法務省

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先輩職員からのメッセージ (本省職員)

係員級

民事局

金久保 拓郎 
金久保 拓郎 
民事局総務課登記情報センター室登記情報第二係
金久保 拓郎 (平成21年入省・法律)


(1)今の仕事はどのような内容ですか。

 私は今,登記情報第二係の係員として,登記情報システム(法務局で行っている登記に関する業務を処理するコンピュータシステムのこと。以下「システム」といいます。)の保守・運用に関する業務を行っています。具体的には,登記制度を変更するような法令改正があった場合に,変更後の制度に合うようにシステムを改修したり,法務局から登記業務の処理に関する問い合わせがあった場合に,システム的な観点から回答するなどしています。

(2)登庁から退庁までの平均的な一日の流れを教えてください。

 9:10 出勤
 9:20 メールのチェックや手持ち案件の整理などをして,1日の業務の流れを仮決定
 9:40 システム改修に係る設計書の確認
11:00 法務局からの問い合わせに対する回答案作成
12:00 昼休み
13:00 システムに追加予定の新規プログラムが正常に動作するかのオペレーションテスト
15:30 システムに新たに追加すべき機能につき係内で打合せ
17:30 システム改修の内容を法務局に伝えるための事務連絡案作成
20:30 翌日以降にやらなければならないことの整理とその優先順位を付けてから帰宅
(以下参考情報)
22:00 6畳一間のアパートにおいて妻の手料理を堪能しながら晩酌

(3)入省後,一番思い出に残っている出来事を教えてください。

 入省2年目に,法務局の若手職員のための研修で民法の講師をやらせていただいたことが,とても大変だったので,強く記憶に残っています。研修生は,年上の方も多く,入省2年目の自分が講師をやるのはおこがましいのではとも思いましたが,せっかくの機会だったので,人に教えられるレベルまで必死で勉強し,結果的には大きな成長の糧となりました。

(4)社会人になってつらいことは何ですか。

 私は,学生時代にずっと空手を続けていたのですが,社会人になってから,仕事等が忙しくて空手の稽古が余りできなくなってしまいました。ただ,法務省には職員で作った空手部(法務・検察空手道部)があり,火曜日・木曜日の昼休みと金曜日の業後には法務省の地下で稽古を行っているので,業務に支障のない範囲でスケジュールを調整し,できるだけ空手部の稽古に参加することで,何とか空手を続けています。

(5)実際に働いてみて,法務省のどんなところが魅力だと思いますか。

 法務省では,登記や戸籍・国籍など,社会のインフラとして絶対になくてはならない制度を多く所管しているので,どの部署に配属になっても,常に大きな責任と共に大きなやりがいを感じながら仕事ができると思います。

矯正局

宮野 真名美
宮野 真名美
矯正局総務課人事企画係
宮野 真名美 (平成24年入省・法律)


(1)今の仕事はどのような内容ですか。

 永年にわたり勤続している職員や顕著な功績のあった職員を顕彰する「表彰」(具体的には,法務大臣永年勤続表彰,矯正局長表彰,人事院総裁賞,非常勤職員に対する感謝状などを実施しています)や,勲章や位階に叙する「栄典」を主に担当しています。その他,総合職試験関係や人事記録,文書管理に関する事務を担当しています。 

(2)登庁から退庁までの平均的な一日の流れを教えてください。

 8:30 登庁 メールチェック
 9:00 栄典書類のチェック
11:00 起案文書作成
12:00 昼休み
13:00 表彰書類のチェック
15:00 法務省官房人事課と打合せ
17:00 矯正管区からの回報の取りまとめ
21:00 残務処理,退庁

(3)入省後,一番思い出に残っている出来事を教えてください。

 官庁訪問です。昨年度は採用される側,今年度は採用する側と,両方の立場を経験することができました。訪問者の緊張した様子に昨年度の自分を重ねて応援するとともに,職員がどのような考えをもって自分たちの後輩を迎えようとしているのか,総合職職員に何が求められているのかを考えさせられました。
 内定が決まったときの皆さんのほっとした顔を見ていると私まで嬉しくなりましたし,相手に誠実に向き合うことのできるこの職場に来られて良かったと改めて思いました。

(4)社会人になってつらいことは何ですか。

 自分の時間が取りづらいことです。平日は仕事が終わると疲れきって帰宅するだけのことが多く,なかなか自由な時間が取れません。できる限り土日も休むだけでなく,外に出かけるよう心がけていますが,学生時代の生活との変化はだいぶ大きいと思います。

(5)実際に働いてみて,法務省のどんなところが魅力だと思いますか。

 素晴らしい先輩に囲まれて仕事ができることです。業務に関する知識や熱意だけでなく,人間として尊敬すべき方々ばかりの職場です。本省だけでなく,現場での勤務経験も積むことから,人と接することに関して目が肥えている方が多いと感じます。この先輩のようになりたいと思いながら,毎日を過ごせることは本当に幸せなことだと思います。

保護局

石井 周作
石井 周作
保護局観察課生活環境調整係
石井 周作 (平成22年入省・法律)


(1)今の仕事はどのような内容ですか。

 私は現在,矯正施設にいる人の釈放後の生活環境を整える「生活環境の調整」と生活環境を整えることが難しい人を対象として国が設置した一時的な宿泊施設である「自立更生促進センター」に関する施策の企画・立案業務を担当しています。どちらも,国だけで完結できる仕事ではなく,地域の協力・理解が必要不可欠です。どうすれば地域の人にとって安全・安心な社会にできるか日々考えながら仕事に励んでいます。

(2)登庁から退庁までの平均的な一日の流れを教えてください。

 9:15 出勤,メールのチェック
10:00 課全体のミーティング
11:00 保護観察所から生活環境の調整に関する事務の運用に関して質疑を受け回答
12:00 昼休み
13:00 統計の取りまとめ
15:30 厚生労働省の担当者と特別調整に関して協議
17:30 自立更生促進センターの運営状況について報告を受け,取りまとめ
18:15 残務整理の後,帰宅

(3)入省後,一番思い出に残っている出来事を教えてください。

 一番思い出に残っているのは,実際に犯罪をした人や,非行をした少年の立ち直りを支える現場での経験です。皆が順調に生活していけるわけではなく,時には人と関わる難しさを感じました。そして,現場で感じたことが,今の職場で施策を考える上で大切な財産となっています。こうした現場経験を多く積むことができることは,法務省の魅力の一つです。

(4)社会人になってつらいことは何ですか。

 働き始めたばかりのときは,右も左も分からない中で,自分が思っているような働きができず,気持ちばかりが焦っていました。しかし,こつこつと自分の貢献できることからすればいいのだと考え直し,謙虚に仕事と向き合えるようになりました。自分がここまでやってこられたのも,分からないことを聞いても,嫌な顔ひとつせず丁寧に教えてくださった上司や先輩,悩みを聞いてくれる同僚があったからだと思います。

(5)実際に働いてみて,法務省のどんなところが魅力だと思いますか。

 法務省の一番の魅力は,人です。まだ3年間ですが,どの職場においても,一緒に悩み考え,喜んでくれる仲間がいて,お互いに高め合うことができました。また,それに加えて,法務省は国民の権利利益の保護から治安維持まで様々な分野を所管しており,所管の違う同僚と語り合うことで,自分では気付かなかったことに気付き,視野を広げることができます。

入国管理局

大滝 陽
大滝 陽
入国管理局審判課上陸審判係
大滝 陽 (平成24年入省・法律)


(1)今の仕事はどのような内容ですか。

 私は,現在,全国の空港や港において上陸許可申請をしたところ,上陸条件に適合しないと認定された外国人からの異議の申出に係る業務を担当しています。異議の申出を受けて,法務大臣は,当該異議の申出が理由があるかどうか,理由がないと認める場合であっても,その者の上陸を特別に許可するかどうかを裁決しますが,私は,この裁決の前提として,個々の案件の調査・検討を行っています。

(2)登庁から退庁までの平均的な一日の流れを教えてください。 

 9:15 登庁,職員の予定確認,決裁文書の運搬,他課室との連絡調整
10:30 上陸審判案件の検討
12:00 昼休み
13:00 上陸審判案件について,地方支分部局(空港)の職員と連絡調整
16:30 適宜上司と相談の上,方針をまとめる
17:00 各種照会の集計及び報告
18:00 難民審判案件の検討
22:00 翌日の段取りを整えて退庁

(3)入省後,一番思い出に残っている出来事を教えてください。

 国家賠償請求訴訟の個別案件について,国が行った処分の適法性に係る主張を考える機会があり,その一部が答弁書案に反映されたことが印象に残っています。出入国管理行政上の様々な問題について,法律解釈の場面だけでなく,事実認定やそれを評価する場面においても,自ら考える機会に恵まれていること,調査能力や起案能力を涵養することができることにやりがいを感じています。

(4)社会人になってつらいことは何ですか。

 何がつらいと感じるかは個人によって異なると思いますが,仕事上及び私生活上において,これまでつらいと感じたことはありません。それは,つらいと感じる経験そのものを体験しなかったからか,または,つらい出来事であっても,つらいと感じなかったからだと思います。

(5)実際に働いてみて,法務省のどんなところが魅力だと思いますか。

 法務省は,法令に根拠を求めた業務遂行を重視しているところに特徴があるといえます。私は,個々の事案や問題について,法律の解釈及び適用によってそれらを解決する業務があるところに魅力を感じています。また,法務省入国管理局とその地方支分部局は,いわば理論と実践をそれぞれ担う関係にあり,両者の業務に携わりながら,出入国管理行政への理解を深めることができるところが魅力だと思います。


※ 執筆者の役職は,平成25年1月30日現在です。
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