法務省

文字の大きさを変更する

拡大する

標準に戻す

色変更・音声読み上げ・ルビ振りを行うアクセシビリティツールを利用するかたはこちら

平成21年 > 法務大臣閣議後記者会見の概要(平成21年12月8日(火))

法務大臣閣議後記者会見の概要(平成21年12月8日(火))

平成21年12月8日(火)  

 

おはようございます。

今日は,冒頭私の方から一言申し上げさせていただきたいと思います。去る12月4日,東京入国管理局成田空港支局職員が収賄容疑で警視庁に逮捕されるに至ったことにつきましては,出入国管理行政に対する信頼を著しく傷つけるもので誠に遺憾であり,深くお詫びを申し上げたいと思います。本件については逐一入国管理局から報告を受けるとともに,事件の全容解明のため,捜査に全面的に協力するよう,入国管理局に指示しています。また,捜査状況を踏まえながら,内部調査を徹底して行い,事実を解明した上,関与した職員の厳正な処分と,再発防止の観点からチェック体制の強化など万全な措置を図っていくようあわせて指示をしています。今後これらの方策を通じて,出入国管理行政の信頼回復のために全力を挙げてまいりたいと思っています。現状ではまだ捜査が行われているという状況で,まだすべて詳細を把握してはいないという段階ではありますが,いずれに致しましても大変遺憾な事態ですので,お詫びを申し上げますとともに,これからの対応を誤りなく進めてまいりたいと思っています。

【入国管理局職員の収賄事件に関する質疑】

Q:今の入管汚職事件に関連してですが,金額は今のところ500万円以上と報道されています。収賄事件としてかなり大きな事件だと思うのですが,これだけの金額になっているので,これまでに周囲で,職員についておかしいとか,そのような情報とかは把握できなかったのでしょうか。

A:今のところ,そのようなことは私も把握をしていませんし,気付いたという報告は,今の段階では受けていません。ただ,これだけの額にもなっていますし,期間も長くなっているということを考えますと,本当にそうであったのか,あるいはチェック体制が十分にあったのか,あるいは機能していたのか,このようなことを含めて,徹底して解明をし,二度とこのようなことがないような体制を整えていかなければいけないと,大変厳しく受け止めています。

Q:詳細については捜査中ということもあって,内部でも調査をされるということなのですが,今後再発防止については,どのようなスケジュール,どのような方向性で進めていかれるお考えでしょうか。

A:まだそこまで具体的に固めている段階ではありません。まずは捜査にきちっと協力をし,そして事実関係を把握をした上で,どのようなチェック体制,あるいは防止策をとることができるか,できるだけ早く検討をスタートしたいと思っています。

【不法入国事案に関する質疑】

Q:いわゆる生体認証,バイオ認証と呼ばれているものが,出入国管理で導入されていますが,指紋を海外で手術して,記録と照合できないようにして不法入国するということで摘発された事例があったかと思います。これについて,入国管理局として今後どのような対応をとって,このような事例を防止していくのか,それから現状としてどのような対策をとっているのか,これについて伺いたいのですが。

A:ちょうど昨年の12月になるのですが,法務省はその後,指紋の状態を入管の窓口のところで,ディスプレー上で確認できるような体制をとりました。提供された指紋の品質値についても厳格な基準を設けて,それが一定程度以下になりますと,入国審査官においてその場で指の状態を目視をする,そして,指紋に偽装がないか確実に確認をするという形にしています。従来は入国審査官のところでディスプレー上で確認をするというような形になっていませんでしたが,そこは改善をいたしました。そのような意味では,今の体制であれば防ぐことができたのではないかとは考えています。更に本年度中には,入国審査において,指に異物の付着がないかどうか,例えば薄いテープが貼ってあるとかも含めて指の状態を確認することができるような機器の配備も予定をしていますので,このような形ですり抜けることがないように,体制はその後,着実に改善をしているということですので,このようなことが起こらないようにきちっと対処していきたいと,今の体制でかなりそれは防止できるものではないかと考えています。

【児童ポルノに関する質疑】

Q:一部の報道で,児童ポルノに関連して政府内にワーキングチームを作るという予定があるということですが,法務省はこれについて,どのような関わりをしていくのか,今の時点でのお考えを聞かせてください。

A:これについてはそのような報道等を,私も承知をしています。もし,そのような形で作られるとすれば,法務省も積極的に協力をしていくというのは当然のことであろうと思います。

【事務次官の廃止検討に関する質疑】

Q:仙谷行政刷新担当大臣が,省庁の事務次官の廃止を検討するということを各社のインタビューなどで答えられているのですが,大臣御自身は,事務次官の役割と必要性についてどのような認識をされていますでしょうか。

A:そのような御発言があったということですが,今の段階で私もどのような役割,そして任務をしていただくかということについて,確定した検討といいますか,まとめているわけではありませんので,今の段階では申し上げることはできない,差し控えたいとに思っています。

Q:特に現時点では,方針について賛成の立場や反対の立場などはありませんか

A:まだそこまで整理はしていません。

【第二次補正予算に関する質疑】

Q:今日の閣議で第二次補正予算の経済対策について了解されたと思います。今回上積みをめぐって,国民新党との調整が長引いて先週から今週にずれ込んだわけですが,一連の動きについて閣僚としての受け止めを今一度よろしくお願いします。

A:今日,経済対策が決定をされまして,第二次補正予算についてはもう少し時間がかかるようです。初めての政権交代後の内閣でもあり,連立ということもありますので,いろいろ意見の調整ということには時間といろいろな協議がやはり必要だとは思っています。ただ,このような経済状況でもあり,あるいは本予算の編成ということもありますので,できるだけ早く,方向付けができることを私も願っています。

 

(以 上)

ページトップへ