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研究部資料52(2006年)

 研究部資料52は「企業犯罪に関する「法と経済学」による分析」です。
 本資料は,「法と経済学」を専門とする当研究所の任期付研究官である筆者が,「企業犯罪に関する「法と経済学」による分析」と題して,「法と経済学」の視点から,90年代以降アメリカやEU諸国においてカルテルの摘発に関して導入・改正されたリニエンシー・プログラムに関する研究資料をまとめたものです。
 本資料の内容は,アメリカとEU委員会におけるカルテルに対するリニエンシー・プログラムの概要と運用状況,及びリニエンシー・プログラムが企業行動に与える影響の「法と経済学」の手法による分析となっていて,分析対象はリニエンシー・プログラムですが,同時に企業犯罪に対する制裁と抑止に関する「法と経済学」による分析の紹介という側面も有しています。