報道発表資料
千葉県勝浦市と夷隅地区保護司会との就労支援協定締結について
千葉県勝浦市と夷隅地区保護司会は,就労支援の協定を締結し,2月12日,千葉保護観察所青木信人所長の立ち会いのもと,猿田寿男市長と積田寛芳会長が調印式を実施しました。この種の協定締結は首都圏で初めてとなります。
平成14年から平成23年までの累計で,保護観察対象者のうち,有職者の再犯率が7.4%であるのに対し,無職者の再犯率は,36.3%と約5倍になっています。(平成24年版犯罪白書による。)この数字からも明らかなとおり,再犯や再非行を防止するためには,社会の中で仕事を得ることが最も大切なことの一つです。
夷隅地区保護司会は,犯罪や非行の前歴を承知した上で雇用に協力する協力雇用主の開拓に力を入れており,今般,民間の事業所だけでなく,地方自治体にも雇用の創出について協力を求めたところ,就労支援の協定締結に至っています。
勝浦市は,今後,夷隅地区保護司会より推薦があった人を社会復帰のため,地方公務員法第22条第5項の臨時的任用職員として任用することができます。任用期間は6か月以内(ただし,6か月を超えない期間で更新できる)で,勤務場所,勤務時間,賃金等その他勤務条件は,勝浦市の定めるところによります。また,民間企業などへの常用雇用を目指す就職活動のための休暇(無給)を保障します。
これまで,勝浦市と夷隅地区保護司会は,犯罪や非行のない明るい社会を目指す“社会を明るくする運動”を通じて連携し,勝浦市内の中学校において,薬物乱用防止教室を実施するなどしておりますが,今回の就労支援の協定が勝浦市と地域で活動する夷隅地区保護司会とのさらなる連携につながることを期待するとともに,他の地方自治体と保護司会にも協力関係が拡充することを期待しています。
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