまいりたいと考えています。ただ,法務省の補正予算にかかわるところは,やはり国民の安心,安全にかかわる,そういう部分が大変多く,施設と言いましても,矯正施設のようなところが多いわけですので,そこは踏まえながらも,しかしきちっと不要なところは,あるいは急ぐことがないというようなところは,見直し,そして今後に備えていきたいと思っています。既にこれは副大臣,政務官に指示をさせていただいて,そして私も含めて,できる限り現場を見ながら,最終的な判断をさせていただきたいと思っています。
Q:大臣としては,これからどんなところを御視察に行く予定をされていますか。
A:私は,栃木の女子刑務所へ視察を行う予定でいます。
Q:そのほか,御予定はありますか。
A:今,私はそこを基本にさせていただいていますけれども,副大臣と政務官が既に今日,視察に出向いています。副大臣,政務官が精力的に視察をさせていただくという方向になっています。
Q:これまでにヒアリングなども少しずつやっていらっしゃるわけですけれども,実際にこれはちょっと不要ではないかなと思われるような点,お感じになっていらっしゃるとか,その点,感触としてはどうでしょうか。
A:これは,これから視察の結果も踏まえながら,最終的には,副大臣,政務官とも協議をしながら,最終的な結論を得てまいりたいと思っています。
【政務三役会議に関する質疑】
Q:先週,政務の三役が揃いまして,第1回目の会合がもう既に開かれていることかと思いますけれども,その際,お話に出た,例えばどんなことがあったかとか,これから三役会議を省内のどういう会議と位置付けられて運用されていかれるのかと,そういったお考えを教えていただけますか。
A:第1回をやりまして,基本的には,私たちに課せられていますマニフェストに掲げている政策を,今後どのように実行していくかと,今後改めて段取りとか方向性の協議を続けていくというようなことを話し合いをさせていただき,それをその後直ちに事務次官,そして幹部職員の皆さんに私どもの基本的な考え方をお伝えをさせていただいたということです。これは私たちが政策のリーダーシップをとっていく,そしてそれに基づいてそれぞれの担当部署の皆さんに力を発揮いただかなければいけませんので,そういう意味では,最終的なと言うのでしょうか,意思決定をする,政策決定の場にさせていただくということかと考えています。ただ,せっかく同じところにいますので,基本的には週に2回あるいは3回を定例にし,そして随時いろいろな課題につきましては,臨時に開かせていただくという形におおよそしていきたいと考えています。
Q:定例と言いますと,省によって月曜日,木曜日とかあるようですけれども,大臣としてはどの曜日というのはありますか。
A:こういうときと,国会が開かれているときとは違うと思いますし,今,緊急と言いますか,スタートしたところですから,視察に出なくてはいけないと,こういうこともあります。そういう意味では,今のところはちょっと不定期型になっていますけれども,できるだけ,週3回くらいはきちっとやっていきたいと考えています。
Q:三役の役割分担ですけれども,副大臣はどういう担当をして,政務官はどういう担当をするとか,先週の初会合で決めたことはありますか。
A:基本的には,やはりマニフェストについて三者で協議をしながら進めていくということですが,例えばこれから国会議員の皆さんとの各省政策会議のようなところなどは,できるだけと言うか,副大臣,政務官がきちっとした窓口なりになって対応していくことになるだろうと,こういうような話をさせていただきました。
Q:担当分野は決めているのですか。
A:担当分野は,まだ固まった形では決めていません。いずれにしても,最終的には私のところで責任を持たせていただくことです。
【取調べの可視化に関する質疑】
Q:中井国家公安委員長は,可視化について,やはりこの間も,いろいろなメディアのインタビューにも,それぞれ掲載されたり報道されたりしているのですけれども,おとり捜査であるとか,司法取引であるとか,別の手段もワンセットと言うか,併せて考えていくと,そしてこの4年以内にという展望を示されているようです。これは千葉大臣と,やはりお考えがちょっと違うのではないかなというところも見受けられるので,改めてこの点について今,どういう協議をされているのかとか,御説明いただけたらと思います。
A:私は常々申し上げていますように,取調べの可視化ということについては,認識は一つであろうと認識をしています。それとは別に,捜査の充実とか在り方について,どのようなことがあるのかという御議論は,それは中井大臣の御管轄のところでもありますので,それを私が云々ということではありません。可視化ということについて,共通であるということはこれまで申し上げてきたとおりだということです。
Q:省内の方では検討チームなどは立ち上げられたのでしょうか。
A:マニフェストの課題をどのような手順で,それからどのような時期に,どうやってスタートさせるかということを副大臣,政務官と今,それをどう動かしていくかというようなことを検討しているところです。
Q:中井大臣が,千葉大臣と今後協議していきたいという発言をされていたかと思うのですが,今もう協議が始められているのか,あるいは今後いつごろ始める御予定なのかということと,中井大臣が可視化の目的について,党の見解とはちょっと違う部分があると,えん罪防止だけではないというようなこともおっしゃっていたかと思うのですが,大臣は可視化の目的についてはどのようにお考えでしょうか。
A:基本的にはえん罪の防止というのが大きな目的ではありますけれども,決してそれだけではありません。例えばいわゆる裁判自体が直接的な公判廷で行われるという,そこに私は大きなこれからの流れがあると思いますので,そういう意味ではそれをある意味では支えると言いますか,それに寄与するということも私はあると思っています。これまで長年に渡って一番争われて,そして裁判が長期化をするというようなことの一つに自白なりが任意であったかと,そういうところが争われる,それによって大変長期化しているということもありますので,裁判員制度等を考えますときには,そういったことがあってはならない,だとすれば可視化をすることによってそういう弊害を除去していくという機能があると思っています。中井大臣とは別に協議をさせていただくことは全くやぶさかではありません。ただ具体的にはまだスタートしたところではありません。
Q:例えば臨時国会前にとか,そういうようなことはありますか。
A:まだ確定していません。
【各省政策会議に関する質疑】
Q:副大臣が主催される各省政策会議ですけれども,法務省としては,いつ第1回をやって,どれくらいの頻度で行われるということをお考えなのでしょうか。
A:これは私どもだけで独自に構成をしていくのか,あるいは内閣としておおよそのこういう一定の形でいくのかということを今官房の方とも詰めさせていただいているということです。独自にどこ省型とか,そういうふうになるのかどうかというのはちょっと今その辺の詰めをさせていただいているところです。
Q:時期的にいつごろ1回目をというのもまだでしょうか。
A:そうですね。できるだけそれはそのような大枠がきちっとしましたら早くやらせていただければとは思っています。
【閣議等に関する質疑】
Q:今日閣議が始まる前に,日本にいらっしゃる全閣僚の方々がお集まりになって,閣僚会議が開かれたかと思うのですけれども,このテーマ,何をお話しになられたのかということと,その場で大臣が何か御発言なされたのであればそれも併せてお願いできますでしょうか。
A:今日のテーマは危機管理についての共通確認ということです。特に私の方からの発言はありません。
Q:閣議そのものも,所要10分の予定と伺っていたのですが,40分強,お話しになられていたかと思うのですが,どういうテーマをお話しになられたのかお願いします。
A:これは,別に閣議そのものは短時間で終了しました。その後の閣僚懇談会は意見交換等々ですので,私から直接申し上げることはありません。
【指揮権に関する質疑】
Q:指揮権発動について,大臣のお考えというのはこれまでの会見でお話しされていると思いますけれども,小沢幹事長の秘書の事件の後に,第三者委員会の報告ということで,指揮権発動の運用について,研究,検討していくべきだというような文言が入っていました。それについては具体的に何か検討の場みたいなものを設けることをお考えですか。
A:特にありません。
(以 上)